LUCY ルーシーのレビュー・感想・評価
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意外と面白かったな!
2年前に観たけど、
SF的満載で面白かった!
主人公の女性が超能力に目覚める、
脳の働きが100%達するとどうなるか的な…
現実的にはあり得ないかもしれないけど、最後の宇宙全体像のシーンは想像力豊かな表現で、今のオレらが生きている世界もこんな感じなのかな…と。
現代から未来、過去全てを感じさせられたSF映画でもありました。
面白かったです!
笑いどころのないくそ映画
大真面目に映画を作って、何故こうなるのか?
・薬物を体内に摂取してしまった
まぁわかる。
・その影響で脳がよく働くよ
よかったな。
・重力、空間、時間、全てを操るよ
阿呆ちゃうか?
私がこの映画を観て、金を返せよりも前に
思い浮かんだのは、
「そのUSB、容量いくら?」だ。
トンデモ理論の跳躍
これはきっとテレンス・マリックせんせリスペクトに違いない!
なんでしょうか、このデジャブ感は?
デジャブ感と言っても、皆さん仰ってるイノセンス&アキラ的なラストではないですよ。
ひょんなことからマフィアの運び屋になってしまったルーシー(スカヨハ)が、体内のドラッグ(CPH4)により脳が100%覚醒していろんな能力が出ちゃって、悪人をばったばったとやっつけるってストーリーが、まさかの人類創世的な話しになり、人間とは、神とは的な、哲学的な宗教的な部分まで広がる。この壮大感。
そう!この感じを覚えてませんか?
親子の絆についてのお話しかと思ったら、宇宙まで、神までに広がった「ツリー・オブ・ライフ」化ですよ!!夕陽のクオリティには定評のある、テレンス・マリック化ですよ(馬鹿にしてません。尊敬してます)!!
なので脳が100%覚醒したら、人間消えるの?とかそういうところを突っ込むのは、無粋なんです!
つかみはOK
料理しきれてない
後半から急に眠くなった。もったいない。
何もスカヨハを使ってここまでの珍品を作らなくても
意外と序盤は雰囲気のある巻き込まれ型バイオレンスサスペンスな感じで、評判よりは全然面白そうだなと思いながら見ていましたが、なるほど・・・終わってみれば確かに珍品、最後はあまりにスケールが大きくなりすぎて、正直付いていけませんでした。
ただ、つまらなくはない、と言うかむしろある意味面白い!
人間離れした存在になっていくスカヨハを楽しむ映画と考えれば、これはこれで有りと言えば有り、でも描写はアレだし脚本もアレなので、あくまで珍品として面白いのであって、真面目に見る映画ではないでしょうね(笑)
しかし通常10%しか機能していない脳が100%機能したらどうなるかなんて、よく真面目にスカーレット・ヨハンソンを起用してまで作ろうと考えたものだね。
これがアメコミ・ヒーロー物とかならまだ分かりますが、巻き込まれ型サスペンスからあんなトンデモSF風に発展しちゃうと、見る方の心構えもちょっと・・・。
しかもそのきっかけが突っ込みどころ満載過ぎてねぇ(苦笑)
とりあえず、気弱な女の子から少しづつ覚醒していくスカヨハ嬢の演技は見応え十分、もう少しムチムチボディを堪能できる演出は欲しかったですが、スカヨハをただただ見たいだけなら間違いなく見て損はない映画でしょう。
でも脳が100%に覚醒するまでの、トンデモスーパー超人になっていく過程は笑っちゃうぐらいぶっ飛び過ぎて、しかも最後は何かシラけたようなラストでしたので、内容はホントお世辞にも褒められたものではなかったかなと・・・。
脳科学者を演じたモーガン・フリーマンも、完全に無駄遣い。
まあマフィアのボス役に起用したチェ・ミンシクの方は、雰囲気抜群である程度効果的だったのは多少救いでしたけど。
しかしベッソンは監督を担うと誰も止める人がいなくなってやりたい放題だなぁ、この人は脚本・製作だけにしておいた方がよろしいみたいで・・・。
非常に面白かったです!
まず、この映画をただの娯楽作品として見た方は理解が難しいと思います。この映画は宇宙の始まりや物理学関連の知識があるとより一層楽しめるようになってます。宗教というよりは何故人類が生まれたのか、何故宇宙が生まれたのかという事が最新の科学的な裏付けのあるデータに基づいて作られています。何故ルーシーという名前にしたのか(人類の祖と言われる類人猿と対面していますね)や、最後の場面はビッグバンから宇宙の始まりとされているインフレーションがイメージとして描かれています。これらの話をしだすと文字数が足りないので割愛しますが、何かを伝えたいとかではなく、宇宙が出来た(始まった)という事実がどう言うことなのか、人間はこれからどうなっていくのか、リュックベッソン監督も模索しているのでないでしょうか。最後にルーシーから渡されたデータがその答えなのかも知れませんね。
終わりかたに疑問符がついた人へ
この映画を観た友達から終わりかたが
微妙という言葉をよく聞きました
自分的にはすごく納得のいく終わりかた
だったので参考までに自分の考えをシェアして
みたいなと思います
この映画のラストを理解するのには、ある
西洋の独自の価値観を理解する必要がある
気がしました
それは、キリスト教の価値観です
西洋のほとんどの人はキリスト教の背景を
持っています。 キリスト教を信じていない
人でも、神様が人間を作ったという想像論の
話を絶対にどこかで聞いたことがあります。
それも、おとぎ話とか、神話みたいなもの
とは違って、もっとリアリティーをもったもの
として、心に留めてる人が本当に多いんです。
それが、西洋の文化の一部になっているんです
海外ではわりと高く評価された作品が
日本ではビミョーと言われてしまう理由は
これじゃないかなと思います。
じゃあ、キリスト教の何を理解すればいいか?
ポイントは2つあります。
1つは、キリスト教の「神様」の性質
もうひとつは、キリスト教の「人間」の性質です
まず「神様」の性質ですが、これは、
三つあります
全ての事を知っている。
全ての事ができる(不可能がない)。
全ての場所に(同時に)存在することができる。 この3つです
ここまで言うと、ルーシーは「神様」に
なったの!? と皆さん思うかも知れません。
実は、その通りです。ルーシーは
キリスト教における神様のような存在
になってしまったのです
でも、たかが脳が活性化したところで、
なんで神様になるんだよ!
って思う人もいるかも知れません。
ルーシーが神様のような存在になったといえる
もうひとつの理由が、先程ふれた二つ目の
ポイント、キリスト教における人間の性質です
冒頭でも話しましたが、キリスト教では
神様が人を作ったとされています。
では、どのようにして作ったのか?キリスト教
の聖典、聖書には、
「神はご自分にかたどって
人間を創造(作ること)された」
と書かれています
では、人間と、神様の違いって
何なのでしょうか?
この質問にとてもユニークな答えをだしたのがこのルーシーという映画なんです。
「神様は自分にかたどって(似せて)人間を作った
ときに、脳にリミッターをつけたんだ」 と
この映画は、最後の最後でこの映画の
本当の意味を
「I am everywhere(私はどこにでもいる)」
という一文だけで説明して終わるんです。
まさに、最後に謎か一気にとける素晴らしい
ラストだったんですね
ただ、先程説明したキリスト教の考え方を
含んだ西洋の文化を持たない僕らが観ると
えっ!? っていう終わりかたですよね
謎が解ける以前に、何が謎なのかも分からずに
終わってしまう、よく分からない映画って
思ってしまいます
いかがだったでしょうか?これが、僕なりの
解釈です。この映画がよく分からなかった方
が少しでもスッキリしていただければ幸いです
スカーレットヨハンソンの無駄遣い
近年稀に見る、広告上手なだけのクソ映画。
発想として人間の限界値を超える能力を駆使できるようになったらどうなるのかという点はとてもおもしろいのに、マトリックス的アクションに依存するだけで内容は陳腐。
ラストも巨大なデータを蓄積したハードディスクみたいになって、未来に技術を残すだけというイマイチ何がしたいのかわからない意味不明なラスト。
せっかくのスカーレットヨハンソンを無駄遣いしてるとしか思えない映画。
荒唐無稽なストーリー
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