バクマン。のレビュー・感想・評価
全345件中、301~320件目を表示
エンドロールまでが劇場版バクマン。
アニメ化された人気マンガの実写化はこうでなくっちゃ!
マンガとアニメの世界観をを含みながら
実写ならではの役者の個性が
うまくはまった作品になってると思った。
亜豆さん役だけがキャスティングミスなのか
演出ミスなのかあってなくて
不快にすらなるばめもあった。
エンドロールまで凝りに凝った
おもしろい作品。
サカナクションの音楽も
めちゃくちゃいい!
原作ファンとしては…
私はバクマン。を連載当初からずっと見て来て、ジャンプでも単行本でも読んでアニメも全話録画してDVDに落として…年始の総集編とかまで見てたくらいバクマン。が好きでしたが…はっきり言って、”この映画はバクマン。じゃない”って感じです。
バクマン。の設定を借りた別物です。せっかく映画代を払ったので最後まで見ましたが…周りのお客さんの中には、つまらな過ぎて途中で帰ってしまう方もチラホラ…おそらく途中で帰る方は原作ファンの方々かと思われます。バクマン。の他のレビューを読んでみても、面白いとしている方々は俳優さんのファンなんですよね…。原作を知らない方が見れば面白いのかもしれませんが、原作が好きな人にはお勧めできません…。映画はおろか、今後レンタルで見ることも勧めません。お金と時間の無駄です。
しかし、俳優の方々の演技は素晴らしかったと思います。これだけ原作を無視…いえ、大切にしていない内容の作品が見ていられるくらいの作品になれたのは、一重に俳優さん方の頑張りだと感じますし、一部の俳優さんを除いては原作をよく読んでキャラを理解し役に徹している事が伝わってきました。本当に、俳優さんに恵まれたんだと思います。
気持ちネタバレをしつつ、辛口で感想を書きます。キャラの口調や言葉使いも全然違う、亜豆は『超〜』なんて言葉を使う子じゃない、『すごく〜』って話し方だと思います。また主人公たちの呼び方もお互い最初は”おい”とか”お前”って呼び合ってたのに途中からいきなり”サイコー””シュージン”呼びで、何故そんな呼び方なのか、知らない人は分からないと思います。それに香耶ちゃんが出てこないので亜城木夢叶の名前が誕生しない…。服部さんなんか全然頼りなくて、誰おま状態。。。あと、大切にしている3つの事もジャンプならではの”友情、努力、勝利”に差し替えられていて、川口たろうが言っていた3つの事は一切出てこないという物悲しさ…。サイコーが倒れ、編集長に休載指示を受けた時、再度連載する為にはあの台詞があったからこそ編集長が折れたんだと私は思っています。それなのに一切カットしてて…編集長の威厳さというか、緊張感がなかった。新妻エイジなんて…原作では憎めないキャラなのに映画では憎らしいだけだった。愛嬌がなくて、発破をかけてるつもりなんだろうけど、原作に比べるとエイジはんな事しねぇよ!って事ばかり言ったりしたりで腹立たしかった。更にサイコーは最終目標がちゃんと2人の夢が叶う事だったのに、亜豆は声優になる事が1番になっちゃって、当初の目的が映画の途中でなくなってる状態。それに原作の様な強い意志のある亜豆じゃなかった。簡単に話すし会うし電話してるし…ケー番も既に知ってる感じで、バクマン。ならではの2人の恥ずかしいくらいなピュアさが感じられず、映画は漫画家になる事だけをやっていて…地味さを出さないために変なアクションとか入れてて無駄。あれを入れるなら、もっと亜豆との慎重な恋愛を表現して欲しかった…。連載が始まってるのに、アシスタントも無しで漫画書いてて驚いた。アシもなしで高校通いながら週刊連載をできると思われる表現は連載を頑張っていらっしゃる漫画家の先生方に失礼だと思った。変な所で現実味を出して、必要な所で手を抜いて…真実が伝わらない感がすごいある。もっと実際だったり原作だったりを大切にして欲しかった。これでは原作の先生方にも失礼なんじゃと思ってならない。原作ファンとしてはショックを受ける内容だった。
良かったのは、先に言ったように俳優さん方の演技くらいかと…。原作を知らず、更に原作に興味がない方ならそれなりに楽しめるんじゃないですかね…原作が好きな人が見るものではありません。以上、長々と批判的な事ばかり書いてしましましたが正直な感想のつもりです。失礼しましたm(_ _)m
美しき大バクチを応援する、素敵な時間
私事で恐縮ですが、
自分の好きなことをシゴトにしたくて、
20代の頃に壮絶な体験をしました。
新人は1週間家に帰れないことも当たり前で、
よく仕事場の床に寝たものです。
吐血して身体を壊して辞めていった仲間もいて、
夢を追いかけるなんてキレイなんかじゃなかった。
命を賭けた人生の大バクチを打っているんだと、
本気で思ったなぁ。
なんとかプロになっても、
ゼロから創造するシゴトは生みの苦しみがかなり辛いもので。
ライバルはたくさんいるし、賞などの印も必要。
しかも高みを継続しないと、すぐに干されてしまう。
代わりなんていくらでもいるし、新しい感性だって求められる。
そんな想いまでしてもなぜ続けられたかというと、
ゾクゾクするほどの目標があったから。
だからこその達成感も、ハンパなかった。
僕はこの漫画を見たことがなかったけど、
2人の気持ちが痛いほど分かって、
切なくて、後半は涙がとまらなかった。
ドタバタ青春ものだと思ってたから、不覚でした。
何かに打ち込んでる人や、
まだ一生のシゴトが見つかってない人は、
ぜひ観た方がいい。
自分が輝ける瞬間をつくるには、
自分で挑戦するしかないんだな。
そんなバクチも、
長い人生ではきっと財産になるはずです。
佐藤健くんが、抜群にいいですね。
以前仕事でご一緒させてもらったけど、
本当に努力の人。
それを決して見せないところが、彼の魅力だ。
今回の役作りも見事でした。
神木隆之介くんもうまい役者さん。
脳内ポイズンベリーよりも、
等身大な感じがして良かったです。
染谷くんのやり過ぎなカンジも、
さすがですね。
プロジェクションマッピングなどの
実験的な映像の数々も、
新しい発見がたくさんありました。
すごいクリエイティビティで、
監督はかなりのアイデアマンなんだなぁ。
漫画文化とこの映像表現は、
クールジャパンとして世界に受け入れられそう。
海外でも上映すればいいのにね。
劇中使用される漫画の原稿のクオリティが
高すぎて感心してたら、
原作者自ら描いてるんですね。
これもすごいなぁ。
原作ファンの方は
尺の問題や脚本など色々あると思うけど、
僕は読み切り漫画のように楽しめました。
美しき大バクチを応援する、素敵な時間だったなぁ。
何よりエンタメ映画なのに、
切なくて爽やかで、
少しだけ人生の指針をもらえますよ。
良かったです
染谷くんが出るというので(彼の出演作はたいてい面白いので)見に行きました。
原作も知っていますが、映画としてはいい所までで纏められていると思います。
ややご都合主義な部分もありますが、アメリカ映画でも見た気持ちでスルーできるレベルです(笑)
見る前は主演が逆じゃないの?と思いましたが、サイコーの決め台詞(だと思う)のところを決められるのは、佐藤健かなと感じました。目の血走りも良かったです。
神木くんは努力の人というよりも、サラッとこなせそうな(天持の才がありそうな)感じに見えるので、今回の映画では主人公向きではないのかなと。
原作を知っていても知らなくても楽しめる良い映画だと思います。
期待していただけに残念
原作からのファンで非常に期待感をもって観たわけなんですが
率直な感想で自分は面白いとは思えませんでした
原作が20巻もあるものを二時間の映画に纏めるとなるとある程度改変があるのは仕方の無いことだとは思うのです
しかし新妻エイジの役柄といい、ヒロインと主人公との関係性であったりと原作好きの自分としては首を傾げざるを得ないというか
自分は原作の設定を知っているので補足できる部分もありましたが
この映画でバクマン。を知った方は理解できたのだろうかと思いました
でも音楽や映像技術はなかなか楽しめましたし、高評価のレビューが多いのを見ると一般的には良作にあたるのかなと思います
ともあれ個人的には期待が大きかった分とても残念でした、やはり漫画原作で面白い映画を作るのは難しいと再確認した作品でした
原作も大好きで映画は試写会で観てきました。 ジャンプ好き漫画好きに...
原作も大好きで映画は試写会で観てきました。
ジャンプ好き漫画好きにはたまらない映画だと思います。冒頭のジャンプの歴史が紹介されるのシーンでまずそそられます
二人の主人公は配役は合っていたと思います特に性格が、亜豆とエイジはチョット原作とは違う感じでした、純粋さが薄れている感じでした
漫画制作の表現も圧巻でした
漫画家仲間同士の友情もよかったですね
個人的には編集部が新連載の会議をしているシーンがリアルな感じで好きでした
漫画家志望の人は良いインスピレーションを受けると思います
続編作って欲しいなー
ペンの音が最高です!
心地よいペンと紙の音、
プロジェクションマッピングの映像を見るだけで映画館で見る価値あり!です。
キャストの方々も素晴らしく、
皆さん役に合っていました。
コミック派としては、
この場面は欲しかった、
という思いはありますが、
それを差し引いても満足な作品です。
まっすぐで面白い!
少年ジャンプに挑む主役コンビの背中を押すかのようにエネルギッシュな映像と音楽が素晴らしい。
創作活動の苦しみと喜びを画面いっぱいに表現。
小さな達成感をまぶしながら、創造宇宙の無限の可能性への奮起と道なかば感に満ちていて前途洋々のワクワクに包まれた。
創作意欲を刺激される応援映画!
面白い
原作は全く知りません。
俳優陣に惹かれたのと、友だちが原作ファンで、タイトルだけは知っていた程度。
いやー面白かったです!
とにかく俳優さんが上手い!
あとは音楽もよかった!
ストーリーもキャラクターも分かりやすかったし、漫画家っていう、なかなか知らない世界を覗き見する感じも楽しかったです。
ジャンプは1度も読んだことないけど。
個人的にはまっすぐに頑張る感じとか、友情努力勝利とか、映画で見るには好きなので、見てて気持ちよかったし、ワクワクして素直に応援できました。
爽やか熱ーい内容なのに、軽く感じなかったのは、本当にキャストのおかげだと思う。
ハマってなかったらシラケちゃうようなシーンもいっぱいあったと思うけど、そんな風に感じなかったから。
メイン二人もだけど、山田くんがすごくよかった!
原作がどうかは知らないけど、続編も作れそうな内容。ヒットして続編出来たらいいなー。
よかった!?
原作を読んでいる人からすると、20巻を2時間に縮小しなければならないので、どこを削ってどこを残すのか、どこを変更するのかというのは気になる所ですが、個人的にはどんだけこねくり回したらこうなるのか、本当に残念な仕上がりでした。原作を読んでいなければもう少し楽しめたのかも。
とはいえ、音楽や映像の見せ方、演者さんの演技などは素敵でした。
この映画だと、亜豆が居る意味がほとんどなくなってるよね……
山田孝之さんやっぱりいいですね。 主役の佐藤健さんや神木隆之介さん...
山田孝之さんやっぱりいいですね。
主役の佐藤健さんや神木隆之介さんを引き立ててますね。脇役がしっかりしていると作品もしまりますね。
映像も凄かった。
Gペンの音がこの映画のキモで心地良かった。それと小松菜奈の漫画キャ...
Gペンの音がこの映画のキモで心地良かった。それと小松菜奈の漫画キャラが凄く可愛い!この2点と天才肌役をなんでもこなせる佐藤健がはまってた。「友情、努力、勝利」を謳うの好きじゃ無いけど、これは面白い。
「あり」じゃないでしょうか。
なんかこういう覗いてみたい業界(の現場)がテーマというだけで、引き込まれますね。
役者も、いい味出てたかと。染谷さんはちょっとダーク過ぎかな。原作は読んでないので比較できないですが。
後半のシーンで原画を武器?に殺陣?みたいなところ、映像的に面白いなと思いました。
ペン先の臨場感が凄い
『バクマン。』を鑑賞。
漫画:小畑健、原作:大場つぐみの「デスノート」コンビによる同名漫画の実写化。
主演は佐藤健、神木隆之介。監督は「モテキ」の大根仁。
高木秋人(神木隆之介)は、真城最高(佐藤健)が絵が上手い事を知り、2人で漫画家になる事を提案する。少年ジャンプでの連載を目標に編集部に原稿を持ち込む2人の前に、同じ高校生漫画家、新妻エイジ(染谷将太)が立ちはだかる。
過酷で地味な印象が強い漫画家という職業に焦点を当てているにも関わらず、主役の2人を高校生とした事により青春群像劇としてうまく仕上がっている。
映像センスも抜群で、漫画を描くという工程を実にスタイリッシュ且つスピーディーに魅せるその映像はエンターテイメント性にも優れており最後まで飽きることがない。
また、個人的にはペン先の描画音が素晴らしいと感じた。「ザッ」「ガリッ」というペン先独特の音を臨場感たっぷりに表現するそれはもはや音響効果として抜群の効果を生んでいる。
週刊少年ジャンプの全盛期を知る我々40代にはたまらない演出も多く、最高にイカすエンドロールも最後までご覧いただきたい。というより見始めたら途中では席は立てないはずだ。
主演2人とライバル君含めた3名が全く高校生に見えない事はご愛嬌。演技に関しては全く申し分ない熱演ぶりは流石。しかも担当編集者役はご贔屓の山田孝之である。キャスティングはほぼ完璧と言える。
漫画家志望の方々にはご都合主義にも映るだろうが、「そんなに簡単に天下の少年ジャンプで連載なんか出来るわけないじゃん」とは思わず、あくまでフィクションと割り切って素直に楽しむのが良い。
漫画に全く興味がないという方には辛いが、それ以外の方には是非オススメしたい作品である。
全345件中、301~320件目を表示