ターミネーター:新起動 ジェニシスのレビュー・感想・評価
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もう止めた方が…
第3作、4作と失敗に終わり、製作サイドがかなり焦っている感が強い本作は、ついにご都合主義を越えた禁じ手を使ってしまった。そう、過去を変えるというものだ。
タイムトラベルを扱う本作にしか使えない「逃げ道」だと思うが、そこまでしてシリーズを続ける必要は果たしてあるのか。
ジェームズ・キャメロン自身が「今回は傑作だ!」と話していたが、それもそのはずだ。過去を変えてしまって、新しくできたシナリオと元々あったストーリーを繋げて見せれば面白いに決まっている。無論、個人的には楽しめた。第1,2作には及ばずとも、ちゃんとした「ターミネーター」だったからだ。シリーズ初期をだいぶ意識しているのもそう感じさせる要因だろうが、ファンとしては嬉しく思うものだ。
しかし、あの有名で人気な本シリーズが
これほどまでゴタゴタになるとは…
結果、本作もそれほど大ヒットとまではいかず、また同じような結果になった。
また新作の公開を控えているような形だが、ここまで来てしまうと正直どうでも良いように感じてしまう。
詰め込み過ぎたのがいけない
"ターミネーター" シリーズ第5作。
通常スクリーンで鑑賞(字幕)。
意表を突いたストーリーをつくるぞと云う強い意気込みは感じられましたが、いかんせん詰め込み過ぎた感がありました。
1作目の冒頭を再現しながら、新たな展開を盛り込んで来たのは上手いなと感心しましたが、そこからがいけなかった。
オマージュが満載で、最初だけでお腹いっぱい。リブートなんだからそこまで旧作要素を取り入れずとも良かったのにと思いました。T‐1000がいちばんいらなかったです。
ジョン・コナーを悪役にするのは見事な発想の転換でありだと思いましたが、時間が経つごとにいちばん無いなと考えを改めました。変えて良い前提と悪い前提があると思います。これは後者の好例ではないかなと思いました。物語が混迷し、一応終止符は打たれましたが、中途半端感が否めませんでした。
シュワちゃんを出さないと始まらないので出てくれるのは嬉しいですが、本人が高齢になったことで、ターミネーターも人間の生体組織を被っているから「当然歳を取るんだよ」と言われても、都合良過ぎるだろとツッコむしかありませんでした。
エミリア・クラークのかわいさが唯一の救い(笑)。
[余談]
リンダ・ハミルトンがサラ・コナー役で復帰すると噂の、ジェームズ・キャメロン完全監修の新三部作に大期待です。
[以降の鑑賞記録]
2018/09/02:DVD(吹替)
※修正(2024/06/02)
予想外に良かった!
YUKIの希望により。
ターミネーターは2作品くらいしか見たことなくて、あまり興味なかったけれど…
なかなか良かった!時間軸がコロコロ変わってちょっと混乱するけど。
今回、「オジサン」役のシュワルツェネッガー。笑いもあり、優しさもあり、感動もあり。良かったなー☆
シリーズのファンだけでなく、シュワルツェネッガーのファンも楽しめる作品。
2015年7月中旬に“TOHOシネマズ六本木ヒルズ”のスクリーン2にて3D字幕版で鑑賞。
1984年にジェームズ・キャメロンの監督・脚本、アーノルド・シュワルツェネッガー主演で製作され、SFアクション映画の金字塔と言われるほど世界中で愛され続けている『ターミネーター』シリーズ。キャメロン監督の手を離れた『ターミネーター3(2003年)』以降、そこまで成功しなかったシリーズとなったために、時代の流れに乗っかって、遂にリブートされたのが本作『ターミネーター:新起動/ジェニシス』であり、『スター・トレック(2009年)』シリーズのデイヴィッド・エリソン製作、『マイティ・ソー ダーク・ワールド(2014年)』のアラン・テイラー監督等の新たなスタッフで作られた力作です。
自我を持つコンピュータ“スカイネット”と人類の戦争に決着がつきかけていた西暦2029年の時代において、敗北を悟ったスカイネットが人類抵抗軍の指導者ジョン(ジェイソン・クラーク)を過去に遡って葬り去るために一体のターミネーター(アーノルド・シュワルツェネッガー/ブレット・アザー)を1984年に送り込み、母親であるサラ(エミリア・クラーク)を抹殺しようとするが、そこには彼女を守っていた別のターミネーター“ガーディアン(シュワルツェネッガー)”が立ちはだかり、サラを守るために自ら志願し、その時代へやって来た兵士カイル(ジェイ・コートニー)はガーディアンによって鍛えられた戦士となったサラに困惑する(あらすじ)。
このシリーズを愛してやまず、世界的に酷評された『ターミネーター3』も大好きなので、リブートされるというのを初めて耳にした時は戸惑いが半分ありましたが、三作に及ぶスピンオフ小説、自分としては退屈すぎなドラマ『サラ・コナー・クロニクルズ(2008年)』、シリーズの一つだとは思いたくない『ターミネーター・サルヴェイション(2009年)』といった『2(1991年)』のその後が枝分かれし過ぎて、メチャクチャになっていたので、シリーズを延命させるには、これしか最善な方法は無いのかもしれないと思い、それを受け入れ、その後は首を長くしながら楽しみにしていました。その甲斐はあり、これは完全にシリーズの一つとして認められるぐらい、大いに楽しみ、とても気に入りました。
冒頭の未来のシーンから掴みはバッチリで、ピカピカのエンドスケルトン(過去作よりも少しスリムになったような)と抵抗軍の兵士たちがプラズマライフルを撃ち合いながら激戦を繰り広げ、空をハンターキラーが飛び、そこから初登場の蜘蛛型タンクを投下するといった新たな戦術が描かれ、プラズマの色も『1』や『2』と同じ、サウンド(ここが唯一、残念。『1』のリマスター版DVDがリリースされた際に整合性に拘ったキャメロン監督が音を作り直して、統一しただけに、その統一を貫いてほしかったところ)は真新しく、不満は殆どありません。『1』の世界の再現、『2』の要素(同作の没ネタの流用など)が加えられたり、ドラマ版や『〜サルヴェイション』で大きく不満を抱いた部分を再利用(過去から未来へ行ける、進化したターミネーターの登場など)して、リブートしたからこそ通用する形で巧みに描いて見せたりと、面白い点が沢山あり、ワクワクとニヤニヤが止まらず、大作としては久々に興奮できた作品で、個人的にそれは『トロン・レガシー』以来の一作です。
ジェイ・コートニーがカイル役に抜擢されたという知らせを耳にした時には、あまり良くない人選だと思いました。彼は『ダイ・ハード ラスト・デイ』での細身で幸が薄い印象しかなかったので、オリジナルのマイケル・ビーンには程遠いとしか思えなかったものの、その後に『アイ・フランケンシュタイン』のマッチョな天使役などでイメージが変わり、全く悪くなく、今の時代にビーンのような俳優が居らず、仮に居たとしても、そのコピーにしかならないので、コートニーの起用は正解だったのではないでしょうか。逆にエミリア・クラークがリンダ・ハミルトンに似せていたのも良い印象があります。リブートなのだから、独自の感じを出すことも出来た筈ですが、『1』と『2』の続きとして作られた筈のドラマ版でサラを演じたレナ・ヘディが美人過ぎて、微塵もサラ・コナー感が無かっただけに、今回は少し似せて、サラとして違和感の無いようにしたという製作陣の気合いが見ているだけで伝わってきました。
本作は『ターミネーター』シリーズのファンだけでなく、シュワルツェネッガーのファンも十分に満足できる作品だと感じています。政治家へ転身した頃は「もう俳優復帰は無いのでは」と思わせただけに、また復帰して、ターミネーターを演じたというだけで既に嬉しさはありますが、一つの場面で二体のターミネーターが対決するというシュワ・ファンなら狂喜乱舞する演出をやってくれたのは胸が熱くなります。過去にも彼の主演作においては、一つの場面で二人も出てくるというのはあり、『トータル・リコール』、『ラスト・アクション・ヒーロー』、『シックス・デイ』で行われましたが、それらで「一人でも最高なのに、二人も居る構成なんて、まさに感動」と思えた為に、本作の二体のターミネーターの激突シーンに感慨深く、今まではオープニングとエンドロールでしか流れなかったメインテーマとその一部が随所で流れ、ファンサービスに徹しているのも良いところの一つで、斬新な映像と表現を常に生み出してきたシリーズなのに、その表現が少ないというマイナスはあっても、それを帳消しにしているほど好印象な部分です。
製作時の段階で“三部作”構想があったので、もし、本作が内容的、評価の面で成功していたら、きっと、今頃に第二弾か第三弾が公開されていたでしょうが、残念ながら、そうはならず、本作公開前には「私にとっては第三弾だ」と評価していたキャメロン監督の手で本作をも無かったことにされ、2019年公開を目指して、『1』と『2』に続く“本当の正統な続編”が作られる事が明らかとなっていますが、本作から数年しか経過していない短いスパンでの製作・公開となるのは間違いなく、監督は変わっても、デイヴィッド・エリソンが製作で続投するようなので、当初、予定されていた本作の続編で用いる筈だったアイディアを流用している可能性もありますが、そうなった場合は中途半端になる事もあるので、一つも流用されず、本作の続編に関する話をスピンオフ小説かコミックで出てほしいと願っています。勿論、次の作品にも期待したいですが、現段階では本作を気に入っただけに、無かったことにされるという点での戸惑いは本作が製作されるというのが明らかになった時よりも大きいです。もし、可能ならば、本作が成功していた時間軸に入ってみたい、そんな気持ちで本作のレビューを終えさせていただきます。
CGが…
シュワちゃんでお金使っちゃったかな?仕上がりいまいち。話の中も腑に落ちない。時間軸が変わって過去も未来も繋がらなくなってるなかでT-800だけ残ってる。そんなのあり?もうこの作品は無かったものとするようなので、記憶から消しておきます。
結局ジョンはどっち?w
退屈はしませんでした。アクションもそれなりに頑張ってたし、役者陣の演技も良いし、あえて王道から新しいものを作ろうという内容も好感を持てました。起と承の急展開は過去作ありきの燃える展開ですし、後半の盛り上がりもなかなか楽しめました。
でも、何かが見終わって残ったかって言われるとそれは全くありませんでした。シュワちゃんの表情で人間と機械の差のようなものを描く演出はかえって違和感がありましたし、老化作用とかも特にあってもなくても良かったような...
サラとカイルもどうでも良いようなことでケンカしたり、イチャイチャしたりっていうのをこちらがイライラしない程度に見せられた感じでした。んで、結局ジョンは本物なの⁈スカイネットなの⁈お前ら一回でよう理解できたな!wあそこのタイムパラドックスを説明するくだりは一回じゃわかりませんでした。
それでも戦いの後のサラが未来を選択する自由を得られるというくだりは映画の方向性として悪くないなと思いました。文句を言いたいのは終わらせ方です。二人がビルから脱出したあの会話シーンで終わらせれば良かったものも、ターミネーター生きて帰ってきちゃうんですよwんで過去のカイルによくわからん言伝をしてまたイチャイチャ.... いらんことすな!泣
クソとまでは言いませんが、作業中に流す映画にはちょうど良いのではないでしょうか?良い素材が揃ってるのに、新たなことをしようという意思は素晴らしいのに、もったいない作品でした。
60点ですかね。
おうち-30
これじゃない感。
ジェームズ・キャメロンは本当にこれでいいと思ってるのかな。
なんか違う。
ターミネーターっぽかったの、序盤くらいで、別作品を見ているようでした。
毎回、ターミネーターが過去のジョンに迫ってくるのは確かにネタギレだと思うけど、
もうそれくらいで止めとけばよかったんだと思います。
3あたりでね。
時間軸がどうたらとか、ようわからんけど、突っ込んだら負けだと思うので。
ただもういじくりすぎて、逸脱しちゃって、本来のターミネーターが持つ良さがなくなっちゃってる。
あの哀愁はどこへ?
ビョン様は出オチでした。
でもやっぱり細身のターミネーターは警官コスプレっしょ!と2の時から思っているので、そこは製作陣にありがとうです。
ある意味見続けているのは惰性かもね。
最近はドラマ版のトリビュート観てたんだけれど、そういう意味でもこの新作もコンプリートしとかねばという使命感かも。この手のSFモノに言える事なんですが、だって筋は幾通りだってあり得るんですよね。って事なんですよ。
ちょっとした小銭稼ぎ
この映画をターミネーターファンに勧めるべきかと言われると自分ならどっちでもいいと答えるだろう。
高い期待をもって観ると失望するだろうし、家で寝転がりながら観るには十分面白いだろう。
てゆうかこの映画、出来が良かろうが悪かろうがそんなにヒットしなかったことに変わりはないと思う。
そもそも1作目は古い映画であり、この1作目をリアルタイムに観た人自体減っているし3作目の時点でコアなファンを裏切ってしまったこともある。
続く4作目ではとうとうターミネーターでもなんでもなく新しいファンを獲得できなかった。
あまり言いたくはないがこのシリーズ自体が落ち目になってしまっているように感じる。
実際この映画を劇場に観に行ったが、1番大きなスクリーンでは細田のバケモノの子が上映され、今作はなかなか小さなスクリーンで公開されていた。僅か1週目でこの状況である。
だから今作がそんなにヒットしなかったのも、まあ当たり前ではないだろうか。
本当に新起動するならシュワには引退してもらう必要がある。
それぐらいやる覚悟がないと新起動とわざわざ名付ける必要がない。
シュワが出る以上昔の栄光にすがりついてることになってしまう。
SW新作のように新たに魅力的な主人公や悪役を設定しスタッフもろとも一新すべきだった。
今作は昔の俳優のためのアイドル映画である。
物語前半はただの焼き直しで目新しいことなんて何もない。
後半は反則級のどんでん返しがあるが予告編以上のことは出てこない。
要は語るべきストーリーなんてなかったのだ。
ネタ切れで先見性もないハリウッドが昔の映画にすがりついて小銭稼ぎがしたかっただけだ。
そういうことは無知な視聴者でも気づいてしまう。
うーん🤔
3作目よりは良くなったと思うんだけど最後が頂けなかったしあとターミネーターは歳をとらないのに歳をとらせた設定は無理やりだったな😅最後のお爺ちゃんターミネーターなんてやっぱりおかしい‼️
でも、もう一つの設定は許せる
シュワちゃん、復活‼️
これは、続編ではなく新作だよね⁉️しかも前作シリーズへのオマージュが随所に表されていると観た‼️
タイムトラベルものにありがちなちょっと都合良すぎ?な所があったり、後半がちょっとトーン⤵️感があるが、単純に楽しく観られた。
続編も楽しみにしてます🙇
初期2作へのリスペクト
もう単純に「面白い!」それだけ。
タイムトラベルものの宿命か、
パラドクスに関してちょっと分かりにくい部分もあるけど
「1」と「2」に対する愛とリスペクトを感じる作品だった。
続編は断念って記事が出ているけど、謎は多く残ったまま…。
シュワちゃんが現役のうちに是非!!
過去作品を観ておく方がよい
こういうこともある/黙っとく
オレ 30
素人受け、好き嫌い多い
作品賞ノミネート可能性 10%
アクションとカーチェイスとCGだけのSFまがい映画になっちゃったね。
シュワルツェネッガーの無表情を懐かしみ、ヒロインの綺麗さを堪能するという映画だね。
テロップ中の、まだまだ続くよ、という挿入も、いらない。
液体金属が登場した頃は、CGの進歩と相乗効果で、それだけでも観る価値ありと思っていたけれど、時代が進んで、当たり前になっちゃったね。ナノ分子は、そこまでのインパクトはなかったしね。
この監督が、今回ターミネーターシリーズに加えた付加価値って、あったんだろうか?
次を観たら、「このための前作だったのか」と思うかもしれないとわずかな期待をつなぐ。
期待し過ぎなんだろう。
まあ、こういうこともある。
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