フューリーのレビュー・感想・評価
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デビッドエア
少年は男に
戦争映画は勝っても負けてもスカッと良い気分にはやはりなれない。戦争、特に第二次大戦物は苦手。
人間が人間らしさを一番失ってたじだのように思う。
フューリーの乗組員に最初は、コイツらも悪いやん!と誰に感情移入してついて行けばいいのだろう?と思っていたが、観ているうちに、敵は人間ではない、悪い奴らだから殺せと自分に言い聞かせないと戦場という名の地獄は生き抜いてこれないのだなと途中からブラピの人間性に惹かれた。
一人の少年が戦場の中で男になる物語だけど、やはり人間性を失ったのではないかと良い気分はしない。
発煙筒が霧のように見えて、これは「ミスト」だなと思った。というか、1945というテロップが頭に流れた瞬間ラストは大方検討はついた。
戦争は嫌だね。
ブラピのような男には命も預けられる
アメリカが劣勢の第二次大戦の戦場でブラピの部隊が奮闘していくのだが、そこへタイピストに配属されるはずのルーキーが参加する。
ルーキーはクリスチャンで人どころか虫も殺せないような男なのだが、戦争という非日常では、その性格では生きていけないため、ブラピがスパルタにソルジャーに仕立て上げる。
戦争を経験していない僕らにしてみれば「ひどいよ〜」って感じだろうが、戦争はその人の平和的な信念とか関係なく人殺しを要請させる。
だからこそFUCKなわけだ。そのリアリティーがひしひしと伝えるシーン数々。
そしてブラピも戦争なんかしたくないが、非日常ゆえに仕方なく加担する、かつその中で担保できるだけの理想を目指して行動する様は美しくも気高い。
実際の戦車を使用していただけあって戦車を使ったシーンも臨場感が半端ないが、個人的には民家での食事シーンが妙に印象に残る
戦車の中の擬似家族
すごかった…
映画館でみることができなかったのでレンタル開始早々借りました。
劇場で見れなかったのがとても悔しいほどすごい映画でした。
本作品はまったく美化されることなく、ほんとの戦争を見てるかのような錯覚に陥るほど映像がリアルでした。
緊迫感がとても体に伝わったきてハラハラがすごかったです。
クライマックスのフューリー1台でドイツ軍と戦う前のシーンで、ノーマンがやっと1人前の兵士になれてマシンというニックネームをもらえたときのあのシーンは、最終決戦でやっと一つのチームになった感じがしてすごくお気に入りのシーンです。
ほんとにこの映画よかった。
どの視点で見たらいいか分からない
戦争映画の名作って色々あるのだか、リアリティーを追及して戦争の悲惨さや愚かさを描く物。無双よろしく敵をなぎ倒すヒーローアクション物。題材が戦争ってだけのヒューマンドラマ。の、あたりが主なテーマかな。
この映画はどのテーマなんだか、イマイチスッキリしない。映画史上初めて本物のタイガー戦車を走らせてるんだからリアリティー追及物だろうね。
だとしたら描き方が半端。比較して悪いがプライベートライアンが秀逸だったのは、静と動。この映画は動の部分は迫力あるが静の部分が緊張感足りない。残念。
ドイツ人との食事シーンの平穏を壊したのが下品な味方アメリカンっていうのは、今までなかった気がする。
弾ってドイツ軍オレンジ、アメリカ軍緑とかって光るの?本物見たことないから知らないけど。興醒め。
戦争の愚かさを教えてくれるが、、、
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