フューリーのレビュー・感想・評価
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こころ揺さぶる戦争映画
ブラッド・ピットは最近、プロデュースと役者の
双方で活躍をしており、当作品からゾンビ映画まで
異色な作品を問わず、様々なテーマにチャレンジ
している。
その中でアカデミー賞にノミネートされた
今作品は惜しくも賞は逃したが、個人的には
それに値する作品だと言える。
ミリタリーマニア垂涎の戦車戦から
銃や迫撃砲、バズーカ、ランチャーまで
なかなかのこりっぷり。
そういったギミックを絡みながら命が軋む
戦いに、みる側を凄まじい緊張感を伴った
場面へ誘う。
男達が何のために戦い、散ったのか?
ぜひ、自分の目で確かめてください。
戦争がテーマだからハッピーエンドではないが
十分テーマを描き切った。
素晴らしい1作でした。
武勇伝ではない戦争映画
5人の戦車乗りの孤独な戦いだけが描かれる。戦争経験はないから、観客は自ずと新兵のノーマンに感情移入していく。
はじめは、人を殺すことの不条理を味わうが、親しい人を殺されるうちに、その不条理さから、ドイツ兵を撃ち殺すスイッチが入る。人とは、そういうものだと思う。殺されていく米兵も独兵も、数が増えてくると、殺人に対する抑制が麻痺してくる。
只々、恐怖にかられた狂気だけが一人歩きする。そんな、極限の地獄絵図が展開する。
ラスト、長年共にしたFURYへの執着心を越えて、妙な愛国心のようなものが見え隠れして、わずかな違和感がある。果たして彼らは、戦争に勝ったのか?それとも戦車を守ったのか?
説教臭さはあるが
戦闘経験の無いノーマンはM4中戦車の乗組員に指名される。そこで歴戦の兵士ウォーダディと出会い…。
本物のタイガーIを使用し撮影されたシーンが話題の戦争映画。町のシーンの中だるみ感は再鑑賞でも変わらず。しかし、戦地の無慈悲さやタイガーIの恐ろしさは臨場感たっぷり。
今までの戦争映画の中で
1、2位に残る程の迫力がある戦争映画だった。
戦争ものの独特の陰気臭さと不潔感。
ピュアで普通な人間がどんどん戦争や人殺しに染まり目のコシがなくなる様。
国を仲間を守りたいと必死に思う戦士たち。
似たような映画はいくつか見た気がするけど、この映画はとにかく迫力が違った。
ブラピ老けたなーと思いながら、その貫禄の中でもジャイアラブーフとローガンラーマンの若手の表現力の豊かさが、とても良かった。
戦争は‥
とても辛く悲しい映画でした。
新人のノーマンにお前はいい奴だ!それが言いたかった!と言う場面は印象的だった
5人の友情‥
そして5人で最後まで大勢の敵に戦い抜く‥
戦争はあってはならない
改めて実感させられる映画でした
デビッドエア
ブラッドピット。戦車はキャタピラーが外れると単なる鉄の箱になる。なぜラストの設定をそうしてしまったのか意味がわからず。おかげで退屈な銃撃戦が延々。戦車内の狭さが表現されていないのも不満。潜水艦と戦車は狭さが肝なはずなのに。マズルフラッシュがガルフウォーっぽいというかレーザーっぽいのがちょっと新鮮。
最近のハリウッド戦争モノはリアリティーあり過ぎて疲れる…。ブラピ、...
最近のハリウッド戦争モノはリアリティーあり過ぎて疲れる…。ブラピ、久々の名演も、修羅場を潜った兵士にしちゃちとぽちゃり過ぎなのが残念。
少年は男に
戦争映画は勝っても負けてもスカッと良い気分にはやはりなれない。戦争、特に第二次大戦物は苦手。
人間が人間らしさを一番失ってたじだのように思う。
フューリーの乗組員に最初は、コイツらも悪いやん!と誰に感情移入してついて行けばいいのだろう?と思っていたが、観ているうちに、敵は人間ではない、悪い奴らだから殺せと自分に言い聞かせないと戦場という名の地獄は生き抜いてこれないのだなと途中からブラピの人間性に惹かれた。
一人の少年が戦場の中で男になる物語だけど、やはり人間性を失ったのではないかと良い気分はしない。
発煙筒が霧のように見えて、これは「ミスト」だなと思った。というか、1945というテロップが頭に流れた瞬間ラストは大方検討はついた。
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