フューリーのレビュー・感想・評価
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お勧めできない
前評判が良かったので妻と一緒に見ました。
毎回映画を見終わった後で、この監督は何を訴えたかったのかを考えます。今回は「戦争は残酷だ。」と言うことかと。
ゲームをやるようにドイツ人を殺しまくる、殺しまくる。
もう一度見るかと言えば見ない。
人には勧められない。
戦車の戦い
戦車の戦いは初めて観たかも。戦車って無敵だと思ってた。だけど実際は視野が狭いし、頭を出して指示をしなくちゃいけないからリスクもあった。
戦争の怖さ、惨さ、現実がよく描かれていた。本当に怖かった。
ブラピ、かっこよかったなぁ。
あと、初めて映画館の重要性がわかった。スクリーンの大きさ、音の響き方が全然違うんだね。こんなに迫力のある映画だったなら、設備の整った映画館で観たかった。
Fury
ただただ非情な戦争というものが淡々と描かれていた。数多の戦いで廃れてしまった男たちと新兵の人生の一部分を覗き見した感覚。ほとばしるまだ新しい深紅の血と、やっと見つけられたと思った大切なものを失った絶望と、一緒に生き抜いてきた仲間の喪失による涙と、今にも匂い出しそうな汗。五感が研ぎ澄まされ、実際に自分が戦場にいるかのように感じました。良作☆手に汗握る映画。
死に場所を探している
観てから少し時間がたってしまったが、観ていて辛かったということはよく覚えている。
「いつ死んでもおかしくない」
「人が人と殺し合いをしている」
そんな環境が人を狂わせている。
もし自分が戦地にいたら、何を感じ、何を思うのか。
きっと想像だにしないほどの苦しみであることはなんとなくわかる。
今まで観てきた戦争映画でも、色々な悲しい場面を観てきたから。
でもそれはあくまで映画の中での世界。
自分なりの客観的な解釈でしかない。
それでも、この映画は今まで観た映画の中でも辛かった。
ネタバレ注意
来ました、極太戦争映画!
素晴らしい!
ブラピ版プライベートライアンか
到底、演技力ではトム・ハンクスに及ばなかったが。。
もうひとつ、最も致命的なのが、オチが甘すぎたこと。
終盤までの惨さを演出できたのなら、何故最後までやり遂げないのか?
最後の最後で万人受けするように、良いイメージを持ってもらうようにと"感動"を求めてしまった。
もったいない!
大体 なんで戦車ん中に爆弾ぶち込まれたのに、あんな綺麗な顔して死んでるんだよブラピ
詰めが甘いとはまさにこのこと
やはり終盤までの流れが「戦争映画」として最高にシビれる展開だったので
この失態は痛く感じられた。
戦場の英雄とは
フューリーに乗り込む人物の生き様・哲学・関係が見事に・濃密に描かれていて目を放すことができなかった。それに加えて、リアルな戦場描写。緊張と感動の連続。敵陣制圧後の一時、馬の話のシーン。人が人で在ろうとする本能と戦争の狂気が背中合わせになるシチュエーションでの演技は圧巻。戦争はそーゆーものなのかと教えられた。
戦場に英雄なんていない・認めてたくない。
英雄と呼ばれた人達も含め、戦争で死んでしまった全ての人達を思うと、いろんなことを悔しく思う。
鑑賞後、そんなことばかり思っています。
映画の造り手、関わる全ての人達の意気込みが、半端ない。隙のない作品。
生々しいほどのリアル
戦争映画には詳しくありませんが、最後まで引き込まれるように観ていました。
言いたいことははっきりしていませんが、ただ単純にアメリカがヒーローという話ではありませんので良かったです。
グロい映像が本当に苦手な方は気をつけた方がいいと思いますが、抵抗なければ映画館で観た方が断然迫力も伝わってきます。
ブラピはかっこよく書かれすぎているような印象ですが、でも許せる。
そのくらいかっこよかったです。
最後、4人は無駄死にじゃない?と一瞬でも思ってしまった自分に、これが平和ぼけなのだと気付かされました。
これが戦争だ。
非日常が日常となる、それが戦争。
ヤるかヤらないか、の選択はテレキャノだが、ヤるかヤられるか、の選択を迫られるのが戦争。
生きるため、生き残るために、良心の呵責などで迷っていられない。一瞬の迷いが、命取りになる状況。第二次世界大戦時のドイツ、その現場に立っているかのような緊迫感がジリジリと、最後まで感じられた。
こうも人間の業を見せつけられると、平時のブラック企業論争とか可愛いもんだな、と感じてしまう私でした。
やっちまった映画
素人が、過去見た映画を切り貼りして作った駄作。ここ10年で最悪の戦争映画です。主人公、仲間、女 全てペラペラ。とんねるずの番組の「みゅーちゃん劇団」の方が訴える力あります。
戦車だけ走らせてが、意味ないね。
戦車戦の惨さを描いた初の試み
ミリタリー好きの私には抗う事も避けて通る事も出来ない映画です。
ツッコミ所はありますが、
戦車戦の様子をこれ程詳細に描いた作品は稀有では無いでしょうか?
あの狭い空間で大の男達が生活し、戦い、そして命を落とす。
蒸せ返る臭いまで伝わるようなリアリティーがあります。
戦争の惨さを伝えた映画は数多ありますが、
言葉や演出を使わず容赦無く映像で表現した
重く素晴らしい映画です。
タイガーとの対戦シーンに尽きる
ドラマの部分はいいでしょう。大体はアレだから。
特筆されるべきは戦車という兵器の性能・機能を可能な限り描いたという点で、これは成功していたと思う。タイガーとシャーマンの性能差を描くために頭数を決めて戦わせたあたりは「戦争の悲惨さ」という視点などではなく純粋に「戦車の魅力」を映像にしたかったという制作側のマニアックな嗜好が見て取れる。それはクライマックスでのシチュエーションにも表れているわけで、ある意味ディスカバリーCH的なノリでもありますね。それが楽しいわけだけども。
この作品はそこから逆算して戦争映画としての体裁を整えたものなのでドラマとしての薄さはどうしようもないが、エンターテインメントとしてはよくぞやってくれたなと思いますね。
戦争という日常を暮らすこと
子供の頃から、プラモデルが好きだった。特に戦車が大好きだった。ドイツ、アメリカ、イギリス、現代日本の戦車などを作りまくっていた。そんな僕にとっては「戦車の映画」と聞くだけで心が疼くのだ。本作は、第二次大戦末期が舞台。アメリカの戦車部隊に新兵ノーマンが配属されてきた。彼はタイプライターしか打った事がない。何かの手違いで、戦車部隊に配属されてしまったのだ。彼は「FURY」と名付けられた戦車に乗り込む事になる。この戦車の指揮官(車長と呼ばれる)がブラッド・ピット演じる、愛称ウォーダディー。彼はドイツ語が堪能だ。もしかして、ドイツ系アメリカ人か? と思わせる。しかし、彼はドイツには容赦ない。獰猛で猛り狂う。復讐心をあらわにする。その愛車「FURY」の意味そのものなのである。
新兵のノーマンに対し、捕獲したドイツ兵をピストルで殺せと命ずる。ためらいなくドイツ兵を殺せる様に訓練させる。
ドイツとの戦争は末期の状態。ドイツ軍は手持ちの部隊を本土防衛に向かわせようとしていた。それに対し、FURY号にも命令が下る。本土防衛に向かうドイツ軍部隊が通過する十字路がある。そこに向かい、部隊の通過を阻止せよと言うのである。その途中、仲間の戦車部隊がことごとく撃破されてしまう中、車長ウォーダディーは「FURY」号たった一台で多数のドイツ軍と戦う決意をするのだった……。
いうまでもなく、戦車の中はとても狭い。その戦車の中をどう映画として撮影するのか? 本作はそれに挑んだ。戦争映画の名作「Uボート」あれは潜水艦映画の傑作に留まらず、極限状態に置かれた人間の生き様を描ききった傑作であると思う。Uボートの極度に狭い艦内をまっすぐ前方に移動するキャメラの効果は、凄まじいリアリティだった。急速潜航する際に、乗員が一斉に艦首へ猛ダッシュする。コンマ一秒でも速く潜るために、全乗員の体重を艦首に移動させ、艦の重心を前方へ傾けるのだ。こんなことは、それまでの潜水艦映画では描かれなかった事実である。戦争のリアルを描く事は、実はいかに細部までリアルさにこだわるか? その後の戦争映画の基礎をつくった作品と言える。
本作の人物描写は車長ウォーダディーと、新兵ノーマンとの一連の”絡み”が中心だが、もちろん、本作の重要な主人公はもう「一台」いる。米軍中戦車M4シャーマン「FURY号」そのものである。M4シャーマンはアメリカが生み出した第二次大戦中を代表する戦車だ。戦車の要素は「攻・走・守」だが、守る事に関してシャーマンは若干弱かったようである。それでも4万9000台以上と言う、ドイツ軍戦車から比べると、一桁上を行く生産台数の違い、その圧倒的な物量作戦もあって、第二次大戦時、連合軍の勝利に貢献したとされている。
当時の戦車兵たちはどのように闘っていたのだろうか?
戦車長のウォーダディーのセリフに「こいつは俺の家だ」というのがある。皆、そう思っていただろう、とおもう。映画に描く場合、その主役である戦車と、それを取り巻く環境に「生活感」がないといけない。燃料、弾薬、食料と水。それらは戦車にどのように積まれていたのか? 戦車兵達はどのように戦争と言う「日常」を暮らしていたのか? 戦時中のM4シャーマンの写真を見ると、予備の車輪や、薄い側面装甲を補う土嚢、木箱、テントらしきもの、その他様々な袋が括り付けられている。まさに、戦車兵達の「日常の暮らし」そのものを載せて、M4シャーマン戦車は戦場を駈けていたのである。本作ではそれらのディティールがよく表現されている。また本作では「本物の」タイガー1型戦車が登場する。これはイギリスの博物館に収蔵されている、世界でただ一台動かせるタイガー戦車だ。そのドイツ戦車らしい無骨さと、職人技の結晶のような造形美。戦車マニアなら、その姿をスクリーンで観ることが出来るだけで、ほとんど涙しそうになる。第二次大戦当時、タイガーは「戦車の王様」だった。タイガー戦車とまともに闘える連合軍側の戦車はなかったと言われている。
本作では、ブラッドピットをはじめとするキャスティング、及びもう一人の主役である戦車とその描写については申し分ない出来であると思う。ただ、脚本面での若干の冗長さが気になった。
また、ドイツ軍側やドイツ親衛隊(略称SS)を悪の権化のように一方的に描いているのもやや疑問を呈するところではある。
また、戦争映画にありがちな「大量殺戮」シーンが本作でも登場する。それを演じるのは多くのエキストラ達だ。しかし、大量殺戮された一人一人の兵士達にも、家族があり、それぞれの人生がある。
劇中で殺されていった多くのドイツ兵や、当時のドイツ人はどのようにヒトラーを支持する事に至ったのか? 戦争や、自国ドイツの事をどのように想って闘ったのだろうか?
なお、M4シャーマンのエンジンをつくっていたフォード社の創業者ヘンリー・フォードはヒトラー支持者であった事が知られている。その部分にもスポットを当て、鋭く切り込むような作品が、いつの日か現れる事を待ちたいと思う。
ブラピがかっこよすぎ
トランスフォーマーであんなに青臭かったシャイヤラブーフが、かなり渋めだったのでびっくり。
パーシージャクソンのローガンラーマンの初々しさをしっかり引き立てていました。
最初は敵も撃てないローガンラーマンが成長する様は、プラトーンのチャーリーシーンを思い出しました。
誰の映画?
この映画、ブラッド・ピットのためにだけあったのか。
少年兵ノーマン・エリソンをストーリーテラーにしているけど、結局は、ドン・コリアー軍曹殿の「素晴らしさ」だけを前面に出しているというわけ。パーフェクトなガイを描くというマッチョ的なアメリカ映画。
確かに、シーンそれぞれの迫力はハンパないものの、展開に味付けがないのは、残念。
そもそも、生存兵の少年の視点で語るというのは、これまたハンパないデジャブ感が。どこかで見たような、いやどこでも見るような。
「肉弾戦」が好きな方にはオススメ。それ以上でも、以下でもありません・・・でした。
改めて戦争の怖さをしりました。
戦争に行きたくなくても行かなければいけない運命の中人が変わっていく様が描かれておりその怖さを改めて知りました。
内容もまとまった作品でアカデミー賞最有力の評価も納得です。
人生の過程で観て損しない作品の1つ。
悲しくて悲惨
死ぬことも生き残ることも自分に課す未来は幸せと言えるのか
タイピストの1兵卒の残酷な物語は
映画終了しても立ち上がれないくらい
深く重く
物語はフィクションらしい
いろいろ矛盾がありますが
その中にあるバックボーンを考えると
非情な
あんな若い人達が殺し合いしないといけないのかな
そう
のめり込む映画でした
普通の女子も戦う女子も
死に直面する
悲しすぎる女子達
フレッシュな戦争映画
プライベート・ライアン以降のリアルな戦闘描写で、戦車戦が見られる!
それだけでも価値があるが、それ以外の戦闘描写にも新しさがあって良かった。
乗組員それぞれのプロフェッショナルな仕事ぶり、チームの絆、戦車同士の対戦など、カッコ良くてしびれる要素が満載だが、いつ誰が死んでもおかしくない緊迫感と、容赦ない描写で、絶対そこにはいたくないと思わせる良い戦争映画。
Fury
男のいや漢の映画。こう言ったら語弊があるかもしれんけど、この映画の良さは女には完全には理解しきれないと思う。
ぶっちゃけ俺も一回目じゃほんの上っ面しか感じ取りきれなかった。もう一回観ることで本質的テーマが痛いくらいビシバシ伝わってきて評価が一気にうなぎ登った映画。この映画とは一生付き合っていきたい。
マジ5人全員かっけえよ。悲しかっこいい…
ちゃんと戦争はあかんと思わせる造りも評価。ブラピ達は何に対して怒っていたんだろうな。それはきっと敵とかじゃねえ、戦争そのものなんだろうな。
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