ジヌよさらば かむろば村へのレビュー・感想・評価
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求めるものが違ってた〜
そこそこ笑えるし楽しいんだけど、
原作を知らないまま、
お金から離れて里山で自給自足が成立するまでを
面白おかしく観せてくれるのかな?と思ってたら
シュールな舞台の映画版と言う感じで
作品の善し悪しと言うよりは
私が観たかったものと、観せてくれたものが
全くすれ違ったと言う感じ。
主人公松田龍平のお金の話から
だんだん、阿部サダヲ演じる村長の話になって行って
あれ?っと言う感じです。
松田龍平の脱力感はハマると良いんだけど
ハマらないと浮いてしまうので結構危険ですよね。
旨く表現出来ないけど、好き嫌いがハッキり別れる映画でした。
ジヌって銭の事かぁ!
評価より楽しかった。
阿部サダヲと片桐はいりが好きなので特にそう思ったんだと思うけど。
皆実力派で、ストーリーが良いというよりも、凄く生き生き演技してる姿がコミカルで楽しめた。
東北弁皆上手いなぁ。
ただ最後の終わり方は微妙だったけど。
そういう意味で⭐︎-1です。
良かった
評価より全然、面白い!!
評価が低かったが、松田龍平が好きなので見た。評価より全然面白かった、最初から最後まで全く飽きなかった!
特別なヒューマンドラマだったりそんな内容とかでは全然ないんだけど、なんとも心地よい映画ですね。自然があったり村の雰囲気もいいし、ユーモラスで温かい。
お金を触れられなくなるなんて、なんか気になって、心配になって、ほっておけない存在な松田龍平。その設定や、彼の朴とつな雰囲気に惹きつけられます。
阿部サダヲと松たか子は、また夫婦関係なんですね。夢売る2人でも。
阿部サダヲは自分を捨て、ただ人のために生きる人間。世話焼きで温かい人柄が良かったです。やたらボコるアクションもすごかったな。元刑事の設定なら納得。
神様の西田敏行、荒川良々、モロ諸岡、片桐はいり、あたりも、温かったり、ユーモラスだったり、個性的だったりで、いい配役でしたねー!!
神様の「必ずなんとかなる。自分の思うようにはならなくても」。まあ当たり前ですが、確かに深い。人生、行動し続けるしかない、生きていくしかない、結果がどうであれ、受け入れて生きていくん、そうなんですよね。
二階堂ふみに発情する松田龍平に素直で笑えました。
松尾スズキって不気味な男は監督兼俳優だったんですね、考えたら、松田龍平とは、まほろ駅前多田便利軒にしんちゃん役で出てたチンピラじゃないか。
他の人がレビューで書いてましたが、
いろんな部分で期待したものと違い、評価を低くする点はあるでしょう。ただこの映画はゆるさがまた良しで、映画も多様でよしですよ。
あとは、確かに後半に生々しい話になったりするシーンは嫌がる人は嫌かな。
僕は、そこは、ピンチが起きて内容が動いて、誘拐された松たか子を救おうと片桐はいりと、松田龍平がうごく下りなど面白かったですけどね。
松田龍平よかった
ある出来事によりお金(銭=ジヌ)に触れなくなった元銀行員が高年齢化が進む東北の寒村に移住して・・・
マンガ読んだけど
ジェットアッパー対ハリケーンボルト
昭和45年生まれの私は松田優作さんを再放送でしか見たことがない。映画「ブラックレイン」は映画館に足を運べた。そして本日「クワイエットルームにようこそ」か好きで「下妻物語」「御法度」「K-20 怪人二十面相・伝」「私の男」が大好きな私には、この作品は素晴らし過ぎる。一コマ一コマスローで頭に焼き付けれるなら焼き付けたいのだが、なかなかそれは難しい。ジェットアッパーは河合武のスーパーブローなんです。タイトルに何の関係もないハリケーンボルト香取石松などを持ってきたのは単純に「リングにかけろ」を読んで欲しいからなのです。「あしたのジョー」のゴロまき権藤も好きなキャラクターの一人だが
私はやはり「リングにかけろ」が好きなんです。二階堂ふみさんに齧り付く龍平さんはセクシーで松尾スズキさんのエロさが松たか子さんの身体を一層艶めかしく見せる。もう止まらないやめられないのだ。私の財布にはジヌ無しの日が多い私には100万円を焼くシーンなどはあまり何も感じなかったのだが、とりあえず、可愛く綺麗なお嫁さんと過ごせることが一番幸せなんだと改め思う。
サムイ・・・
村人の愛が彼を救う!
かむろば村さ行くだ
東京で銀行勤めだった高見はお金を苦に命を絶つ人々を目の当たりにして“お金アレルギー”になってしまい、お金を一切使わない生活を送る為、東北の寒村“かむろば村”へ…。
一人の男の人生行き詰まりからの再生的な設定だが、松尾スズキ監督以下あっちにもこっちにも個性派俳優だらけで真っ当な感動作である筈が無い。
お金を使わない所か、お金を見るのもダメ、触れるのもダメ。電気にもガスにも水道にも頼らない自然と一体した生活を送ろうとする。
そんな主人公に村人たちドン引き。村長曰く、「オメェ、死ぬぞ」。村人たちは携帯だって使ってる。
都会人の勘違い田舎ライフと田舎人の普通の近代ライフ。その対比がユニークでもあり、皮肉的でもある。
作風はユル~いコメディと言うか、掴み所ナシ。
この空気を楽しんでたのに、後半は思わぬ展開に。
村長の知られざる過去、その過去を知る怪しい男がやって来たりして、ちょっとした事件。ちょいちょいの過剰な暴力描写。
可笑しな登場人物たちが織り成す珍騒動をユル~く描いたコメディのままで見たかったのだが…。
豪華キャストの癖有り過ぎの怪演は見てて申し分無い。
一人一人挙げてたらキリ無いので、印象に残ったのは、女優陣のお色気。
下着姿で縛られる松たか子の熟れた身体、通帳を見ながら寝そべってゴロゴロするミニスカ二階堂ふみのパンチラ。
よろしい!
“ジヌ”とは、東北の言葉で、“銭”つまり“お金”の事。
自分も東北人だけど、使った事も聞いた事も無いなぁ…(^^;
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