「死生観を考える…。」悼む人 ガーコさんの映画レビュー(感想・評価)
死生観を考える…。
「あの時生きていたということを私は覚えておきます」というセリフが頭からこびりついて離れなくなりました。
人が死を怖がるのは、この世からいなくなる事への恐怖からだと思いました。
でも、この映画を観て、生きている人の記憶から忘れ去られることも死への恐ろしさなのだと実感しました。
最後の、大竹しのぶさんが息を引き取ろうとする中、娘が新たな命を生み出そうとするシーン。
潰える命と誕生する命、その両極端の瞬間が同時に起こる奇跡に胸が揺さぶられました。
まずは、自分をしっかり持って生きるところから始めたいと思います。
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