「僕は幸せだと感じることができた。 そういう意味でよい映画だった。 ...」悼む人 ずんさんの映画レビュー(感想・評価)
僕は幸せだと感じることができた。 そういう意味でよい映画だった。 ...
僕は幸せだと感じることができた。 そういう意味でよい映画だった。 親友の一周忌を忘れ憔悴しきるほど感受性も強くなく 。 自閉症気味の父親でもない。 親に捨てられたと思うようなこともなく。 殺したり殺されたりしなくても相手の中にいると思え る相手が居り。 表だって誉められた記憶はないがそれを不満に思うほ ど親を恨むこともなく。 よくやったと誉めてやれる子がいて。 俺って幸せなんだと再確認できる。
悼む人を絡ませ、奈義、蒔野、巡子の三人の人生が語 られる。 奈義の旦那役の井浦新は特別な存在感。 目が特殊。 この人でないとこの役はできなかったんでしょう。 でも何故か個々の役者さんがみんな浮いていたように 思う。 石田ゆり子はフィットしてない気がするし、平田満の 意味がよくわからない。 椎名桔平は元々あんななんだと思うけど。 みんながてんでばらばらの話をしているような。 なんだかもったいない。 もったいないけどそんなもんだろうとも思う。 原作読みたくなった。
『死にのぞみ誰かの心に残っていると思える安心感。 』 それは是非ほしいと思う。 そういう生き方がしてみたいとも思った。
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