ビッグ・アイズのレビュー・感想・評価
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良くも悪くも、テンポがいい映画。 冒頭からとんとんと話が進むので、...
良くも悪くも、テンポがいい映画。
冒頭からとんとんと話が進むので、飽きることなく観られるし、主人公の人生も実際、猛スピードで変化した様子が伝わってきた。
ただ、そのテンポのよさが最後まで持続しているせいか、ラストは少し拍子抜け。
後半の夫婦のやり取りからすると、えらくスマートなラストに、ニヤリとするか、物足りなさを感じるかは意見が分かれるところかも。
太陽の降り注ぐハワイやサンフランシスコの明るい街の画と、ビッグアイズと呼ばれる絵の、さみしげで憂鬱な雰囲気の対比に、不気味さと滑稽さを感じた。
最後の裁判の場面は、心の中でガッツポーズした。 エンディングで本人...
寂しそうな目
好きな映画でした。
実話を元にしてあるから、まず題材が良かったのだと思う。
しかしこの女の人も悪い男続きで災難だな
早く真実をばらしてくれ〜ってずっと思ってた。
ティムバートン作品は何作目だろう。
よくわからないからそれはいいや
人間のブラックな部分をライトに表現してあった
観た感覚としては、
がんばれ!ってなんだか応援したくなり
最後はよかったーと一安心する
ハッピーエンドではありました。
観てよかったとは思う
やっぱりクリストフヴァルツ
クリストフヴァルツ
すっきり 爽快!
あんなことって あるのですね。妻の描いた絵を自分が描いたと言い名声や 財力を てにする夫。
妻も何故それに従ってしまったのか。やはりこの時代 男性優位の社会で仕方がなかったのでしょうか?
しかし 夫は口がうまくて 営業はぴか一です。だったら、女房に絵を描き 夫が妻の絵を得意の営業で売りさばく・・・という方向に持っていけなかったのか。男性優位の時代 そんな 妻の絵を売るなんて男のプライドが許さなかったのか・・・
「ビッグ・アイズ」ラスト裁判で夫婦どちらの作品かと争うのだが、最後裁判官が「ここで絵を描いてください」と 2人が裁判官の目の前で絵を描くことになり その時の 夫の行動が・・・・
そこまで するか!あきれて ものも言えません・・
ラスト 自身で確かめてください
ティム・バートンのファンはこの作品 物足りなかったかもしれませんね。でも こういう地味な作品もちゃんと 作るのだから ティムはさすがだと思います
この作品は女性 特に主婦はすっきりする映画じゃないかな?
意外と評価が低いので やはり 自分で観てみるのがいいようですね。私は好きです。
こんなことがあったんだ
実話を料理するのは難しい
わりと淡々とあった事実を追っていく感じ
ティムバートンじゃなくても良かったんじゃないかと思える映画 ノンフ...
大きな瞳は真実を見ていた
「エド・ウッド」以来となるティム・バートンの非ファンタジー映画。
「エド・ウッド」がティム・バートン作品myナンバー1なので期待を寄せていた。
1950~60年代にかけて人気を博した大きな瞳の少女の絵画“BIG EYES”。
本当の作者はウォルター・キーンではなく、その妻マーガレット・キーンだった!
絵画を巡って起こった一大スキャンダル…!
大傑作!…とまではいかないが、なかなかの佳作。アメリカでの不発が残念。
自分もそうだが、“BIG EYES”について全くの無知でもすんなり見れる内容になっている。
人間ドラマに徹していつものバートン色は薄められているが、周囲の人間が“BIG EYES”に見えたり、美しい映像などバートン・ファンタジーが隠し味的に加えられている。
内向的な妻=社会の日陰の存在・弱者からの視点もバートン作品に通じる。
女性の社会的地位が低かった時代。
今なら高らかに声を上げる事が出来るが、それが出来なかったのは、そんな社会背景やマーガレット自身の内気な性格もあるだろうが、“BIG EYES”を世間に広めてくれたきっかけである夫への愛情や恩義も最初の内はあったと思う。
しかし、夫はアーティスト気取りで口だけ達者、絵画をプリントして安く売り出す金儲けに目が眩み、芸術の価値を下げ…夫への不満が積もっていく。
自分の絵が自分の絵じゃなくなっていく。
自分の感情を唯一表現出来るものが奪われ、精神が病んでもおかしくない。
このスキャンダル、当時の社会背景や当事者たちの性格が悪い方向にこんがらがって起きたと感じた。
さすが演技巧者である主演の二人!
エイミー・アダムスが、控え目ながらも自分の絵への強い愛情を内に込め、好演。
クリストフ・ヴァルツが、笑いさえ込み上げるゲス野郎。その嫌みっぷりはマーガレット本人もお墨付き。
日本でも“ゴーストライター事件”が話題になったのは記憶に新しい。
どんなに世間を欺こうとも、大きな瞳は真実を見ていた。
ゴシックでなくともバートンはバートン
ついにゴシックな世界から抜け出したティム・バートン。一つ一つのショットが色鮮やかで美しく作品そのものがポップアートのよう。それでもやはりバートンはバートン。特にクリストフ・ヴァルツを突き放さず甘やかしもしないスタンスに顕著。芸術家が芸術家を芸術的に描いた秀作
でもアートとビジネスの関係って難しいよなあ。例えば新垣氏の曲は確かに素晴らしいかもしれんけど佐村河内氏のキャラ付けがないとそこまで売れることにはならんかっただろうし。ましてや『ビッグ・アイズ』で描かれた1960年代の女性画家となると…なんていうのも女性蔑視になるんかなあ…
『ビッグ・アイズ』はエンドロール直前のマーガレット・キーン本人と彼女を演じたエイミー・アダムスのツーショットに一番グッときた。ワイ実話に基づく作品のこういう演出大好きやねん
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