ウィズネイルと僕

劇場公開日:

ウィズネイルと僕

解説

俳優でもあり、「キリング・フィールド」(1984)の脚本や「ラム・ダイアリー」(2011)の監督としても知られるブルース・ロビンソンが88年に発表した初監督作で、自身の経験をもとに手がけた半自伝的作品。「ザ・ビートルズ」のジョージ・ハリスンがプロデューサーに名を連ねている。1960年代後半のロンドン。売れない役者の僕は、同じ境遇のウィズネイルと貧乏暮しをともにし、酒やドラッグをあおりながら語り合う日々を送っていた。そんな毎日に嫌気がさした僕は、ウィズネイルの叔父モンティが所有している田舎のコテージで素敵な休日を過ごそうと目論むが……。日本では91年に東京・吉祥寺バウスシアターで限定的に公開されたのみで、その後もビデオやDVDは未発売だった。14年5月のバウスシアター閉館に伴い、同館のクロージング作品の1本としてリバイバル。

1987年製作/107分/イギリス
原題または英題:Withnail and I
配給:日本出版販売
劇場公開日:2014年5月3日

その他の公開日:1991年5月4日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

スタッフ・キャスト

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映画評論

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(C)1986 Handmade Films (1985) Partnership

映画レビュー

3.5順番は逆だが

2024年1月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

『イニシェリン島の精霊』みたいと思った。

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ouosou

3.0青春だ!

2017年4月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

ウィズネイルは僕の同居人だけど、ちょっと困った奴だった。
でも一緒にいると、何か面白いことが起きて刺激的だ。
食うに困り始めたのでウィズネイルの親戚の別荘に行くことに。
これがとんでもない建物で、食べ物は自分で調達しなければならないのに、村人は変な奴ばっかり。
青春時代は程度の差はあるがこんな感じだった。

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いやよセブン

3.5二人のウィズネイル

2017年2月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

知的

"僕"は一見、マトモに思えるがウィズネイルとホボ一緒で性格は悪いってか出てくるヤツ一人として共感は出来ないし何やってんだコイツらはって感じ。

太っちょウィズネイルのメイク姿で"僕"に迫る場面は滑稽で笑った。

浮浪者ギリな感じだが金には困っていなさそうだし二人で旅行したり暮らしていたりで同居した意味は?

若干、しっかりしている"僕"が一抜けて先を越されたウィズネイルの心は此処にあらず。

ジミヘンが流れるのは良いしラストのThe Beatlesもジョージ・ハリスンがクレジットされているし。

全く共感も出来ずに寧ろ嫌いな二人ではあるが何が起きこの関係性に滑稽さが面白い。

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万年 東一

3.5いい感じの映画

2016年7月12日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

悲しい

楽しい

良いか悪いではなくて、好きか嫌いか、どちらかでしょう。コンセプトも作品性も明確だし、どこをつっこむとかそういう次元ではない。
面白いところはいくつかありますが、ホモのおじさんの一連のくだりはばかばかしくもおかしい。中盤で結構な尺とってやることか?という。
ラストは「感傷」というより、「清算」といったほうがよさそうな後味です。ジミヘンの声はやっぱり響きます。

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okaoka0820