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映画「KAZUYA 世界一売れないミュージシャン」 KAZUYA 世界一売れないミュージシャン
劇場公開日:2014年4月12日
解説
札幌で活動する51歳の売れないミュージシャン、KAZUYA(渡部和哉)の生きざまを捉えたドキュメンタリー。1990年代に札幌で人気を集めたロックバンド「PHOOL(フール)」のフロントマンとしてメジャーデビューを目指すも、バンドは10年間の活動を経て解散。その後のソロ活動も全く売れないまま時だけが過ぎ、50代を迎えてしまったKAZUYA。そんな彼の日常に1年半にわたって密着し、10年ぶりに新作アルバムの制作に挑む姿を追う。ミュージシャンのサエキけんぞうがナレーションを担当。
2012年製作/96分/日本
配給:KAZUYA製作委員会
スタッフ・キャスト
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2020年10月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
2014年7月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
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51歳のミュージシャンKAZUYA氏。実力はあって?いい線行きそうだったのに、結局バンドは解散、以来約30年、食えもしないのに音楽だけは続けている。
で、この人。
地元北海道内から出ない(ツアーとか、売れるために上京とかする気無し)←「知らない街で泊まったりとか嫌じゃん」
ヒモ暮らし、働かない←「就職の面接とか緊張するじゃん、今さらムリ」
収入や売れないことについて聞かれる←「そういう話はしたくないんだよな〜」
詞がイマイチと言われる←「でも、人の詞を歌うのはヤダ」
…等々ダメ人間発言満載。
なのにCD出せたりする不思議。養ってくれる彼女も、応援する人もいる。おっさんなのにあの子供っぽさ、どこか憎めないんだろう。
売れないならやめれば…?いや、かといって音楽しかできないよなこの人、って感じ。
もの悲しいような、でも、そこまで好きなものがあるって、ちょっとうらやましい。
結局、10年ぶりに出した(なぜ出せたんだろうか)新作アルバムの売れ行きも、Amazonのダウンロード数も一桁、ライブも大赤字っていうのには笑った。
世界一売れないミュージシャンとして開き直ったら、その先にこそ何かあるのかも?