ジョン・ウィックのレビュー・感想・評価
全346件中、281~300件目を表示
キレキレのアクション
久しぶりにキアヌ・リーブスの作品を鑑賞しましたが、やっぱりキアヌはかっこいいです。
どこか日本人に近いというか親近感を覚えます。
さて今作は復讐劇なのですけど、ガンアクションだけでなく柔道技なんかも出て来ます。
その全てに無駄がなく、効率的なんです。
観ていてスカッとする作品です。
「ジョンウィック」というパワーワード
伝説の殺し屋として名を馳せたジョンウィックは引退のキッカケとなった妻に先立たれ、彼女が残してくれた仔犬と共に静かに暮らしていた。
そんな平穏をぶち壊し、愛車と愛犬の命を奪ったマフィアに復讐する彼を描いた大人気キアヌリーブス主演のアクション映画『ジョンウィック』シリーズ第1作目。
50歳を超えても現役バリバリのアクションスターらしさを発揮するキアヌリーブスを主演に迎え、2014年に誕生した大ヒットシリーズ。
反響に次ぐ反響により後続のシリーズが続々と製作され、まさかのマトリックス4が本当に動き始めるなど2010年代以降のキアヌリーブスのキャリアを爆発的に押し上げたと言っても過言ではない作品。
過去の逸話や伝説の数々でジョンウィックのヤバさを語る関係者の面々と復讐に燃えるジョンウィックが黙々とその準備を進めていく様子に30分。
煽りに煽られた末に登場した伝説の殺し屋は速すぎるアクションと一発一殺の銃裁きで多対一の戦闘をモノともせずに標的に向かう様を見せつける独壇場の活躍で一躍アクションムービーのニューアイコンに躍り出た。
人物描写不足やストーリ展開に若干の強引さや違和感もあったが、逆に他の情報を排してキアヌリーブスの凄まじさを拝むには絶好の作品だったかもしれない。
とりあえず犬が可愛い。
これは今後も大事な要素笑。
チーム物が好きな自分としては少し響かないところもあったが(近年稀に見る最高に渋い存在感を放ったウィレムデフォーの初回退場とか)今後のジョンウィックユニバースに期待。
2015年10月24日(土)1回目@TOHOシネマ新宿IMAX
2019年10月21日(月)2回目@Netflix
キアヌほとんど喋ってないやん!黙々と復讐のことだけを考えて貫徹する...
キアヌほとんど喋ってないやん!黙々と復讐のことだけを考えて貫徹する精神には感服。綺麗に踊るような格闘シーンよりガチャガチャゴツゴツした格闘シーンの方がキアヌには似合ってる。そして敵役の津川雅彦感が凄くて津川雅彦にしか見えなくなっていった。
ストーリーの無さといったら…
アクション映画にありがちなストーリーの薄い奴だった。
死んだ妻から送られた愛犬を殺された悲しみで復讐に燃える…
設定は悪くないのだがそのあとの内容は微妙。
後はほぼアクションでそんなに驚いた展開もなかった。
ストーリーを重視する人にはお勧めできない映画。
アクションだけ見れば、完璧。
アクションは、さすがキアヌ。最高です。ほぼ全部ヘッドショットを加える感じが、彼らしい復活を語っています。とは言っても、やはりストーリー性が...これだけ最高の映画を知れば、彼の過去も知りたくなります。続編が楽しみです。制作に期待しています。
good!
細かいことなしで、楽しかったから問題なし!クラブのシーンはアドレナリンバンバン出た気がする!とりあえず劇場の前でみようか悩んで、これを見てるなら是非!映画なんか楽しけりゃいい!特に友達と行く時
映画史上最凶の愛犬家、誕生
妻の形見である子犬を殺された男。だが子犬を殺した裏社会の顔役のバカ息子は知らなかった。
その男が、かつて裏社会で最も恐れられた殺し屋、ジョン・ウィックだった事を――
という訳で、『スピード』『マトリックス』そして本作……
忘れた頃に帰って来る男キアヌ・リーヴスの全米スマッシュヒット作が日本上陸!
.
.
やっぱり最大の見どころはアクションシーン。
演技力を評価されたことはそんなに無いものの(←オイ)、役に対する誠実な姿勢を色々と伝え聞くキアヌ。
この映画に登場する戦闘術・通称“ガン・フー”も相当な量の訓練を重ねたらしいが、
本作での彼のガンアクションはマジで際立っている。まるで精密機械のようにスピーディで流麗!
戦闘開始早々、3秒で4人銃殺するという離れ業に口あんぐり。
クライマックスでのドライビング&シューティングなんて笑っちゃうほど見事。
しかも主人公ジョンは、「狙い易い部位を撃って動きを止め、頭を撃ってとどめを刺す」
という恐ろしく冷酷で能率的な殺しのスタイルをほぼ全ての敵に対して執行する。
"鬼殺し"の異名に相応しく、菓子パン工場みたいな勢いで死体を量産していくんである。
思い返してみると、撃たれた敵が「お、おのれ……」とか呻きながら背後から撃ってくる、
アクション映画ではお約束のそんなシーンも、本作には一切登場しなかった。
だって、ウィックさんが通った後は大概みんな死んでますから。
キアヌの怒涛のアクションシーン以外の見どころと言えば、個性あり過ぎな裏社会のメンツ。
最大の敵であるマフィアのボスはコワモテだけどユーモラスで憎めないし、
ホテルの受付・掃除屋・地元の警官とかの脇役すらも、フツーに見えるがなんかズレてる。
部屋の中に死体がごろごろ転がってる所や、血まみれで格闘してる所を見ても、
ウィックさんの周囲の人たちは「あらまぁお宅も忙しそうね」くらいのノリなんである。
裏社会の方々は、どうも一般人からはかけ離れたセンスをお持ちの方ばかりのようで……。
というか職業柄なんだろうけど、みんな死体に慣れ過ぎ(笑)。
そんな人々による裏社会独特の流儀が、この映画全体の雰囲気をユニークなものにしておる。
.
.
ただ、主人公のウィックさん、実は評判ほどの無双っぷりを見せてくれる訳では無く、
格闘になるとけっこう手こずったり、強運に救われたりする事もしばしばある。
そこがアクションや感情面の勢いをけっこう削いでいる気がして、残念と言えば残念な点かな。
まあ今回ウィックさんは怒りに我を忘れてるし、元ボスが敵なので行動範囲は
特定されちゃってるし、おまけに5年以上もブランクがある訳なので
昔通りとはいかなかったのかね。
.
.
以上!
ストーリーにそこまでの新味は無いものの、唖然とするほど流麗なアクションが随所にあり、
どことなくユーモラスな雰囲気もあり、間違いなく平均以上のアクション映画。
判定3.5~4.0で迷ったが、もっとキアヌの無双っぷりを堪能したかったということで3.5判定。
続編決定しているとのことで、今からこちらに期待しておきます。
<2015.10.17鑑賞>
.
.
.
余談:
本作の戦闘術“ガン・フー”について。
公式サイトのギンティ小林先生のコラムによると
柔道・柔術・ブラジリアン柔術・システマ(ロシア軍隊格闘技)といった格闘技に
近年アメリカの軍事会社にて考案されたC.A.R(Center Axis Relock)システムなる
近接戦闘術を織り交ぜたものとの事。
このC.A.Rシステムをちょろっと調べてみると、これがけっこう面白い。
上半身の姿勢をブらさず、肘を曲げた両手で銃を握るあの独特な構えを行う事で、
・狭い室内等でも素早く正確な構えと射撃が可能
・銃撃時の反動を押さえられる
・マガジンの再装填を素早く行える
・肘を使って近くの相手を殴る事も出来る
などなどの利点が生まれるという。
……まあ銃を撃つ機会なんて一生来ないと思うので調べたトコであれなんだが、
なんだかんだで武器一般には惹かれるものがある訳で、雑学として。
楽しめますが、お粗末
確かに楽しめますが、中途半端は否めない。
悪役がもっと酷かったら、これでも良いのだが・・・・
馬鹿とは言えかわいそうとも思えてしまう。
魅力的な登場人物も多いのに、最期があっけなさすぎ。
親玉がなぜか強すぎで疲れました。
いい加減なところで終わっておけば良いのに。
この秋、最高のハードボイルド映画
満足度満点のハードボイルドでした。
作品の内容上、15才以上でしたが、単なるドンパチ、アクション映画を期待しているお子様には、理解し難いので、その意味でも正解です。
子犬は、忠誠心の象徴であり、自らに忠実であれを物語っています。
また、亡くなったばかりの愛する妻の魂が宿っている大切なものですから、単なる子犬としか理解出来ないと、そこでタイム・アウトです。
悪に勝つには最高の悪で、正に、因縁の対決は、愛を宿したWICK(灯火・ともしび)によってケリをつけます。
愛を宿した悪人は、最高の悪で悪人の息の根を止めるのです。
エゴに生きる人間は、大小に関わらず悪人。
世の為、人の為、又、愛する人の為が、悪を倒す最高の悪になる(最高の悪であり最高の善)。
だから、一般人には危害を与えない。
愛の灯火を宿したウイック(ともしび)が勝つのですね!!
再び、裏の世界が血に染まる
キアヌ・リーヴス新シリーズ始動ッ!今回は無敵の殺し屋だッ!奴の名はジョン・ウィック!
紹介しよう!「地上最強の殺し屋ジョン・ウィック。彼を何人たりとも怒らせちゃならない。敵に回しちゃならない。ひとたび彼のターゲットになったのなら、待っているのは“死”あるのみ」という、少々大仰なキャラクター像に強烈に惹きつけられるッ!いやいやそんなに強いのかよッ!そんなに怖いのかよッ!と。だけど現在の彼は殺し屋稼業をすっかり引退しているぞッ!良かったねッ!
で、そういう場合、再び仕事を頼まれて、すったもんだあって、じゃ仕方なく現場復帰ッ!みたいな乞われパターンが大体この手の映画には多いんだけども、この『ジョン・ウィック』に限ってそれは有り得ないッ!裏社会の人間さえもがその余りの殺人スキルに恐れおののき、戻ってくることを望んでいないのだからッ!関わりたくない的なッ!触れたくない的なッ!嘗ては彼を部下として使っていたロシアンマフィアのボスさえも、復活を歓迎しない腫れもの状態ッ!
だけど戻ってきちゃったよッ!という。理由は復讐だよッ!という。
ターゲットはボスの息子だよッ!ってんだから、組織震撼。ビビリまくり(足を洗った部下をビビるボスってのも面白い構図ですよね)だぞッ!そのボスのバカ息子が伝説の殺し屋とは知らずに彼の家を不法侵入。車盗んで彼の愛犬殺しちゃったもんだから、ターゲット認定されちゃったッッッ!!!
バカ息子の尻ぬぐいに組織総動員でジョン・ウィックを迎え撃つしかないッッッッ!!!!というのが、お話の中心でございます。なんか面白そうでしょ?いや実際面白くてね。
まず、この映画を語る上で外せない成分が、独特の戦闘術なんですが、ガンアクションとカンフーを融合させた「ガン・フー」というやつです。これをキアヌがバシバシキメて敵をバンバン殺っちゃう。弾の無駄遣いがないんですよね。一発撃てば殆ど確実に殺す。顔面発砲当たり前。ナイフも使っちゃうし体捌きでも殺しちゃう。鉛筆も使っちゃう(らしい)。このアクションにね、もう痺れちゃうんです。もっとやってくれ!もっと魅せてくれ!と。
でも、んー、それは間違いないんですけども、それだけでマフィアが震え上がる男、というには余りに説得力に欠けてて。意外にも人間臭く苦戦するんです。大怪我もするし。そんなに「無敵の男」と言う訳でもなくて。おまけに正攻法真っ向勝負で敵の陣地へ真正面からカチコミかけるし。それプロの仕事とは呼べなくね?となって。しかしまあその理由というか、案外すんなり判明します。皆が恐れる所以は、彼をサポートする側の圧倒的な層の厚さにもあるんですよね。信頼関係というか、リスペクトというか、信奉者の援助で彼は支えられてるんですね。それプラス、殺そうとしても全く死んでくれない恐るべき強運のオーナーでもあって。ジョン・ウィックを取り巻く全ての要素が絶対的な“恐れ”を形作ってるという。
まあ百聞は一見にしかずですな。兎にも角にも劇場に足を運んでもらってね、体感しちゃってください。
ジョン・ウィックの殺人スキルを見逃すなッッッッッ!!!!!
ワンコの死でキアヌ完全復活
子犬を殺された恨みでマフィアを壊滅するキアヌ…恐ろしいですわあ…
死んだ奥さんが残した子犬を生きる糧としていたキアヌだがマフィアのボスの息子1味に車強盗にあいその際に子犬を殺された。ここからはもう、一本道。ブチ切れた元最強の殺し屋のキアヌが殺す、殺す。ガンフーというガンとカンフーをかけたチープなネーミングセンスとは裏腹に滅茶苦茶効率的で実戦的なアクションを駆使してどんどん殺す。銃を片時も離さず、近接戦も銃を利用して殴ってふらついた所でヘッドショット。観ていて非常に恰好いい新しいアクション映画がここに誕生した。
話しの展開は少ないがそんなことはどうでもよく、キレたキアヌがどれだけ粘着質で恐いかを感じることの出来る貴重な映画なのだ。
マトリックス以降パッとしなかったキアヌだが、この映画で完全復活を成し遂げた。予告でも言っていた「戻ってきたぜ」っという台詞の重みを今さらながら感じた。
全346件中、281~300件目を表示