劇場公開日 2015年10月16日

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「アクションとキャラクターの描写がいい」ジョン・ウィック tabletapさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5アクションとキャラクターの描写がいい

2016年3月19日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

単純

「復讐もの」というと暗い作品が多いが、
本作は痛快に作り上げている
濡れ場がなくて過剰なグロテスク表現はない
痛快娯楽アクションとして楽しめる。

「愛犬を殺されてマフィアを叩き潰す」
復讐ものでは被害者はマクガフィン扱いで、
正直なんでもいいけど愛犬というのは珍しい
それでいて動機付けとしては十分納得できるようにできている。
愛犬は絶命前にジョンのもとに擦り寄っていった血の跡があり
ジョンがその跡を拭いながら復讐の意思を固めていく
細かい描写が良く出来ていると感じた。

「全編に渡り魅力あるキャラクターたち」
殺し屋の世界の掟、独特の世界観があり、
金のコインなんかの小道具が冴えている。
マフィアの二代目がクズというのは
ストックキャラクターの一つだがそれだけ安心して見ていられる。
マフィアのボスや殺し屋たちのキャラクターが立っている
彼らと主人公との過去の関係性も本作の魅力

全編に渡り中だるみがなく、最後まで楽しめる。

個人的に地上波放映見ながら某巨大掲示板で
ワイワイしながら見るのが楽しい作品だと思う。

tabletap