誘拐の掟のレビュー・感想・評価
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飛び抜けた内容ではない…が
誘拐犯たちのサイコっぷりは驚くほどではないものの、ヤクの仲介者の身内を狙って金を奪うやり方はある意味賢い。
当然、警察に言えないから自分達で解決するしかない……。
ここで、リーアム・ニーソンの出番になるが叔父さんはうらぶれた無許可の老探偵。
地道な捜査で誘拐犯たちを探して行く。
少年TJとのエピソードは少々クサいけれど、ギリギリ我慢できると思う。
ラストの犯人の言い訳を言い切らせて欲しかったが、容赦ない一撃が私の欲望を絶ち切ってしまった。
誘拐犯と麻薬取締り局が繋がってたらもっと面白かったのに……と不謹慎なことを思ったけれど、そんなどんでん返しはなくとも、充分観られる作品です。
残忍な犯罪が怖かった
現実でもありそうな犯罪なだけに身近な恐怖をかんじて怖かった。
派手なアクションは無く、話は淡々と進んでいく。
地味に緊張感が続き疲れた。
ちょっとリアルっぽい犯罪の話は苦手なので私的にはもう見なくて良いかな。
ニーソン映画の必須要素は具備しているが突き抜けた面白さは無い作品。
量産されるニーソン映画。
作品の数を重ねる度にカイゼンされ。
近年では必要な要素は入っていることが前提となり。
その中で創意工夫や作家性が盛り込まれる、という状況。
本作もニーソン映画の必須要素は具備。
酒に溺れた姿、暗い過去に苦しむ姿、スイッチが切替わった時の豹変した姿。
入れるべき要素は全て入っている。
…入っているが突き抜けた面白さが無い。
まずニーソンを取り巻く登場人物達がイマイチ。
原作がある作品なので出さざるを得ない点は理解出来ますが。
TJとの出会いと交流、そして話との絡みは然程面白くない。
基本的に受け身のニーソンは対峙する敵の重厚感に応じて光るのですが。
本作の敵役は確かに凶悪だが何処か小物感が滲み出ている。
敵側の小物感に引き摺られてニーソンも小物感が出てしまった点は残念でした。
また話自体もこじんまりした印象。
語られる話が小規模であることは問題ないですが。
ニーソンが彼方此方足を運ぶため、場面毎の重厚感が然程ない。
何処か2時間ドラマ感もありショボ……こじんまりした印象を受けました。
ニーソン映画の必須要素は具備しているが突き抜けた面白さは無い本作。
個人的には同時期に公開された映画「ラン・オールナイト」の方が面白かったです。
両作観て自身の好みのツボを確認するのも面白いかもしれません。
オススメです。
やたら強いデカじゃなく。
アクションバリバリかと思ったら全然違ってた。
刑事引退した私立探偵の人間臭いお話でした。
犯人も早々に登場させちゃうしヤクの仲介人や黒人少年も皆理性的。無駄に突っ走らないところが妙に納得感あり。いい意味で期待外れ。
ストーリー展開
は良かったかな、リーアムニーソンの魅力が期待通り出ていた あまり作品としては期待してなかったけど その分面白かったかな、しかしタイトルからは内容を想像出来ない、タイトルは変えたほうが良いんじゃないかと思う。
人を殺せば殺される。単純だが非情な“掟”。
【賛否両論チェック】
賛:凶悪犯にも臆せずに立ち向かっていく主人公が魅力的。決して強くはない主人公の人間らしさも印象に残る。
否:ストーリー自体は単純なので、予定調和感は否めない。グロシーンも多数あり。
常軌を逸した犯人達に、ひるむことなく正面から立ち向かっていく主人公の姿が、とてもカッコイイです。銃を突きつけられても微動だにせず、
「どうして怯えないんだ!?」
と言わせるシーンなんかは、非常に痛快です。
ただ、どうしても猟奇殺人犯が相手なので、直接的な表現は少ないものの、グロテスクなシーンは結構出てきますので、その辺りはご注意を。
展開そのものはかなりシンプルで、そこまでひねりが効いている感じでもありませんが、凶悪犯との鬼気迫る対決を、是非ご覧になってみて下さい。
ん〜微妙
期待の最強オヤジ、リーアムニーソンの最新作です。96時間みたいなハードなリーアムおじさんを期待すると、拍子抜けします。だからと言って、デビッド.フィンチャーの猟奇者名作、セブンほどの世界観も有りません。リーアム.ニーソンファンでもがっかりかな。時間潰しにどうぞ。
映画「誘拐の掟」感想
探偵である男の贖罪の物語で、お話としては一般的な気がします。刺激的なシーンが多く、また誘拐犯との戦いはハラハラドキドキ。作品に出て来る小物(お酒、刃物等)は質感がとてもよく、全体的に暗いトーンで重厚感のある出来栄えです。
古風な感じで面白い!
この映画には、昔ながらのサスペンス・ミステリーの要素があります。元警察官の主人公は、現役時代に学んだことや経験を生かして、私立探偵となって色々な仕事を請け負い、それらをこなしてきたプロフェッショナルです。そんな主人公は、誘拐事件の犯人探しの依頼を受けます。主人公の誘拐犯の探し方は、地道に証拠をかき集め、その証拠を元に犯人を追い詰めていく手法は、古風な感じでした。
なかなかスマート
アル中探偵マット・スカダー シリーズの一編。
近ごろ目を覆いたくなるような残虐シーンを露骨に描く映画が多いなか、この作品はとてもスマートなやり方で処理している。例えばオープニングのタイトルバックは美しい金髪女性のクローズアップだが、ベッドシーンかと思わせて、やがてそれが犯行中のシーンであることがわかる、とか。
リーアム・ニーソンいい線行ってる。が、もう少し弱さやダメさが見えた方がよかったと思う。
「800万の死にざま」もう一度見たくなった。
リーアム・ニーソンの演技や表情は素晴らしく観客を作品へと引き込む力...
リーアム・ニーソンの演技や表情は素晴らしく観客を作品へと引き込む力がありますね。ストーリーも理解し易くテンポ良く進んでいたと思います。作中に渦巻く狂気に恐怖心を掻き立てられました。
しかし最後まで重たく暗い印象が残りました。
楽しめた!
〇点
・俳優陣の演技力
・ストーリーの内容と尺があってる。
・頭を悩ませない程度のミステリー感。
・興奮
・冷酷
・音響、音楽
×点
・過去をひっぱりすぎでしょ
・TJの役ドコロ
・ラストの背景が空間とあってない。
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