ハードエイト

推す。
今に続くPTAの画の高級感。
何せドアップを巧く撮る。
紳士の底浅さ嘘臭さに胸が空く
物語のスッポ抜け感も良し。

つかみが非常に良かった。それでgood。のめり込んでこの映画を見続けるわけだ。すると、どうしても気になることがある。なぜ彼は彼を助けるのか？その後の流れがわりかしルーティンというか、あんまり集中していなくてもいいようなシーンが続くので、その間に考えちゃうわけですよ。で、結局その答えが。
あれ？はあ？って、拍子抜けになったわ。まさか、それはないだろう。と思ってたようなやつで。そして、あの若い方のは何も気が付かなかったのかね。まぁ気がつタイプじゃなさそうだったが。
そして、このラストシーンは何だ。ヒューマニズムなのか？なんなのか。ちょっと壊れたヒューマニズムみたいなものをかっこよく描きたかったのかな。しかし、私に言わせれば、これ全てがお子様がだまされるスナック映画よ。
でもね、最後の曲はキマっていたのよ。なんだかんだで最後まで見たし。映画ってのはそれでいいのかもしれない。みんなの点が高すぎると思ったので3を1.5にした。
これを最後まで見ちゃった人がかわいそうだから、私が一つだけ教えてあげよう。
レイプ経験のある女性は、ヤリマンになったり。風俗で働くようになったりなりやすい。決して、彼女を責めないでほしい。

偶然通りかかったわけではなく、きっちり計算していたシドニー。身なりも態度も紳士だけど、昔は危ない仕事をしていただけあり、トラブル対応はさすがであった。自分の行為により、進む道が違ってしまったかもしれないジョンを、守り導く彼は、父親の代わりになったのだろう。

BS松竹東急の放送を鑑賞。

ラスベガスのカジノで所持金全てを失い、ダイナーの外に座り込み途方に暮れるジョン（ ジョン・C・ライリー ）。素性の知れない初老の紳士シドニー（ フィリップ・ベイカー・ホール ）に声をかけられる。

カジノのウェイトレスとして働く美しい女性クレメンタインをグウィネス・パルトローが演じる。

クレメンタイン、そのうち失踪してそう。

ボール・ニューマン主演作「 ハスラー 」と趣は違っていたが、ラストシーンが巧い🩸

BS松竹東急を録画にて鑑賞　（吹替版）