イン・ザ・ヒーローのレビュー・感想・評価
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ベタなのはわかって観てるから良いのだがそれでもチト長い
串田アキラの主題歌とか「わかってる」感じがよい.ベタなのもお約束だし,それを照れなく演じるのがこの映画の価値になってる.ただ,そうは言ってもチト長くて途中ダレる.
まぁまぁ楽しめた
スーツアクターと言えばウルトラセブンその他、ゴレンジャーあたりか。
ラストのアクションの尺がちょっと長い気も。
一番の見どころだろうが。
展開はお定まりで特に目新しいものは感じないが、スーツアクターの環境が垣間見られて良かった。
映画好きにはたまらない一作!!
唐沢寿明さんのアクションは必見!!スーツアクターやスタントマンの努力や撮影中の様子など知ることができ、その方々のおかげで今日の日本映画が支えられているんだなと感じました。
一ジャリ番ファンの意見です。
僕は歴は浅いながらも仮面ライダー、いわゆるジャリ番ファンです。もちろんこの作品に出演している福士蒼汰君主演の『仮面ライダーフォーゼ』も見た上で言います。
最初に良かったところ。すっかり下火となってしまった特撮モノを今でも送り出し続けてくれている東映が、あまり陽の当たらないスーツアクターさんをリスペクトした作品を撮ってくれたこと。そして、東映撮影所の機材を活用してスーツアクター及びスタントマンの凄さを実際に我々に見せてくれていること。福士くんがスーツを着てヒーローのマスクの目線の狭さを見せるシーンなどが代表的ですね。この作品の評判は上々ですしファンとして嬉しいことです。
でもファンだからこそ言いたいことがある…。いやファンとか関係なく言いたいこともある。重箱の隅かもしれませんが。
まずキャスティング。『フォーゼ』を一年間やった福士君に「ジャリ番をナメきった生意気イケメン若手俳優」を演じさせるということの違和感。もちろん見る前からわかっていたことなんだけど、見ている間も「彼はそんなこと思ってないはずなのに」というノイズを取り去ってはくれない。更に「25年スーツアクターをやってる人が現場であんなに軽い扱いされるかなあ…」という疑問も浮かぶ。加えて(特に娘とのカフェのシーン。スベってるしあれは最悪。)唐沢さんのキャラは頭おかしいし、黒谷友香さんのキャラは単に嫌味な女にしか見えない。前半は見ていて苦痛だった。
じゃあ彼がジャリ番に真面目に取り組むようになってからは良いのかというとそれも微妙。なぜかというと、福士くん演じる彼がジャリ番に対する見方を改めたからちゃんとやるようになったという風に思えない、つまり自分の失敗への責任感+ハリウッド映画の練習がてらやってる風にしか思えないから。
勿論唐沢さん演じるスーツアクターの仕事ぶりを現場で見たり、仕事を経て仲良くなったとかそういう経緯の描写はあったけど弱いし、なんとなく仲良くなったぐらいにしか見えない。ついでに彼の2人の兄弟も同情を引くための飾りにしかなってないから鬱陶しいだけ。ついでに寺島進さんの結婚式とかほんともうどうでもいいよって…はい。
ひいては、結局ジャリ番がハリウッド映画の踏み台として扱われているようにしか見えないから最後までモヤモヤ。ハリウッド映画にはないジャリ番の喜びのようなものをもっと描いた上でハリウッドに挑戦ならもっとノれたと思うのですが。結局脚本や監督の方がジャリ番を軽んじてる結果なのでは…?と思ってしまう。
最初にも書きましたが、普段特撮を見ない人にスーツアクターの凄さを伝えるという意味で価値ある映画だと思います。しかし僕としてはもうちょっとなんとかならなかったのか…と思うところも多かったです。
チームワーク
スーツアクターやスタントマンがいなければ映画は完成しない。
もちろん、証明や小道具・大道具等も必要で、そこにいる人たちにスポットをあてた作品で、ある意味では蒲田行進曲と同じ感じ(ハッピーエンド)の作品。
陽の目を見なくても、頑張りましょう!
イン・ザ・ヒーロー
僕は、20年程前 副業として ウルトラマン 仮面ライダー スーパー戦隊 セーラームーン等のキャラクターショーのチームに所属していた事がある。
キャラクター物が 大好きだった。
今でも ウルトラマン 仮面ライダー スーパー戦隊 プリキュア が 好きだ。
チームに所属していた頃 練習が めちゃめちゃ厳しかった。
ウォーミングアップのマット運動 受け身の練習で 頭ぶつけたり、バランスを養う訓練では、ビクビクしながら 歩いたり、基礎の殴り 蹴りの練習では、鳩尾にいっぱつ喰らったり、「イン・ザ・ヒーロー」では、アクションチームの練習が 嘘がなく ハッキリ描かれていたし 人物も 黒谷さん演じたような 優しいけど 喧嘩っぱやそうな 女性の先輩も いたし、ちょっとした 自分の懐かしい青春を見ているようで 楽しかった。
DVD出たら 買って見たい。
予想以上に面白かった
スーツアクターを主人公にした映画ですが、予想以上に面白かったです。ストーリーはちょっと「蒲田行進曲」っぽいですが、スーツアクターのリーダとアイドル俳優の関わりを軸として、クライマックスのアクションシーン、エンディングまでよく出来ています。唐沢寿明を初めとする役者も役にはまっており、みんなが安心して楽しめる映画だと思います。ただ残念なのは「No Wire No CG」のはずのラストのアクションシーンで明らかにワイヤーもCGも使われていたところです。
いろいろあれど。
落下シーンが、とか蹴られた俳優が飛んでいくシーンが、とか物語の中の設定はどこに?といろいろ突っ込みたくなりますが、ドストレートに楽しみました。
唐沢寿明と寺島進がスーツアクター出身てのもこの映画のスパイスになっていて、とても良かった。
中年のおっさんには、これ位熱くてちょうど良い。
唐沢さんの死んだような目が
逆に生き生きと見えて、キャスティング、素晴らしかったです。
前から動ける人だなぁと思っていましたが、これ程とは。
低予算だろうに、マンパワーでいっぱい工夫してあって、スタントアクション版ザッツエンターテインメント要素がたくさん入ってる作品に仕上がってました。
オッさんオバちゃんホイホイな内容だけど、若い人にも見てほしいなぁ。
こっちも分かったフリして偉そうにしないからさ。
そして、体をはったシーンが残酷、みたいな捉え方をされて減りつつあるというアクションを、しっかりフィクションに活かす風土を保ってほしいです。
あと、忍者はくる。
きっとくる。
家庭に居場所のないお父さん達にとっての戦隊ヒーロー版『蒲田行進曲』
戦隊ヒーロースーツアクター版『蒲田行進曲』であり、『ザ・レスラー』であり、『8 Mile』であり、『ロッキー』・・・観客疎らなシネコンの暗がりで泣きじゃくったのは『ザ・レスラー』以来。
正直100点満点あげられる出来ではなく、くだらないベタな台詞や演出も散見されましたが、ショッカーの戦闘員からライダーマン、トレンディ俳優を経て今に至る唐沢寿明の一世一代の名演技の圧倒的な説得力の前にそんな枝葉末節は吹き飛びました。
これは彼女や嫁や娘にバカにされながらも道化に徹してきた全てのダメなお父さんたちこそが観る映画で、それ以外の人の心には下手すると何にも残さない非常に偏った作品だと思いますが、そんな私達のためにこんな素晴らしい映画を作ってくれてありがとうという感謝で胸がいっぱいになりました。
見て良かったo(^_^)o
唐沢寿明さんが主役かと全然期待せずに見ましたが、面白かった。和久井映見さんもいいアジ出してますね。
舞台裏って、本当に大変なんですね。アクションヒーローってすごい。
すじの通った生き方になんだか感動して涙が出ました。
ハードル上げすぎた。
期待しすぎた。平均的な邦画という印象。
前半は場面の切り替えが小刻みすぎて、詰め込みすぎの感。裏方さんの大変さや、一ノ瀬りょうの生意気さは充分伝わったけど、絞って欲しかった。
一ノ瀬の境遇はもう少しシンプルなほうが私は見やすかった。
女優陣はハリウッド出演が決まった際の非常に複雑な心境を和久井映見さんが旨く演じていたと思う。
そして唐沢寿明。殺陣シーンは噂どうりの見応え。勇気や元気みたいなものを戴いた。ありがとうございます。
暑苦しいまでの夢に賭ける情熱を以て後半に進みたかったが、私的に少し散漫な気持ちになってしまった。
エンドロール差し込みの監督の台詞も蛇足的で、もっとスパッと終わって欲しかった。
映画鑑賞中に地震が起きたのは初めて焦
期待を裏切らない唐沢寿明!!
普段見えないアクションの裏側を本気で、かつ面白く見せる!
この映画に出演したひと、美術さんや音声さん、技術さんなど、すべてのひとに拍手をしたい!
映画作りの影の立役者にスポットをあてた映画でした!
見応え100%!
子供に返ってヒーローもののテレビみたくなりました。
映画はやっぱりイイ!
いつも言うことだが、バックステージものはそれだけでポイントが高い。映画作りの裏側が覗けるのが楽しい。「喰女 クイメ」(三池崇史監督)でさえその点はポイントが高い。
スーツアクター。おそらく日本独特の職種だとおもうが、戦隊ものなどのスーツの中に入りアクションをするいわばスタントマンの発展系である。
スーツアクターの多くが、顔や名前が大スクリーンに映ることを夢見ていることを知った。
普通の俳優はスーツアクターにはなれないが、スーツアクターはいつでも俳優になれる。スーツアクターは専門職なのだから、その道を極めるのもありなのでは?
唐沢寿明や寺島進はスーツアクターの経験者で、いまやおしもおされもせぬ人気俳優になっているが、彼らの年齢でもスーツアクターをやっている人が現実におられるということだ。
また、彼らは僕と同年代。何も感じないというわけにはいかない。
物語の構造はあの「蒲田行進曲」(深作欣二監督)とそっくりで、目新しいものではないが、武正晴監督はそつのない演出で、きっちりと見せてくれる。できれば、最後の大殺陣はワンカットでやってほしかったところである。
ラストのラスト、スタンリー・チャン監督(イ・ジュンイク)の主張がおもしろい。イ・ジュンイクは現在、韓国映画監督協会の会長だそうだ。その主張もうなずける。
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