「嗚呼、安定の邦画クォリティ…」イン・ザ・ヒーロー 好きこそモノのヘタレなれさんの映画レビュー(感想・評価)
嗚呼、安定の邦画クォリティ…
唐沢氏、福士氏共に良くも悪くも役にハマり、丁寧な話運びと相まって楽しめた一本。
陽の目を見ない英雄たちに光を当てた、という点で☆+0.5。
ただ…
事前の予想を一つも裏切らないド直球なストーリーはどうなんだろう?
山場の扱いが、いまふたつなのも至極残念。
ハリウッド映画界をバカにしたかのような描写。
そしてアクションを逆に舐めてるようにしか感じない大立ち回り。
凄いのは確かなんだけど…
「ノーCG!ノーワイヤー!」なんて大騒ぎしといて…
ねぇ?!そりゃやっちゃいけないだろ?
そうして出来た映画の扱いも、主人公の首の話も…
なんというか、全てが取って付けの匂いが如何しても拭えず。
他のアジア国で、同じネタで作ったら。
各自に何倍も面白い作品になったはず。
邦画の限界が、見えたような気がする作品。
エンドロールの、邦画界の裏を支えて来たアクション&スタント部の皆様の勇姿が全て!
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