「忘れかけていた大切な何かに気づかされる!」リトルプリンス 星の王子さまと私 nagoya_yabuさんの映画レビュー(感想・評価)
忘れかけていた大切な何かに気づかされる!
現代社会への痛烈な批判を含んだ内容になっていて、現代社会の中で忘れかけていた大切なことに気づかされる!
そう、それは子ども心であり、想像力であり、目に見えないものである!原作自体が現代風刺の内容を多分に含んでいる…からこそ、映画ね画面は画一的な街、スケジュールだらけを、強いるお母さん、などなど思わず画面の前でニヤリとしてしまう。
同時に原作自体の内容の深さを改めてかんじさせる映画だと思う。映画製作者陣がフランスであり、もちろん原作へのリスペクトもつたわり、その原作からさらに…ファンタジックな続編を映画に組み込んだ感じ!
やはり星の王子さまの原作の難解さと内容の深さはすごいんだなと感じる。1943年の初版だから、現代社会といっても今とはまだ違うはず!でもジュペリがみた当時の現代社会は今とほとんど変わっていないということか…いや本質的にあの頃からすでに、私たちは子ども心を忘れた大人になっていたのか…
この映画を見ることで、もう一度、原作をちゃんと読みたいと感じた!もちろん、映画は映画で回想シーンのアニメーションが本当に心温まり、ステキだったな!!
ただ画面が全体に暗いかな、まー星のというか夜っていうイメージがあるからだとは思うけど、もう少し暗さ感は減ってもいいと思った。
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