「パニック映画として楽しめる」カリフォルニア・ダウン カピバラさんの映画レビュー(感想・評価)
パニック映画として楽しめる
今やアクションスターとして君臨するザ・ロックことドウェイン・ジョンソン主演のディザスターパニック 超大作。劇場公開する作品数が少ないジャンルですが、去年に引き続き今年も公開されました。
CGの迫力は凄まじいですが、地震と津波を経験した日本人は少なからず思い出し胸が痛くなるはず。
私もかなり恐かったです。鑑賞中に「こんなことが起きなきゃいいな」と何度も思いました。
ストーリーについてですが、離婚寸前の夫婦、家族で仲良くしたい巨乳娘、妻と同居する金持ち男。。。
こんな感じで、「アメリカ人の好きそうな設定」です。これを聞いただけでもラストはどのようになるのか皆さんも分かるはずです。
予想どうりの展開に話が進みますが、嫌いではないです。この手の作品に特にありがちなご都合主義なシーンが多くありますので、少し笑えます。
津波が到来するシーンはリアルでしたが、街にたどり着いてからはいつもの展開。色々なものが流れてきているのに水は透明ですし、「普通死ぬだろ」と思う箇所がかなり出てきます。
しかしそれもアメリカ映画の味だと思うので、笑って観ていればいい気がします。
できれば、「引き波」も描いて欲しかったなとは思いました。あまり津波の怖さはなかったです。
日本側がカットしたんですかね?
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