コードネーム U.N.C.L.E.のレビュー・感想・評価
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やっぱスパイものは冷戦下にかぎる!
60年代のTVドラマ「0011ナポレオン・ソロ(The Man from U.N.C.L.E)」のリメイクのようですが、オリジナルは未見です。
本作を観た第一声はこれです。
「しっくりきた(ぴったりきた)!」
やっぱスパイ物は冷戦下に限ります!
60年代のテレビドラマ「スパイ大作戦」のリメイクであるMIは、現代仕様に変えられてました。007もそうです。そうなると混乱してくるのが、スパイって誰と戦ってるの?ですよ。
基本冷戦下の米国・英国スパイの敵って、KGB(スパイ)じゃないですか?1991年KGBがソ連崩壊と共になくなった現在、スパイの敵はスパイじゃなくなったんです。
最近のスパイ映画では、敵はテロ組織・悪の集団のようですが、MIではチームで動くけれどもあくまで少数で、007ではピンチに女性の手を借りるけど、そしてその女性とHはするけど、でも命は助けないけど、基本ボンドは個で動いてる。うんと、無理だから(笑)
MI:5でも、007スカイフォールでも「スパイ組織いらなくね?」って言われてます。誰と戦ってるの?って。
でも流石、リスクファクターがちゃんとしています。私みたいなひねくれた観客の疑問を先回りして、でもね!な議論をMに展開させて説得力をもたせてますもんね。MI:5ではブランドがその役目を担ってました。
でもね、対テロ、対何かしらの悪の集団なら、国にもっと適切な、専門の部署があると思うんですよ。アメリカのSOCOMみたいな。
え?エンタメだから、そんな細かいことはいい?
でもー、チート感ハンパないスパイ1人に国の危機を託すとか、もう現在ではSFでしか成り立たない設定だと思いまーす。あ、思い込みです。すみません。
でも多分"007スペクター"は観に行きます!イーサンとボンド二大スパイを手玉に取った?レア・セドゥを観なくっちゃ!
長々とすみません!
本作はCIAのナポレオン・ソロ(ヘイリー・カヴィル)と、KGBのイリヤ・クリヤキン(アーミー・ハマー)が力を合わせて、ナチスの残党である悪の組織に立ち向かうお話です。でも後ろには、イギリス軍がついてます。あぁしっくりくる!
あと、冷戦下(60年代)にCIAとKGBのバディ物って、そうとう思い切った設定だったと思います。バディでありながら、2人は別々の国を背負っている。敵で、相棒。
違ったキャラのイケメンのバディ物を撮らせたら、右に出る者がいない(多分)ガイ・リッチー監督。スーパーマンにコミカルな演技をさせしょうもない下ネタを言わせ、ソーシャル・ネットワークで残念な双子を演じていたアーミーに、ハニカミ笑顔の純情な堅物を演じさせる。
ヒロイン:ギャビー(アリシア・ヴィキャンデル)とイリヤのちゅーする?しない?萌えに、じたばたさせられる。
背が高いイリヤと、テーブルの上に乗った小柄(に見えるのはイリヤがでかいせい)なギャビーとのちゅーする?しない?やっぱしない!なシーンに、ちょ、ガイ!と突っ込みました。
そういえばこのギャビー、しゃりしゃりしたハスキー声でむっちゃ可愛い。酔って踊って、イリヤに喧嘩を仕掛けて、むっちゃ強くてマウント取って、そのままイリヤの上で寝落ち!なに?この可愛さ!?それをイリヤが抱えて、ベッドまで連れていく。
いやー、ガイ・リッチーって、心得てる。なんか分かんないけど、やっぱ心得てる。
そしてイリヤむっちゃタイプ!背が高くて堅物で、でも好きな女性の前ではその表情が柔らかく溶ける。
"ビーバップ・ハイスクール"で、中村トオルさんの魅力に気付けなかった自分を、30年近く責めていますが、"ソーシャルネットワーク"で、アーミーの魅力に気付けなかった自分を、昨夜から責めています。ごめんなさい。
ただ、もうちょいナポレオンとイリヤの掛け合いが面白いと良かったなぁと。"シャーロック・ホームズ"のロバート・ダウニーJRと、ジュート・ロウの2人のように。
あれ、絶妙ですよね?ガイ・リッチーの他作品の比べると、台詞にコストがかかってないような印象を持ちました。
その分、お洒落感を増量気味。
睡眠不足が続いていたせいで、ちょいちょい意識が別世界を漂いました。時々、かっけー音楽が流れて、はっと意識が覚醒する感じ。後半のルパン三世ばりなカーアクション(水に車がダイブするとルパン三世を思い出します)、もっと最初からバンバンください。
今後も、007が失ってしまったスパイ・ユーモア枠を、奪いにくるスパイ映画が増えるんでしょうか。ちょっと楽しみです。萌えないけど(笑)
楽しかった、でも…
スタイリッシュなスパイ映画。
ともあれ、なんだか前時代的なキャラにも思う。
なんというか、緊張感がもっと欲しい。
いわゆる落差とか幅というやつだ。
終始ニヤけてる印象があって、しかも、それが鼻につく。
アメリカ的には、あれがクールでカッコイイのかもしれんが、どうにもこうにも。
お話し的には、ワクワク感はする。
アメリカ、ロシア、イギリスの連合軍的なチームでそれぞれの特技が魅力的。
おそらく続編も作られるのだろうが、楽しみである。ここを意識した伏線の張り方が本作には少々余分な感もあり散漫な感じが否めない。ともあれ、恋愛模様があったり、友情をほのめかしたりと、サービス精神も旺盛。
手軽に楽しめるスパイアクション。
だけど…二番煎じ感は拭えない。
惜しいっ。
お洒落!
ヒロシ
初のガイ・リッチー作品。
スタイリッシュなアクションムービーという部分では少し期待を裏切られたが、出演者の顔面の美しさとスタイルの良さが男女問わずとんでもないことになっていて眼福とはこの事か、と。
ストーリー自体は案外重いというかややこしくて、ミッションインポッシブルの無印をなんとなく思い出した。
キングスマンとともに、長く愛されるスパイシリーズになってほしいな。
今年は大型大作の続編やリメイクが話題になっているが、スパイ映画の大当たり年でもあった。
さて残すはスペクター。
それにしても、エベレストを見たばかりだから女性のメイクによる変化にビビらされた(笑)
しかし、美女は薄メイクでも濃メイクでも美女ということも知った(笑)
スタイリッシュスパイアクション(?)
ガイリッチーらしさ全開
監督のこだわりを楽しむ映画。
痛快
「スナッチ」「ロック、ストック&…」の監督で、マドンナがショーン・ペンの次に夫にしたガイ・リッチーの作品で、いつものガイ・リッチー通り、展開が早く、笑いあり。
ザックリ言うと1960年代アメリカから派遣されたスパイとソビエトからのスパイがいがみ合いながらも協力して核開発を阻止しようとするアクション。私には60年代のファッションやインテリアが強く印象に残った。
スーパーマンをやったイギリス人俳優ヘンリー・カビルがアメリカのスパイ、ソーシャル・ネットワークでの金髪碧眼の双子やローン・レンジャーでジョニデと共演したアメリカ人俳優アーミー・ハマーがソビエトスパイ。それより、2人のヒロインのうち「エベレスト」で地味な隊医を演じていたエリザベス・デビッキが超派手なイタリアンマダムになっているのに驚き!
たぶんこれ、続編あります。
次のボンド?
「ナポレオン・ソロ」についてはまったく知らない。いわばまっさらの状態で本作を観ることになった。
「シャーロック・ホームズ」シリーズよりは楽しめた。ガイ・リッチーらしさも少しはあった。
ちょっとずつ種明かしする手法とか、ちょっと手のこんだセパレーツとか、そういうこけおどしめいた演出が、実は嫌いではない。
アメリカのCIAとソ連のKGBが手を組むというのが斬新で、ふたりの若い役者も溌剌として、といいたいところだが、ヘンリー・カビルのほうが明らかに力量が上。役柄だけではない生硬すぎる何かがアーミー・ハマーにはあって、そこが物足りない。
ヘンリー・カビルは、イギリス生まれのアメリカ育ち。次のジェームズ・ボンドにどうか、と思っていたら「カジノ・ロワイヤル」のときに候補に上がっていたらしい。ならば、今度こそ。
本作、続編はあるのか。そのときはヒュー・グラントやアリシア・ビカンダーも帰ってきてほしい。
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