「スキマ産業」コードネーム U.N.C.L.E. 小二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
スキマ産業
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2015年は、『007スペクター』『ミッション・インポッシブル』『キングスマン』『ブリッジ・オブ・スパイ(日本では来年公開)』とスパイ映画多数だった。
その他『イミテーション・ゲーム』(スパイ界の大物スチュワート・メンジーズが出てくる)、『ミケランジェロ・プロジェクト』なども、直接的には謳ってないけれどスパイ要素が多少入っている。
こんだけスパイ映画が入り乱れたら、もうパターンとして残ってないだろうと思ったけれど。
『ミッション〜』ほど派手でもなく。
『キングスマン』ほどバカでもなく。
『ブリッジ〜』ほどフェアネスでもなく。
『007スペクター』ほどトムフォードでもなく。
『ミケランジェロ〜』ほど説教臭くもなく。
『イミテーション〜』ほどマジメでもなく。
いろんなスパイ映画のスキマをぬった映画だったなあ。これはこれで、需要あるってことだろうなあ。
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ガイ・リッチー監督の前作は、シャーロック映画というよりもブロマンス映画として面白くて(1は兎もかく2はヒロインの配役からして完全にブロ狙いだろう)、今回ナポレオンソロのリメイク、男二人のバディ系というかブロマンス系を狙ってるのかと思ったのだけど。案外、その色は薄かったなあ。
『シャーロック〜』がブロマンスとして良かったのは、ジュード&ダウニーJrのチャームに寄るものだったのかなあ。
追記:アリシア・ヴィキャンデル可愛かった。ヒュー・グラントも楽しかった。この二つで個人的は充分満足。
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