「スタイリッシュでハートフル。異色の痛快バディ・ムービー!!」コードネーム U.N.C.L.E. 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
スタイリッシュでハートフル。異色の痛快バディ・ムービー!!
【賛否両論チェック】
賛:敵国同士の2人のスパイが、いがみ合いながらも友情をはぐくんでいく様子が、痛快なアクションと共にコミカルに描かれていく。
否:間一髪のところで助けが入ったり等、展開はかなりのご都合主義。
「今年1番スタイリッシュなスパイ映画」といえば、やはり「キングスマン」だと思いますが、本作もそれに勝るとも劣らないくらいの、スタイリッシュなアクションやストーリーが繰り広げられていきます。片やキザでオシャレなプレイボーイ。片や生真面目で感情的な力持ち。そんな相性最悪の2人がドタバタ劇を演じながらも、最終的には同じも目的に向かって協力し合っていく様子が、コミカルに描かれていきます。
そして、最初はお互いを殺そうとし合っていたソロとイリヤに“絆”が生まれ、互いの危機にすかさず駆けつけるようになっていく姿も、なんだかハートフルでそれもまたカッコイイです(笑)。スパイにしてはやや感傷的すぎる気もしますが、それもご愛嬌ですね(笑)。
基本的には、そこまでのグロシーンもありませんので、ストレス発散には最適の作品です。
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