ジャージー・ボーイズのレビュー・感想・評価
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【『THE FOUR SEASONS』の栄光、挫折、再生の物語。ジョン・ロイド・ヤングのファルセット・ボイスに驚き、クリストファー・ウォーケンのタップする姿に大満足した作品。】
クリント・イーストウッド監督がミュージカルを映画化・・・。
多少、不安感を持ちつつ映画館へ。
が、杞憂であった。
『THE FOUR SEASONS』の栄枯盛衰と再生物語は安定の面白さだし、(知らなかった事、多数)
何より、フランキー・ヴァリを演じたジョン・ロイド・ヤングのファルセットボイスにノックアウトされた作品。
又、映画の作りも各メンバーが各々の視点で観客に直接語り掛けてくるので、引きつけられてしまうのだ。
”第4の壁破り”が奏功している。
『THE FOUR SEASONS』は年代的に直接見たり聞いたりしたことはないが、”シェリー””君の瞳に恋してる”などはカバー曲も含めて知っており、大スクリーンで繰り広げられる演奏シーンは圧倒的に楽しかったし、ステージ上の煌びやかな姿とは真逆の、彼らの内輪もめにハラハラしながら、一気にあのラストへ。
マフィアのボス、ジップ・デカルロを演じた名優、クリストファー・ウォーケンのダンスを大スクリーンで観れたのも僥倖であった。
<2014年9月27日 劇場にて鑑賞>
"ジョー・ペシ"
オールディーズが好きだったり、特に「ワンダラーズ」のサントラから知った感もあるThe Four Seasonsが、バンド形態だとは思いもせずコーラス・グループと勝手に決め込んでいた!?
フランキー・ヴァリを中心には描かず、メンバーそれぞれにスポットを当てているのが好感触で、特にトミーの破天荒ぶりに魅力が。
メンバーの三人が悪ガキでマフィアとの繋がりなど不良だった青春時代は、50'sで好みなジャンルでもありテンションが上がるし、マフィアを演じるC・ウォーケンの存在感が本作の重厚さを引き立てているようにも。
観客に問いかける演出も気が利いていて良かったし、まさかのJ・ペシが実在の人物として登場にはビックリで、スコセッシ作品での迫力の演技も納得な彼の若かりし時代を知れて得した気分。
クリント・イーストウッド監督が、1960年代に世界的な人気を誇った...
クリント・イーストウッド監督が、1960年代に世界的な人気を誇った伝説の米ポップスグループ「ザ・フォー・シーズンズ」と、そのリードボーカルを務めたフランキー・バリの代表曲として知られる「君の瞳に恋してる(Can't Take My Eyes Off You)」の誕生秘話を描いたドラマ。
直接の描写が無くて説明不足なのが惜しい
総合70点 ( ストーリー:70点|キャスト:75点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:80点 )
クズだった少年時代から栄光への階段を駆け上がり、波乱の道のりを進む。全体としてなかなか面白かった。
しかし時間経過の説明が少ないために場面が変わるといつの間にか数年経過していたりして、時系列が分かり辛い。大きな問題となる楽団の構成員トミーの引き起こす問題についても、それが急に出てくるしその割に後でもそのことを直接わかるような場面の描写が少なくて、何かと説明不足に思う。トミーがどれだけ破綻した人なのかもわからなかったし、娘のことについてもそうだった。その意味で理解が薄くなり深くのめり込めない部分も出てきたのが残念。
「Short shorts」が流れてきたのは、タモリ倶楽部を思い出してしまって笑ってしまう。その原曲がここにあったのは知らなかった。
わかりやすい構成に、曲と歌声に感動ぉ~!。 ザ・フォー・シーズンズ...
わかりやすい構成に、曲と歌声に感動ぉ~!。
ザ・フォー・シーズンズというグループだったのですね、有名な曲がたくさん。
ジョン・ロイド・ヤングの歌声が頭から離れん!
鑑賞日:2015.2.8
監督:クリント・イーストウッド
音楽は世界だ!
タモリ倶楽部のテーマ曲「ショート・ショーツ」がボブの曲だった!ボーリング場でさえ音楽発表の場だった時代、裏方でバイトしてボブをトミーに紹介したのが後のジョー・ペシという面白さ。トミーが引退してからはペシのマネージャーをやってるなんてのも洒落ている。
ストーリーテラーとして、トミー、ボブ、ニック、フランキーと順に語っていくところも面白いし、余計なレコード会社移籍なんてのは排除して、トミーが借金まみれになっているところが一番盛り上がるところ。それをメンバー全員で返していくんだ!というジャージー魂。フランキーの娘が死ぬところよりも感動的。
序盤ではボブが加入するシーンも、音楽をやってる者にとっては感動的。これは『ベニイ・グッドマン物語』でライオネル・ハンプトンがバンドに加入するセッションシーンと同様、涙ちょちょぎれるところ♪そして、終盤の「君の瞳に恋してる」が最高♪悲しげな表情から振り返るフランキー(ヤング)の演技はここが一番!
やっぱり舞台なのかも。
歌はとてもよかった。でもミュージカルって感じでもなく伝記映画っぽくもなく、グループの歴史をさらってる感じでした。生だったら躍動感とかで感動もあると思うけど、映画だとさらっとみてしまう。
グループの映画のようで、フランキーの話?みたいになって、誰が主人公かわからなくなってしまった。
ボヘミアンラプソディー見たあとだけに、何となく物足りない感が残る
フォーシーズンズ自体をそれ程知らなかった事が悔やまれる。 自分の想...
フォーシーズンズ自体をそれ程知らなかった事が悔やまれる。
自分の想像するフォーシーズンズと映画でのフォーシーズンズを比較して見ると、より楽しめる作品なのではないかと感じた。
トミーは人に対して、常に高圧的で自分勝手に振舞っており、見ていて痛々しかった。一方、フランキーは自分の才能に自惚れず、コツコツと努力し、成功を掴み取っている。ただお人好しの性格の為か、色々抱えすぎて、家庭がむちゃくちゃになってしまったのが残念だ。観客の自分まで悲しい気持ちになった。
随所にメンバーそれぞれが観客に向けてメッセージを発している。その点が話にリアリティを生んでいるので、良かった。
ロックの殿堂入りする程成功したグループが本音を言い合わず我慢した結果、解散につながった。やはり、グループ活動は怖がらずに主張し合わなければ、長続きはしないのだなと感じさせられた。
love songs
The Four Seasons結成までの道のり。
エンディングのダンスが一番良かったかな…(^_^;)。内容的にやはりミュージカルのほうが向いている気がします。メンバーを演じた全員が歌上手いです。
聴いたことのある曲は2曲くらい、世代も全く違うからか、なかなかFrankie役に魅力を感じられず…。当時に多少でも思い入れがあれば楽しめるのかと思います。
地元の「ダチ意識」が、救いとなり結束を固めることもあれば足かせになることもあり、バンドと家庭の両輪を回す難しさが描かれていました。
“Bohemian Rhapsody”でもそうでしたが、大ヒット曲って、リリース前はレコード会社のお偉いさんに反対されるものなんですかね(^_^;)。
バンドとJoe Pesciとの関係は知りませんでした。彼が”Goodfellas”で演じた役名がTommy DeVitoなんですよね。これは絶対関連ありますね(^^)。
監督の娘がウェイトレス役で出演しています。
怖そうで怖くなかったChristopher Walkenが全体を引き締めてくれていました。
珠玉の名曲の数々と共に考える人生の意味
山下達郎さんファンならお馴染みの名曲のオンパレード
そしてそれらの名曲がどのように生まれたのかが観れるだけでも幸せ
また、それ以上に人生の意味を考える映画でもありました
素晴らしい名作!参りました
イーストウッド監督の才能にただただ脱帽
君の瞳に恋してるのシーン
グランドフィナーレには涙して拍手までしてしまいました
フランキーの半生
特に家族の崩壊は見につまされました
仕事と家庭の両立、昔からの友人との付き合い…
私は二の次、三の次で私との時間はない
回転木馬はもう降りるわ
これらの台詞は胸が痛い
そのシーンでジャージーボーイズのタイトルの意味が知らされます
単にニュージャージー出身の少年達の物語というだけではありません
地元の縁から離れられなかった
それは地元の友人を一番にして家族も犠牲にしてまで仕事に打ち込んだ少年達の物語という意味
しかし、その生き方が最終的には娘の死につながってしまった
あまりにも苦しい人生だ
しかしラストのメンバー再会シーンとグランドフィナーレで全てが報われ自分の中で許されていく
なるほどイーストウッド監督が撮るべきテーマの映画だった
クリストファーウォーケンの存在感が素晴らしい
凄みが違う
グランドフィナーレでダンスするのを見て、カッコ良すぎで胸がキュンとしました
エドサリバンショー
アメリカの超有名音楽長寿テレビ番組
司会の彼はタモリさんみたいな超有名人
ビートルズも主演してるくらいステータスのある番組
君の瞳に恋してるの初演のシーン
屋根にRoosrer Tailと大書きしてある川辺の豪華レストラン
デトロイトで一番のお店です
大きな結婚披露宴とか企業の宴会はもちろん
有名スターのディナーショーを今もしているようです
2008年に創業50周年とか
映画のシーンは1967年になります
現在はどうも建て替えされたようで映画と少し様子が違っていますが豪華さは変わらずのようです
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