はじまりのうたのレビュー・感想・評価
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音を作る、奏でる、歌を歌う歓びに溢れた作品。
兎にも角にも演奏場面が楽しい。
NYの街角を舞台に寄せ集めメンバーが作り上げる音楽。
グレタを演じるキーラ・ナイトレイの歌声も良く、紡がれる音が声が気持ちを高揚させる。
技術的な巧さは分からないが溢れる創造の、表現の歓びは十二分に伝わる。
モノ作りを題材の一つとした作品として、作り手側が意図した試みは大成功していると思います。
また登場人物達の交流、関係性の変化も楽しい。
失意の底にいたグレタとダンが半ば想い出作りのために始めたレコーディング。
周りの人間の支援を改めて意識しつつレコーディングは進む。
レコーディングの回を重ねるに従い結束が強くなり互いに互いを気遣うように。
チーム感が強くなっている、その過程は観ていて嬉しくなる過程でした。
話の展開も良かった。
自身が抱える問題に真剣に向き合った末に出された結論の絶妙さ。
決して易きに流れず、これまでの展開を踏まえた帰着に。
一抹の矛盾した気持ちを抱えつつもスッと肚落ちする。
結論が出される過程も含めて丁寧で誠実な作りだと感じました。
音を作る、奏でる、歌を歌う歓びに溢れた本作。
音楽の楽しさとは裏腹に歌詞は恨み節。
そんなアベコベ、違和感も楽しい作品でした。
観れば楽しいのだから、皆、観ればいい。
オススメです。
鳥肌が立った!
元カレのコンサートに行き、彼女のために歌う姿を見つめるキーラ・ナイトレイ。
その表情が笑顔から寂しげに変わる。
その瞬間、主人公のことを想っていると感じ、鳥肌が立った。
会場から出た彼女は、きっと彼の元に向かうのだろうと思ったのだが、
そうではなかった。
妻との間をとりなし、自らは新な道を歩み始める。
心に温かいものが広がり、わずかな心地よい痛みが残った。
至福の一時だった。
序盤はやや冗長に感じた。
2人がどん底に落ちてしまう過程はもっとさらりと流して、
そこから上がっていくところを詳しく描いてくれた方がいい。
そうすれば、主人公の妻とヒロインを巡る状況なども、
もっと深く掘り下げられたのではないだろうか。
そこの部分で-0.5。
その他は、ほぼ完璧!
ミュージカル的な作品はあまり好きではないが、
この作品では非常に音楽が効果的で、思わず指でリズムをとってしまった。
アレンジでこんなにも曲の印象が変わるのね!とも感じだ。
時にアーティストなる方々が出すアコースティックバージョンに違和感があるのは、
これなのね!と今更ながら気づいた。
主人公とヒロインがくっつきそうだったり(サイコー)
ヒロインが元カレとよりを戻しそうだったり(サイテー)
やきもきさせられた。
忘れられない作品となった。
再著。素敵作品にまたしても!
再々視聴。
明日の朝が早かろうが、どんな仕事が待っていようが、VODに上がっていたんなら見るしか無いと思って
深夜1:40ごろからみる。
冒頭のキーラの歌とマークラファロからの視点でのバックバンド入りの音。
ここでもう面白い映画決定である。
そのあとの展開といい。マークラファロのダメオジっぷりといい。
音楽と相まって感情移入していく。
熱い、というか暖かい気持ちになれる。
キーラの最後の表情が全てをものがたっている。
音楽と映画というのは切っても切れない関係。この映画を見ると不思議と元気が出る。明日もなんやかんやあるだろうけど、自分を知っている人たちがいて
もちろん自分が分かっているつもりの人達がいる。
いろんな人たちによって、生かされ生きているんだな、と。
暖かい気持ちで明日も何の気なしに無理せず頑張ろう、と。。
もしこの先、自分が家族を持っても、
歳をどんどん取っていっても
好きな作品なんだろうな、と思います。
これぞ、個人的must have、なんでしょう。
マークラファロみたいになるだろう
"今年は豊作です。素敵だ!!!!
キーラナイトレイ、カワイイ!!!
マークラファロのダメさもさることながらw
キーラの歌声に持ってかれる。
即サントラ購入しました。
音楽の素晴らしさをこれでもか、と実感しました。
レミゼ??アナ雪??
ノンノンノン!!
音楽好き、映画好きに是非見て欲しい作品。"
音楽で手に入れるのはお金じゃなくて何にも変えられない幸福感 音楽を...
まさに、はじまりのうた♪
音楽の力。
「モノを創り上げる過程の魅力」
20150419、思うところあり、再見。
そして評価を上方修正した一本。
やはりストーリーテリングの上手さと、程よく大人な距離感(コレが最近少ないんだ!)での物事の見つめ方。
そして…
この作品では「音楽」だが。
「一つのものをみんなで創り上げる」事の魅力が、存分に描かれていた事が素晴らしい!涙
誰にも肩入れせず、思いも事情もバラバラ。
そんな個人が集まって、一緒になって魅力的なものを産み出す過程の魅力を、本当に上手くすくい上げた作品。
「音楽が好き!」と言って、その実特定のジャンルしか聴かないような方に是非観て頂きたい。
芸術に貴賤はないし、思わぬ新たな窓がそこにあるもなのだから…
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まさに「音楽万歳!」な一本。
とにかく楽曲が良く、マルーン5の彼の歌声は流石!
キーラ・ナイトレイも多芸さを発揮していたし、マーク・ラファロの実力も再確認!
口当たり良く、ともすればクセが無さ過ぎてインパクトの薄い物語、劇中歌の歌詞はともあれ…
全てを楽しそうな演奏シーンと、メロディーが解決する心地の良い作品。
みてよかった*
楽しくて明るい映画が観たいと思って、レビューを参考にして選んだこの映画。
最初のシーンは暗い歌詞であれ?と思っちゃいましたが(笑)結果、みてよかったなぁと素直に思えました。
キーラナイトレイが凛としていて、かわいくて、歌声もかわいくて、クライマックスに向けてどんどん目が離せなくなっていきました。
明確な答えがあるクライマックスではないけれど、すがすがしい気分でおわれました。また明日からがんばろうと思わせてくれました。
情熱を持って楽しんで演奏した音楽には人を動かすエネルギーがあるのかな。
そして…映画を観た帰りにサントラCDを買ってしまいました♪家で余韻に浸ります。
音楽がある世界に感謝
キュート♪
ファックユー
音楽と創作の楽しさ
キーラ・ナイトレイが酒場で嫌々歌い出して、主人公が脳内でアレンジを加えていく場面が面白く感動的だった。また無名の寄せ集めのメンバーで街中でレコーディングするところもすごく楽しそうだった。チームと音楽の楽しさ、創作の楽しさが描かれていてすごくよかった。
主人公もキーラも何の落ち度もなく「自分は悪くない」設定だったところがうすら寒かった。音楽プロデューサーなんてだらしなく性愛にまみれた生活をしていて当然みたいな立ち位置なのに愛妻家で、キーラ・ナイトレイともほぼセックスも同然かそれ以上のデートをしていてもそこどまりのプラトニックな関係だった。
ひとつのiPodからヘッドホンを二つ接続するの、あれはとんでもなくエロい。キーラ・ナイトレイの頑なな表情が溶けていく感じがした。
キーラ・ナイトレイの友達のデブの家が楽しそうだった。あそこで暮らしたい。
キーラ・ナイトレイが元カレにムカついてわざわざ作曲して留守電に演奏を吹き込むところはよかった。元カレが感想を自分から求めているのに、批判的な感想には反論しているところは面白かった。それを間抜けな男と描いているのかというと、「君ともっとこういう話がしたい」と言い出し、その自己正当化が監督の本音なのかなと思った。誠実な人柄が反映されていると思うのだがもう一皮むけてほしい。むけたらむけたで面白くなくなる可能性もあるので、このままでいいのかもしれない。
音楽がポップで楽しい反面、歌詞の内容が、自殺であったり恨みがましさであったりで、暗かった。そんな人間の負の側面を題材としつつも自分を肯定せずにはいられない、そんなところがいいのかもしれない。
ニューヨークに行きたくなります。
CDが欲しくなる♪
これも今更…
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