「音楽の力。」はじまりのうた 好きこそモノのヘタレなれさんの映画レビュー(感想・評価)
音楽の力。
「モノを創り上げる過程の魅力」
20150419、思うところあり、再見。
そして評価を上方修正した一本。
やはりストーリーテリングの上手さと、程よく大人な距離感(コレが最近少ないんだ!)での物事の見つめ方。
そして…
この作品では「音楽」だが。
「一つのものをみんなで創り上げる」事の魅力が、存分に描かれていた事が素晴らしい!涙
誰にも肩入れせず、思いも事情もバラバラ。
そんな個人が集まって、一緒になって魅力的なものを産み出す過程の魅力を、本当に上手くすくい上げた作品。
「音楽が好き!」と言って、その実特定のジャンルしか聴かないような方に是非観て頂きたい。
芸術に貴賤はないし、思わぬ新たな窓がそこにあるもなのだから…
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まさに「音楽万歳!」な一本。
とにかく楽曲が良く、マルーン5の彼の歌声は流石!
キーラ・ナイトレイも多芸さを発揮していたし、マーク・ラファロの実力も再確認!
口当たり良く、ともすればクセが無さ過ぎてインパクトの薄い物語、劇中歌の歌詞はともあれ…
全てを楽しそうな演奏シーンと、メロディーが解決する心地の良い作品。
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