劇場公開日 2015年2月7日

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「音楽がハマった映画はやはり名作」はじまりのうた にゃろめさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0音楽がハマった映画はやはり名作

2022年8月13日
PCから投稿

アダムレヴィーンに歌わせたらダメだよね。
さすが本物の歌手の唄はスゴイ。
アダム演じるデイブの曲は、
アレンジによって「偽物」に変わるが大ヒット。
グレタがギター1本で歌う「本物」は誰の胸にも響かない。
いや、一人だけ響いた。それがダン。
しかし、ダンには頭の中でアレンジが出来上がっていたため。

さて、「本物」ってなんでしょう。

めんどくさいので答え言っちゃうと
何を誰に伝えたいか。ですよね。

この映画の主題は「まず、このいい曲を聴いてほしい」
というのが最も評価すべきところ。
いろんなエピソードも、まず曲を聞かせ、
その後それを説明するシーンを見せる。
だからテンポがいい。
曲が主役の映画。
曲の聴かせ方(アレンジ)の手法はいろいろある。
それも全部聴かせる。
「でも、ちゃんと伝わるだろ?感情は」って言われてる感じ。
ギターへたっぴなバイオレットから溢れるエモーション。
本物のアレンジで歌うデイブの本物の歌唱力。

音楽映画は音楽が主役。

にゃろめ
momokichiさんのコメント
2022年10月27日

>アレンジによって「偽物」に変わるが大ヒット。
>グレタがギター1本で歌う「本物」は誰の胸にも響かない。
>いや、一人だけ響いた。それがダン。
>しかし、ダンには頭の中でアレンジが出来上がっていたため。

なるほどな! 目の前が開けた感じです。
的確にとらえたすばらしいレビュー。

momokichi