ゴーン・ガールのレビュー・感想・評価
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嘘はついちゃいけない
もうこれは、道徳教育の一環として観て欲しいくらい。嘘を上塗りする嘘がどんどん後戻りできないものになっていく怖さ。
主人公の真実もちょっとずつ暴かれるから、まだあるの?!感もあり、かつ、まだそんなの残してたの?!みたいな後出しジャンケンがあってハラハラしました。
冤罪云々だけで終わりかと思っていたらその先が非常にヘビーでした!楽しかったです。
見応えのある映画!
一見普通のホラーかと思いきや、えっ、そんな展開に!?イメージと違ってスピード感のある展開にハラハラドキドキ。最後まであっという間でした。
カップルで鑑賞しましたが、男と女で観終わった後の感想は違いましたね(笑)
衝撃的な映画、でもこれ大好き!
フィンチャー
デヴィッドフィンチャーはPVを撮れる映画監督。スパイクジョーンズもゴンドリーもイアンカーティスの人も映画って感じじゃないけれど、フィンチャーは化けた。ゾディアックに続く良い映画。フィンチャーの撮るベッドは良い感じ。
こわい
デビッドフィンチャー監督らしい、サイコな感じです。後半のベッドシーン、本当に怖かった。
結婚前の恋人同士では、観ない方が良いかも。;^_^A
主人と映画館を出たときから、お互い静かになっちゃった。
それだけ、衝撃が強かったんだと思います。(^◇^;)
映画としては、良く出来てました。
先を読ませない展開
結婚記念日の朝、エイミーが失踪した。動揺を表に見せない夫のニックに対し世間の疑いの目は強まっていき…。
先を読ませない脚本が大好きなサスペンス映画で、再鑑賞したことで簡単な印象操作で変わる世論やマスコミを皮肉ったストーリーラインの秀逸さに改めて気付きました。
恐ろしい妻の本当の姿
セブンのデビッドフィンチャーが、スリラーコメディという新たなるジャンルを開発した。スタイリッシュな世界ではない。現代の中間的労働者階級の夫婦。正確には最下層の知的階級の男女かもしれない。バーを経営する男女の双子の兄と妹。妻は知的で美人ではあるが、きわめて自己中心的な人物。子供がないせいもあるだろう。
束縛する女
なんというか、恐ろしい。
彼女の狂気は非情で残酷。
ストーリー展開としては悪くない。むしろ良いのですが、後味が悪く「素晴らしい映画」とは呼べない。 この映画をフィクションに思える自分には少し安心した。
冷静な人ほど復讐に身を投じる
復讐のためにギャングを殺す、、、そんなアクション的な復讐映画とは違って、アクション抜きの復讐映画だった。いや、ある意味ではその人を"殺す"復讐だったかもしれないが。冷静な人間というのは、理性を保てるから簡単に道を踏み外さないと思うが、一度踏みはずすことを心に決めると綿密に計画して最後までやり通してしまうだろう。それに、冷静にことをすすめるからこそ計画にボロが出ても正確な判断ができる。それが女となると、、、冷静さと直観力と相まって、、、恐ろしい限りです。
さすがだね。
女ってこわいなぁ。というだけの映画だと思って見たら、それどころの話じゃなかった。
結婚してる人はもちろん、付き合ったことのある人ならほとんどが、多少のいざこざは経験したことがあるだろう。この映画の肝は、まさにそこにある。
いざこざが一線越えてしまうような人。それは、映画とか小説の中ではよく見るが、自分はそっちではない。というのか、ほとんどの人が思ってるだろう。
途中までは、一線越えてしまった人の物語として見てるのだが、いつの間にか一線越えてないはずの、こっち側にまで降りてきて自分もそう変わらないのではと思わせるストーリーテリングが素晴らしい。
果たして自分の身には絶対起こらないと確信出来るのか。隣にいるパートナーは、そっち側に行くことは絶対にないと言い切れるのか。
果たして、映画鑑賞後に、鑑賞前と全く同じ気持ちでパートナーの目を真正面から見られるだろうか。
似たような題材の映画は数あれど、ここまでの感情を持ったことは一度もないかもしれない。
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