ゴーン・ガールのレビュー・感想・評価
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個人的には好きな結末かも。
意外とすぐに真相が明かされて、あれ?もう終盤?と思いきやそこからが凄かった。
ユニークで賢く刺激的で、人の心がない美しい妻。
こんな人現実にいるのかな。
あのままセレブ元彼のところに匿われていれば一生安泰だったと思うけど、それがゾッとするほど嫌だという感覚は女性なら分かるはず。
頭が良いサイコパス女の話
ストーリーの意外性が面白い映画。デヴィット・フィンチャーらしく映像の撮り方も美しい。
ニックの浮気を理由に、彼を社会的に抹殺しようとして失踪を偽装するエイミー。彼をエイミー失踪の容疑者に仕立てあげるために、日記の執筆、殺人現場や妊娠の偽装まで行う。浮気の復讐のためにそこまでするかと思うが、過去に付き合った男も彼女の被害に遭っている。そのため、彼女がサイコパスだと思ったら納得がいく。
『マインドハンター』という猟奇的殺人鬼に関する本を読んだことがあるが、連続殺人犯は「相手の威圧、操作、支配」を行う傾向があるのが共通した性質だと書かれている。彼女も似たような性質があるのだろう。ニックや世間を自分の思い通りに操作できる状態を楽しんでいるように見える。しかし、彼女がサイコパスなら、そのような人間になる背景(家庭環境が異常とか)があると思う。そこが分かるともっと面白いと思うのだが、両親との関係は良好そうに見えるので、何が彼女をサイコパスにしたのか良く分からない。
This is marriage.
結婚5周年、家に帰ると妻が失踪していて……から始まるサスペンス映画
妻の日記、警察の捜査、家に残されたヒントからどんどん結婚生活の真実が浮かび上がって、恐ろしい陰謀の存在が浮かび上がり、それに対応するため弁護士を雇い繰り広げられる頭脳戦が面白くて、150分があっという間でした
また、情報の開示の順番を操作することによるミスリードがうまく、何回も騙される瞬間があって楽しかったです ホラーではないのに、マスコミによるプライバシーの侵害、冤罪といった実際に起こりうる恐怖があって今年一番怖かったです
「地獄とは他人のことだ」を地でいくストーリーで、人間の悪意ほど恐ろしいものはないとひしひしと伝わってくる後味の悪さもよかったです 何より、最終的に、「This is marriage.」 のひとことに集約できる脚本の美しさにビビりました
結婚したくなくなります
姑息で大悪人の完全工作はいずれ崩壊する‼️❓はずだつた‼️❓
私事だが、このような女性と出逢い、その完全工作を崩壊させた、死人や犯罪とは無関係、念の為。
何度か、観た映画🎞をテレビの録画📺でまた観た、記憶の結末と違う。
記憶の結末は、双子の姉妹を殺害して身代わりにして、それがバレて結末、まるで違う、なんの映画と混同していたのだろう、不思議だ。
この映画の素晴らしいのはキャストのキャラ立ちだ、なんと適役なのか名演技なのか。
笑いながら、自然に、酷いことをできる女に出逢う運命の私からして、妻役の女は、どこにでもいる、死人と無縁が条件なのだが。
何度観ても、すぐ忘れるから、何度でも、ハラハラドキドキする。
親切そうで、朗らかで、完全に見える女性には取り込まれないことだ、完全に管理され、奴隷のように扱われることだろう、例外はあるが。
何度観ても、スリルとサスペンスと後味の悪さ、をかんじられる凄い映画、どうぞ。
続き?その後?気になるんですけどぉ
感想メモ
結婚記念日に行方不明になった妻、家には不可解な痕跡、明らかになっていく夫婦生活…面白い
エイミーの状況判断能力が凄すぎる!狡猾なクソ女!アメイジングエイミー!
愛したけど、憎み合って、支配しようとして、互いを傷つけて、結婚ってなんなんだ
2人の仲を引きとめるために生まれる子供…
夫が偽善者すぎて気持ち悪い
不倫は良くない
「男と女」 フィンチャーが撮ると。
構えていたこちらの思考のさらに上を行き、そしてあの…。
原作未読。2015年2本目。いやもうこれはなんというか、腹が捩れるくらい笑うしかない。やりやがったなフィンチャーめ! すごいなロザムンド・パイク。ベンアフは相変わらず、バカなのかお利口なのかよくわかんない役が合う。
何か現実離れしたお話になりそうなのを、双子の妹の常識人ぶりが色んな方向で上手く重しになっていたように思う。
夫婦で観るべき映画No.1かも。私はイヤだけど。
ゴーン・ガール
【ピロシの映画レビュー⑦】
邦題 ゴーンガール
原題 GONE GIRL
⚫︎監督
デヴィッド・フィンチャー
⚫︎脚本
ギリアン・フリン
⚫︎主演
ベン・アフレック
ロザムンド・パイク
⚫︎公開
2014年
⚫︎上映時間
149分
⚫︎ジャンル
サスペンス
⚠️⚠️⚠️ネタバレ注意⚠️⚠️⚠️
一言、
『彼氏彼女、旦那奥さんと一緒に見てはいけない映画No. 1でしょう受賞!』
公開時シネコンで見た記憶がありつつNetflixで再鑑賞。
監督さんは最近見たソーシャルネットワークのデヴィットフィンチャーさん。有名ですよね。
いやぁとにかくオソロシイ映画。
旦那さん役のベンアフレック様、イイ男ではありますが、なんだか間の抜けた感じが良いですね〜。そんな旦那が原因とは言うもののここまで来るとスプラッタームービーですわ。じわじわくる感覚がたまりません。
奥さん役のロザムンドパイクさんはよく存じ上げませんが狂気の演技がアカデミーの候補にも上がったんですね〜。そりゃそうだ。
終盤、『文字通り』スケープゴート🐏となった元彼がー!!!!!!!
ありえんてぃーーーーーーーーー!
ただ奥さんだけ悪いとも言い切れない。。。😅
ステディな関係な人とは見ないほうが良いと言いましたが、マンネリ防止に劇薬をぶち込むのも良いかも?
いやーどうだろ!?笑
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アメリカのメンヘラは規格外でした
似たもの同士の決死の演技
名作らしいので手を出したモノの気軽に見始めるような内容じゃなかった。。。
ただのノワール・ミステリーものかと思いきや盛大な茶番。
夫婦の喧嘩を傍観するだけのこどもの気分になります(笑)
真実が分かって『さて、エンディングかな~』とスマホを見始めたところからが本番ですよ。
思ったよりどんでん返し要素はなくて、2時間サスペンスに近いかもしれない。
無駄に2時間半も取ってないなというぐらいには、いい後味。
妻を亡くした夫の気持ちになるにはこれぐらいの尺が必要だったのかも。
ちなみに無駄に男女の絡みシーンはあるので一人で見ることをお勧めします。
というか人によっては集中力が切れて飽きてくる場合もあるので、自分のタイミングで休憩が取れるように一人の方がいいって感じです。
”仮面夫婦”を体現化をしたような作品でした。
婚約者選びにはやっぱり時間はかけた方がいいなとしみじみ(男女共々)
映画の構成として、キャラクターの”うわべ”しか最初は触れることができないので
ストーリーに登場するメディアや近隣住人と同じような感情に近づいていくところが面白いなと思います。
長
勝手に大どんでん返し系だと勘違いしていたからあっさり終わってしまってビックリ
全部旦那が仕組んだ事だとばかり……
最初から浮気した旦那への復讐劇だと思えば面白かったかな〜でもあのお金持ちの人は殺される意味あった?
面白くない事は無いけど2時間半は長い
旦那が世間から悪く言われる所を引っ張ってラスト30分で妻の仕業でした!って種明かしされる方が好み
恐ろしい…
怖すぎ。
<映画のことば>
私を破滅させ、ニックだけが幸せに?
冗談じゃない。勝ち逃げはさせない。
夫婦で年金を分割することができるようになった途端、長く定年まで会社を勤め上げ、ようやく退職金を手にすることができた、その夜に、妻から離婚を切り出されて、青天の霹靂と感じる亭主族が、世には跡を絶たないと聞き及びます。
そのいわば「アメリカ版」というのが、本作なのでしょうか。
本作の場合は、エイミーの計画の完全性・周到性というものは、彼女が「アメイジング(無欠な)エイミー」として、両親から育てられて来たこととも、無縁ではなかったように思います。評論子は。ロザムンド・パイクの迫真の演技とも相まって。
いずれにせよ、自分は充分に妻に幸せを与えていると盲信して、高を括っている世の亭主族にとっては、根底から、その心胆を寒からしめる一本になったことだと思います。
(かつての評論子を含めて。)
本作を観終わったら、とりあえず何か奥様の好物でも買って、差し入れておくのが安全・得策ではないでしょうか。
まだ何とか、首の皮一枚ででも、間に合うかも知れませんから。
(奥様の好物すら心当たりがないという向きには、その時点で手の施しようもありませんので、その場合は「人間、諦めが肝心」と開き直る以外に方法はないと思われます。)
アメリカは、ボランティア精神が社会の根底にあると聞き及びます。
(アメリカに初めて進出した日本企業は、アメリカ市民のそういうボランタリズムや、アメリカでは企業に求められるメセナ精神を最初は充分に理解できず、「アメリカはたかり社会」と思い違いをしたという話も聞きます)。
そういう意味では、SNSの普及とも相俟って、お隣・近所、あるいはテレビの前の市民一般の「思惑」というものも、彼の地(アメリカ)では、いっそう影響力が大きいのかも知れません。
(わが国でも、昨今は、そういう風潮が出来上がりつつあるのかも知れません。)
エイミーが、まんまと作戦を成功させ、ニックを追い込むことができた背景には、そんな事情もあるかも知れないと思いました。評論子は。
まんまとエイミーの手玉にとられてしまうニックや、生け贄にされてしまうデジーが哀れと言えば哀れなのですけれども。
また、流血シーンの文字どおり「血腥(なまぐさ)さ」は、デビッド・フィンチャー監督に特有なようで、本作も、その例外ではなかったように思いました。評論子は。
いずれにしても、怖いですね、怖すぎ。
変なホラー映画よりも、よっぽど「怖い」一本でした。評論子には。
(余談)
<映画のことば>
君たちほどイカれた夫婦は初めてだ。
私でも…な。
ニックのやらかし
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