ジョーカー・ゲームのレビュー・感想・評価
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原作既読、アニメ視聴済み
キャラクターはほぼ映画オリジナル。原作要素を上手いこと再構成したな〜と思います。複数のキャラのエピソードをつないでる手法なのでキャラに愛着のある人は覚悟してください。あ、結城中佐だけは満点です。
私は原作エピソードをPVのようなリズミカルなテンポで三次元視覚情報化して貰えたという点で大満足です。BGMも良いし。亀梨君のキャラは性格的にはD機関っぽくないな〜でもこのくらいのかわいげが無いとチート過ぎんなという感じはする。
あとこれはジョーカーゲームという作品の展開すべてに言えることですがすっごい地味。いやこの作品のメディア展開の中では派手な方ですがスパイ映画としては本当に地味。なので単体で楽しむ人は、スパイ大作戦のような小技の効いたのが好きならおすすめです(導火線がめちゃくちゃオマージュで吹いた)気がつけばなんかすってたり敵を閉じ込める時鍵穴に鍵を突っ込んで外に出た部分を折ったり、そういうのをハイスピードでこなしていくのに痺れるーー!あまりにピタゴラスイッチな時もありますが、まあそれはご愛嬌…。
あ〜2作ってくれないかな!
美男美女を楽しむ。
本を買おうとした際、帯に映画化のことがあり、「まずは映画だ!」と思っていた作品。
何よりも深キョンが可愛い!
スパイの美男美女…
まるでアニメかマンガを見ているよう。
内容云々よりも、その満足感の方が高いのは否めない。
アニメから
最近始まったアニメでハマってDVDをみました。
ルパン劣化版とか言われてる意味がよくわかったw
恋愛とかアクションもあって、映画映えして万人受けする話にまとめたなって印象でした。
もっとスパイらしく、虎視眈々と冷酷非道な感じを期待してたので残念。
あと死ぬな殺すなの殺すなは、殺さなければいいんじゃなくて、殺して事を荒立てるのは不利益だって話だったと思うのですが…
めちゃめちゃ事を荒立てるやん……
もっと心理戦とか情報戦に焦点をあてて、相手は勝ち取った万々歳のつもりだったけど、蓋を開けてみればスパイが一人勝ちでいいように踊らされてただけだった、みたいなものを見たかったです。
軍人出身で、情に脆く飢えている主人公とはいえ、あっさりハニートラップにかかった上に助けに戻っちゃうのには少し呆れました。
普通の恋愛ものとかアクションものなら是非とも助けに戻るべきシーンなんだろうけど、スパイなんだからそこは分別つけて欲しかった。
この内容で生粋のスパイが主人公だったらきっと非難轟々だったと思います…。
もし戦前「D機関」みたいな組織があって、重要視されていたら、歴史が変わっていたと思う。
入江監督の「日々ロック」に次ぐメジャー作、第2弾。
原作物で、脚本にも関わっていないようなので、入江監督らしさはあまり出ていません。
でも、映像や演出に、ところどころ入江監督らしい感じ見受けられました。
亀梨君がかっこよかったし、深田恭子さんもよかった。
特に深田恭子さんがよかった。現実感のまったくない謎の美女役で、イメージにピッタリだった。
内容的には、「ルパン三世」や「ワイルド7」などを思わせるものだった。
舞台は戦前の日本らしきところ。軍隊の訓練中、誤って上官を殺してしまった嘉藤(亀梨和也)は、銃殺になるところを、結城(伊勢谷友介)に助けられる。その後日本の情報機関「D機関」の工作員として、訓練を受けることになった。卓越した能力を発揮し、よい評価を受ける嘉藤だったが、仲間とはうまくいかず、トラブルを起こしていた。そんな中、とうとう嘉藤に任務の命令が下る。中国のある島で、ドイツ軍に捕らえられていたユダヤ人科学者が開発した新型爆弾の設計図、ブラックノートを奪取するというものだった。現在、ドイツ軍将校とユダヤ人科学者は、米国の諜報機関に殺され、ブラックノートはアメリカ大使が持っているらしい。現地に赴いた嘉藤はアメリカ大使に接近する。そこにはメイドをしている謎の美女リン(深田恭子)がいた。作戦を遂行する嘉藤だったが、そこに英国諜報機関が絡んできて・・・?
戦前の日本には、この映画に出て来る「D機関」みたいな本格的な諜報機関は、なかったらしい。
外国の大使館からの情報だけでは、何もわからないに等しいし、重要な情報があったとしても、参考にされていなかったようです。
日本人だから、西洋諸国にスパイを送り込むといっても、難しいのかもしれないけど、中国人や朝鮮人その他として、活動することもできたのでは?
敗戦の一番の原因は、日本の軍部が、敵を知らず、己の身の程もわからない、周りの状況もわかっていない、ということだと思っていた。
もし戦前「D機関」みたいな組織があって、重要視されていたら、歴史が変わっていたと思う。
続編があるのなら、その変わった後の歴史を、見てみたいです。
こんなもんかなぁ??
原作はジョーカーゲームからラストワルツまで読んでます
今回の映画は「ロビンソン」や「幽霊」などの原作のシーンをつまみつまみ繋げているストーリーでした。原作ファンとしてはニヤリとしてしまうシーンもあり、それなりに楽しめました。
しかし、違和感がありました。この原作を忠実に再現して映画化するのは難しいことかもしれません。ラストワルツの「ワルキューレ」で逸見が言うように、「スパイは目立っちゃいけない。地味でなくてはいけない。」という言葉の通り、主人公がちょっと派手…というか目立ちすぎかなと。異国で全身真っ白じゃ目立ってしまう。原作では目立ってはいけない異国で走ることさえもタブーとされてます。また、度々「グレイリトルマン」と表現されるように、つまりスパイは目立ってはいけないのです。
また、逸見がいうように「地味なスパイ映画は面白くない。スパイにはかっこよくあってほしい。」確かにその考えも否めません。それを形にしたのが007シリーズではないのでしょうか。女がボンドガールとしていて、車を乗り回し、任務を遂行するボンドのような男がイメージするスパイです。ジョーカーゲームの原作はそれとはかけ離れています。しかし、読者たちは「死ぬな、殺すな」の教えのもとに任務を遂行する、ジェームズボンドとはほぼ真逆の、地味だけどかっこいい主人公たちの活躍を楽しんでいました。
結論として、原作のジョーカーゲームは誰もがイメージする007のようなスパイとはまた違います。女の存在もなく、地味だけど正確に、誤算を計算のうちに入れるような頭脳をもったスパイたちです。
原作ファンが今回の映画を観ると違和感があるかなと思います。結城中佐の教え通りでないところがあるし、何よりも原作を越えて007よりになってしまったこと。逸見の言う「地味なスパイ映画では誰も観に来ない。」の意味がよくわかります。だから、ジョーカーゲームの原作を忠実に再現するなら、地味な映像になることを覚悟しなくてはならないでしょう。
今回の映画は原作を忠実に再現していないということを大目に見れば面白かったと思います。
可もなく不可もない凡作
いろいろ突っ込みどころが満載だし、迫力やスピード感が足りず、アクション映画としての精彩さを欠いているのだが、そこまで扱き下ろすほどひどい映画でもない。
映画を観るぞという気持ちで観るのではなく、ながら作業用の動画にどうぞという感じでしょうか。
期待していたので残念
面白くなかったです。突っ込み所満載でした。
・オープニングがダサい。
・盛り上がりに欠ける。
・軍人からスパイになって、訓練終わって、任務。の展開が早い。
・「どうして?」ってくらい主人公の記憶力が優れている。軍人ってそうなの?
・全体的に細かい演出が雑
初任務を命じられ、キャラの一人が壁に国旗を貼るシーンで、その国旗の角度が次のシーンで変わってたり。
・チェスが強いという理由でターゲットに近づいたり。
・主人公が敵に追いかけられ、変装するシーンでは、変装するのはいいけど、敵が見ているのに変装する。意味がない変装をしたり。
・主人公が敵に捕まり、牢屋に入れられて食事が出されるシーンで、敵の兵隊も一緒に仲良く牢屋の中。え?おかしいでしょ。
・建物の地図を偽物にしておくとか。逃がす気満々なんですか?
・主人公は記憶力がいいはずなのに、地図は暗記できず、見ながら出口を探したり。
・明らかにコンクリートだろっていう壁に当たる銃弾が火花出たり。
・火薬庫に引火するシーンで、主人公はライターを適当に投げる。そして上手く引火に成功。え?おかしいよ!と思ったら途中で止まる。次はよく分からないタイミングで写真が降ってきて、それが上手い具合に火を橋渡し。いやいや笑なんだこれ? 下の爆発に気づくのが遅い敵達。車椅子で燃えている敵に銃を向ける主人公。敵のボスは偶然生きていたけど、他の燃えて落ちた兵隊達は死んでしまったのか?たぶんそうだろう。「死ぬな。殺すな。」の「殺すな」を破った主人公。そして、次の任務へ。ふざけてるでしょ!
荒唐無稽な活劇としては悪くない
原作は未読。戦前の日本でスパイ物ということでもう少し真面目な作風かと思ったが、かなり漫画的な荒唐無稽な作風でやや肩透かしを食らった。ただ娯楽作としてはそんなに酷評されるようなものではなく、むしろ一定の水準はクリアしていると思う。日本映画では最近珍しいジャンルの作品なので、もっとこういう作品が作られるように応援したい。
原作設定を使いたいとこだけ使ったね
原作が面白かったから映画を観てみたが、監督が原作設定の使いたいとこだけ使ってあとはやりたいことやった感じの映画だった。
主人公が最初からD機関に向かない性格なのでまずおかしい。ハニートラップに引っかかるのは初歩すぎるでしょ。原作のスパイのスマートさがなさすぎる。
別物としての映画なら悪くはないと思うが原作あるものを映画化してるのであればちゃんと再現してほしい。
最近映画化ドラマ化が多いがお願いですから設定を変えるなら最初から言って下さい。原作とは関係ないと言ってほしい。
ミニレビュー
満足度 75点(100点満点中)
これはなかなか楽しめたスパイ映画。
確かにツッコミどころはあるがエンタメなんだからそこは気にしないかな。
意外とスパイをしてるのは良かった。スパイ映画って本当は割と単純なのかもしれない。
何よりも深キョンにやられた作品。
ラストシーンも好みでシリーズ化してほしいと思う。
ただアクションのカメラのキレは悪かったのでそこだけは改善されてるといいなと思う。
日本映画のしがらみが垣間見える。
なんとなくルパン三世な雰囲気。
つまんない脚本を入江監督がどうにか演出でカバーでき……てないかも。ジャッキー・チェンオマージュの逃走シーンや亀梨くんのアクションは好感もてた。
けど、あの時代に眉を剃って整えてる亀梨くんには違和感があった。ほかにもやっぱり「D機関」の連中の群衆演技が邦画でいつも感じる薄っぺらさだし、外国人俳優の演技もイマイチだし…
突っ込みどころが多すぎて困ってしまった。
ただ、入江監督は好きなのでこれからも応援していきます!
45点。
和製スパイ映画は「ルパン三世」?
第二次大戦前夜。仲間を庇い上官を殺してしまった士官候補生が死刑の直前、“D機関”の結城に救われ、スパイとしてスカウトされる…。
同名小説を映画化したスパイ・アクション。
海外ロケも敢行し、「ミッション:インポッシブル」の路線を狙ったであろう本格的な和製スパイ・アクションだったが、厳しい声、声、声…。
個人的にはまあまあ思いの外楽しめた。満載なツッコミ所も含め。
あの時代において上官の命令に背く事自体、作り物。
死刑の直前現れた結城は自らスパイである事を名乗り出る!
スカウトされるや否や、才能の片鱗が全く描かれていなかったにも関わらず、見る見るスパイの才能を開花させる主人公。
スパイ“嘉藤”として機密文書を奪取する初任務に挑むも、いきなり謎の美女の色香に惑わされ…。
ツッコミ所は挙げたらキリが無いが、初メジャー作となる入江悠監督はケレン味たっぷりのエンターテイメントに徹した演出。
「K20 怪人二十面相・伝」のような架空の戦時下を舞台にした娯楽活劇。
ノリはアニメ。途中から「ルパン三世」を見ているよう。
そう感じさせたのは、深田恭子。
薄幸の美女かと思いきや、金の為に生きる女スパイ。
様々なコスチュームも披露、色気漂う美貌を発揮。
黒木メイサより不二子ちゃんだった。
主人公の亀梨和也も、英語・中国語・手品・体を張ったアクションに挑み、頑張ったで賞。
終始クールな役柄で、カッコいい亀梨くんを見たい彼のファンには堪らない筈。
にしても、ポスターの亀梨が布袋寅泰にしか見えず…。
結城役の伊勢谷友介は一見凄みを発揮しているが、特に何をする訳でもなく、肩書きだけの存在感。
軍服姿の嶋田久作を見てると、自然とあの魔人を思い出してしまう。
シリーズ化を意識した終わり方。
今回はそれなりにという感じだったが、更なるスケールアップさせればシリーズ化も悪くなさそう。
この“D機関”、全くのフィクションじゃない。
戦時中に実在したスパイ養成学校“陸軍中野学校”がモデルだとか。
それを題材にした市川雷蔵主演の同名映画は、冷徹なまでにスパイを描いた邦画屈指のスパイ映画であった。
原作の良さが生かされてない
自分は、原作を三作とも読んでいたのですが、正直面白いと言えませんでした。
原作の要点は抑えようとしてるのですが、スパイ映画となるとアクションや、女性との絡みなどがプラスされています。
この部分がほとんど邪魔にしかなってません。
原作の中でも大切なところがブレてます。なので、ジョーカーゲームの面白さが、全く伝わりません。
まとめると
スパイ映画として見ても物足りない。
原作から見ると中途半端なものに感じます。
原作の面白さが伝わらないので、残念です。
タイトルバックは良かったけれど
日本のアクション映画って、これくらいが限界かな。
期待するほうが悪いという感じだ。
原作は未読だが、一体なんの為のミッションだったのかよく分からない。
アクションじゃなくて心理戦的スパイ劇にできなかったものか。
なぜ、懲りもせずこんな映画を作ろうとするのでしょうか。
シーツの下での亀梨君と深キョンのラブシーンが、本編では唯一の○
全154件中、21~40件目を表示