グランド・ブダペスト・ホテルのレビュー・感想・評価
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表紙のピンクの建物を見てピンと来た人向け
好きな人は本当にハマれると思う。
独特な色調、演出、物語の構成などなど、
映画というより、個性的なアーティストの一つの作品、という印象。
話自体は可もなく不可もなく。
この映画はストーリーよりも世界観を楽しむような印象。BGMやテンポ...
この映画はストーリーよりも世界観を楽しむような印象。BGMやテンポよい会話、独特な雰囲気が好きな人は好きかも(←俺は好きでしたw)。実際に映画の中に入ってホテルに泊まってみたいな~と夢を見てしまう映画でした。
出演者・演出・映像・音楽が良いのに、物語は普通
総合75点 ( ストーリー:70点|キャスト:80点|演出:80点|ビジュアル:75点|音楽:75点 )
登場人物とそれを描く独特の演出が上出来。そして質感の高い映像と音楽もその演出の一部として軽快さを出していた。
物語はそうたいした役割はない。だが突然のグスタブの最後や、ホテルの謎であり幸せの源泉だった妻子を失ったことをあっさりと片付けられたのは不満。もっと違う描き様があったのではないか。さんざん途中まで登場人物の波乱の物語を展開しておきながら、彼らの最後や重大な出来事をろくに描きもせずに片付けてしまうのはいったいどうしたものか。上手くすればしんみりとした感動をもたらすことも出来たろうに。
可愛い美しいホテル
アールデコスタイルのピンク!な美しいホテルのコンシェルジェとロビー・ボーイの奇妙な冒険譚というか。いつものウェス・アンダーソン映画です。ストップ・モーション・アニメもトコトコ登山列車もかわいい。 ホテルのロケ地行きたい。
the society of the crossed keys
架空の国の架空のホテルを統括する名物コンシェルジュGustaveと彼を師と仰ぐロビーボーイZeroの物語。
おもてなしという名のホストのような仕事?までこなすGustave。詩と女性をこよなく愛し、収監されても逃走中でも品性を保つ(^O^)。小うるさいけど憎めないキャラ。答えに戸惑いながら目をキョロキョロさせるZeroと良い師弟コンビでした。
登場人物が皆個性的で面白いです。スキンヘッドで全身落書きみたいな刺青姿なのに、絵が上手いと褒められ少し照れる囚人ボスLudwigが微笑ましかった(^-^)。
"The Royal Tenenbaums"に似てると思ったら同じ監督ですものね。本作のほうがずっと面白かったです。所々エロ・グロのスパイスが唐突に放り込まれる(^^;)、一貫したテイストのコメディで、細部にまでこだわって創り込まれた作品だと思いました。(ただこんなに完成度が高いのに、何故誰でも気付きそうなAgathaの肩紐の間違いを撮り直さないのか不思議ですが…。)物語の閉じ方が少し残念かな。
Ralph Fiennesがハマリ役でした。一時は実生活でも熟女キラーでしたね。(舞台での共演を観ましたがラブラブでした。)
"Rudeness is merely the expression of fear. People fear they won't get what they want. The most dreadful and unattractive person only needs to be loved, and they open up like a flower."
やっぱりおもしれぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!
世界観と映像、技術そのものがやはり好きだなあ、アンダーソン監督。
最初見たときは三谷幸喜みたいな映画で豪華キャスト出演でジュード・ロウやビルマーレイなど意外な役柄で登場してきたので無駄遣いだなってもおもったところはありました。(とくにティルダスウィントンの老婆特殊メイクに仰天!)
でもストーリーはなかなかよかったですよ
笑えるところもあるし、はらはらドキドキするところも素晴らしかった!!
絵本の中に入り込んだような世界観もキレイでやっぱり、こういうファンタジーあふれる映画は好きなんだよな
物語は小説の中から始まって、作家が経験した話をもとに、昔の話に入ってボーイだったおじいさんにその昔話を聞かされてやっと物語が本格的に入り込みました。
コンシェルジュ(ヴォルテモートのひと)が婦人の残した遺産の謎を解くべく、ボーイとともに捕まったり逃げたり、他のコンシェルジュたちに助けてもらいながら白銀の世界を駆け巡る内容となっています。
ちょっと過激なシーンがあって、生首や恒例の動物死亡が含まれているのですがこれもアンダーソンお約束なのかな?って時々思ったりした。
どんどん見るたびに衝撃的な展開に入ってくるので本当にやばい、面白いって感じました。
スキーの追跡シーン、速すぎだろwww
しかし、謎はわかったものの最後が切ない展開になってしまいました、、、、
舞台は戦争の時代だったのでコンシェルジュさんのところ、悲しいなぁ。
せっかくハッピーエンドになるかと思った矢先にアンハッピーに変わってしまうけどガッカリしませんでした。
今までアンダーソン作品を見てきたなかで最高傑作だと思っています。
たくさんネタバレしてしまいました。すみません。
ファンタジーな世界が広がるような作品で、ストーリーも面白かったです。
ウェスアンダーソンについて賛否両論が出ていますがこの作品はなかなかいいとのでオススメかと思います。
美しいピンク
第一印象はオシャレな映画です。本当に綺麗な映像美に、ウェス・アンダーソンらしいシンメトリー。
細かいところまで作られた工夫に飽きることがありません。
個人的にとても惹かれたのは色合いです。淡くてかわいい、でも鮮やかなポイントにやっぱり最高!と感じました。
ミステリーもコメディもあって、でも最後はちょっと寂しい…。最後に気持ちよくハッピーに終わるのも良かったかもしれないけれど、この淡い世界ではこの終わり方がすんなり来る気がします。
サスペンス?
パッケージの裏のあらすじを読んでホテルで起きた殺人事件を解決する話だと思っていたら違っていた。
過去の支配人の話だった。
作家って必要あったかな?
最初語ってる人が誰なのか分からなかった。
作家もベルボーイも顔が変わりすぎて分かりづらい。
グスタフとゼロの関係には少し泣きそうになったけどちょっと物語としては好みが分かれる。
ジャンルはサスペンスじゃなくてヒューマンドラマだと思う。
コアな映画
ムーンライズキングダムと並んで見たかった映画。
色使い、演出のバランスが◎
残酷なシーンですらコミカル。
喜怒哀楽、どの感情にも浸りたくない時に見るのにちょうどいい映画。
3年に一回くらい、見たい映画。
ストーリー云々より、この監督の映画はなんだか好き。
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