まほろ駅前狂騒曲のレビュー・感想・評価
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人生はやり直す事ができるはず!!
人生をやり直す事がテーマになっていて好みでした。このシリーズが楽しめるかどうかは、多田ではなく行天が好きかどうかにかかっていると思うのですが、演者が終始無表情な事もあって人間味を感じず、私は好きにはなれませんでした。
間引き運転
前作と同じく大晦日の除夜の鐘を聞いてから、じいさん(麿赤児)バス間引き運転を調査するという依頼を受けた2人。バス間引き運転がよほど気になるのが面白い。この麿赤児の長男が監督の大森立嗣、弁当屋を演ずる大森南朋が次男だ。 多田(瑛太)は元妻との間に出来た幼子を半年で亡くすという辛さを味わい、行天(松田)は内科医凪子に精子提供して子をもうけてる。これが父と同じ名前はるだ。子供が大嫌いな行天に黙って、しかも実子という子を預かることを最初は隠していたのだが、あっけなくバレてしまう。 展開があるのは麿赤児たちじいさん連中が間引き運転反対の旗を掲げてバスジャックするところ。そのバスに乗り合わせた行天、はる、前作にも登場した小学生ゆら、そしてヤクの売人しんちゃん(松尾スズキ)、HHFAの代表小林(永瀬正敏)。しんちゃんの残した拳銃が事態を悪化させるのだった。 前作でも刺されて入院した行天。今回もゆらが誤って撃った銃弾の犠牲になり入院。痛々しい展開だった・・・
【邦画バディ・ムービーの面白き良作の続編。】
-表題通り。シリーズ化希望の映画である。- (今作品が二本目であるが・・・) ・ある日、『便利屋』に行天の娘だというはるちゃんがやって来て・・。 - 成程、そういう事でしたか・・。- ・いつの間にやら、怪しい野菜を育てている団体に巻き込まれ・・。 - 成程、そういう事でしたか・・。- ・多田にも、恋の風が吹いてきて・・。 - 真木よう子さんなんて、羨ましいぞ!- <多田と行天コンビの”不思議な関係性”は続くよ、何処までも・・> ◆今作の感想、これだけしか書いていないのか・・。 真面目に、2015年以前に鑑賞した映画のレビューを書こうかな・・・。 又、睡眠時間が無くなるな・・。
ラストが
ドラマシリーズを鑑賞してから今作を鑑賞すると、やはりドラマシリーズの方がエンタメ性が高い気がしました。大森監督作品の方がちょっと昭和っぽさが漂っていて憂いがありますね。文芸作品というとこちらだと思います。中盤まではこのシリーズの中で一番好きかも?と思いましたが、ラストがイマイチでした。特に宗教団体の描写がステレオタイプすぎてしまって、冷めてしまいました。
まだ一緒に住んでいたんだ
便利屋(瑛太)は同性カップルの女から、子供を預かって欲しいと頼まれる。 遺伝子上の父親は、元同級生の居候(松田龍平)だった。 二人とも子供の絡む過去があり、逃れられなくなっていた。 この二人、とても面白い。
全体としては、前作の「まほろ駅前多田便利軒」の方が映画としてまとま...
全体としては、前作の「まほろ駅前多田便利軒」の方が映画としてまとまっていて、伝えたいこともはっきりしていたような気がしました。 前作同様、過去と向き合う主人公2人の姿にフィーチャーして話が進められていきました。 個人的には、はるちゃんが行天に寄り添って寝ようとした時の困惑してる行天が可愛くて好きです笑 本上まなみさんいいですね〜😊
シリーズものだったのね。
三浦しをんさん原作なので観たのですが。なんとなーく置いてけぼり感があるなあと思ったら。映画、ドラマ、そして本作だったのかー。 しまった。 まあ随所に「はしょった」説明があるのでわかりましたけどね。 多田のそれなりの責任感と、行天のどうしようもないダラダラ感。ふたりたして丁度いいオフビートじゃないかな。 そんなふたりに預けられた少女。めちゃかわいいけど。私だったら預かれないなあ。行天と同じ反応するな。 永瀬さんの押さえた演技もいいですね。なにか今にやらかすんじゃないかっていう。 過去作は、まあ見ないかな、きっと。
やっぱり『傷だらけの天使』と比較してしまう自分がいる
まほろ駅前にて便利屋を営む多田(瑛太)&行天(松田龍平)の凸凹コンビが、無理矢理背負い込んだ仕事に振り回される奮闘を描いた人気シリーズの劇場版第2弾。 不器用なまでに純情な二人組が事件を追っては追われる人間模様は、『傷だらけの天使』の世界観を継承していると、昭和テレビドラマオタクの精神をくすぐられた私は、幸か不幸か原作も映画もテレビドラマも全部観ている。 『モテキ!』の大根仁が手掛けた相手を皮肉るシニカルギャグがテンポ良く炸裂するテレビドラマシリーズが、深夜帯にマッチしていて、一番好きなのだが(特にターゲット宅にて指輪を紛失させるエピソードが傑作)、前作に引き続き、大森立嗣が描く、過去の傷を未だ引きずる心の闇を静かに晒していく哀愁も嫌いではない。 離ればなれの行天の娘を暫く預かる羽目となった事から二人の家族の価値観や生い立ちが語られる人情噺と、 片や、腐れ縁ゆえ裏社会を仕切るヤクザVS新興宗教の抗争に巻き込まれるサスペンスがシンクロし、まほろの町の表裏を垣間見せる構造は相変わらず絶妙な面白味を築いている。 また、事態が深刻な状況に傾くと、まほろキッチンのオーナー(真木よう子)や、路線バスのスケジュールに異常なまでの執念を燃やす老人(麿赤兒)、そして、ヤバい事情を隠し持つシンちゃん(松尾スズキ)etc. etc. ドラマでお馴染みの面々が、独特のスパイスで緊張感に味付けを施す賑やかさも、まほろならではの特徴と云えよう。 ただ、その慌ただしさは深夜ドラマの枠で、じっくり進めた方が安心して面白がれたんじゃないかな? チョイと騒々しすぎてバスに乗り込む後半が強引やったねと、チャチャを入れるのは、身の程知らずだろうか? 多田、行天、それぞれの父親としての成長をもっと純粋に追っていく事に映画化の意義が有ったように察する。 特に、行天演ずる松田龍平のキャラクターは、ほぼ同時期にスタートした『探偵はBAR にいる』シリーズの高田とモロにカブるため、どのエピソードだったのか?混乱するので性分が悪い。 ブッ飛んだ高嶋政伸と対決したのは、どっちやったっけ? 松尾スズキとロシアンルーレットやるのは、どっちやったっけ? etc. etc. そのため、事前に復習をして、物語を仕分ける必要性が有る。 つまり、観る方も、演る方も、やたら面倒臭くて、慌ただしい。 そんな映画なのである。 では、最後に短歌を一首 『向き合えば 事情育む 傷を笑む 授けし春や 遠く信じて』 by全竜
終始たるい映画
このシリーズは見たことがなかったので、これが初。全編通して淡々としたムードで流れていくのが眠くなる。どこかで緩急つけるのかと思ったけれど無し。早く言えばいいのに、早く救急車呼べばいいのに……と、早く○○すればいいのに!、と思う場面ばかりでじれったい。で、結局?というのも最後まで浅い。
松田龍平のアンニュイさに魅入られる
私は松田龍平という役者のファンであるので、彼の持つアンニュイな雰囲気と子供に向ける不器用な愛情のギャップにやられた。探偵はbarにいる、でも似たような自由人を演じているが、それぞれの役の微妙な違いを見事に演じきった彼には脱帽である。 屈折した生育環境の中で育った松田龍平演じる行天が最後に瑛太の元へ戻ってくるシーンで、あ、こいつは居場所を見付けられたんだな、と。救いのある映画である。 娘は優しくしてくれた瑛太を父親だと勘違いしているが、そうしたままならない部分も人間臭くて映画に深みを与えている。
上向き感
ファーストに比べてアップテンポ 前作+ドラマで厚みのある登場人物 常に最後はくるりの曲で救われる。 春だね、ハル。 結局進歩しないこの二人 でもなんか大事とこが無くなりかけそうになってルンだが首の皮一枚残ってギリギリセーフな作品。
この感じは嫌いではないのだが・・・
このダラッとした感じは嫌いではないのだが、 許せないのが警察のシーン。 これだけであほらしさが頂点。 それまでとは一転して嫌になってしましました。 何を思って・・・・こんなシーンを製作したのか。 人情ものとしては良かったのに。
まあまあ
原作、前作映画、ドラマを観ている大好きなシリーズ。 ちょっと物足りなかった気がします 薄っぺらい内容。 2時間だから仕方ないのか? 配役は完璧だった! はるちゃんのキュートさ子どもってこうだよねって感じは素晴らしいと思った。 ドラマシリーズ見直そう。
相変わらずのキャスティングの良さ
とにかく出て来る俳優が次から次に好みの俳優で、それだけで観てられる。 キャラクターで言えば星くんが一番好き。多田便利軒がヒーローだとするなら、限りなく悪に近いアンチヒーロー。小さい頃好きだったヒーロー物の好きなキャラクターの立ち位置にそっくりだ。 だけども、脚本はどうなのだろうか? とっちらかって大風呂敷を広げた割に尻窄みだった気がする。子どもを預かるなら預かる事に焦点を当てた方が面白い話になりそうだし、新興宗教とヤクザの構想に巻き込まれる二人の話も面白かったろうに。と思ってしまう。 また、続編が出たらあまり期待も抱かず酒でも片手にのんびり観たいと思う。
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