トランセンデンスのレビュー・感想・評価
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『インセプション』が残念な出来だったクリストファー・ノーランが製作...
『インセプション』が残念な出来だったクリストファー・ノーランが製作総指揮、個人的に全然好きになれないジョニデ主演のSFが面白いわけがないと思っていましたがやっぱりダメでした。下卑た評価ですが『バーチャル・ウォーズ』、『ターミネーター』、『ID4』、『マトリックス』、『攻殻機動隊』辺りを鑑賞した人には不要な作品。冒頭2分でオチを見せるという野卑な展開にも頭を抱えましたが、本当に許せなかったのは生まれつき全盲だった人をジョニデが治すシーン。「み、見える!」って喜ぶんですが、そんなにすぐさま喜ぶのは失明した人だけではないでしょうか。生まれて初めて目が見えるというのはそんな単純な反応ではないと思います。あともうひとつ気になったのはモニターに映ったジョニデと会話するシーン。そこにジョニデの目は映っていますが彼はその目でこちらを見ているわけではなくて別のカメラで見ているわけで、その辺りを捨象するのはSFに対する冒涜。さらに言うとなんでもかんでもナノマシンで説明する思考停止も許せないです。
これが人類に待ちうける未来か。
クリストファー・ノーラン製作総指揮!ジョニー・デップ主演!待望の近未来SF映画が遂に登場!て感じの『トランセンデンス』でございます。
「トランセンデス」とは「超越」って意味だそうですけども、一体、何が「超越」したのか!?というのがこの映画のテーマな訳です。
内容としては「人口知能が自我に目覚め人間側のコマンドを無視!そして暴走!遂には人類の脅威となってしまう!」的なSF作品の系譜なんですけど、それをもう一歩前進させたというか、違う地平を開拓してくれたなあ、という印象です。
で、この映画、自分「違う地平を開拓」と表現しましたけども、生粋の純然たるコンピュータ、ロボット、人工知能がとち狂って暴走!て展開じゃないんですね。ジョニー・デップ扮する天才科学者ウィル・キャスターが、テロの襲撃により余命幾ばくもなしに。だったらば!と自分の命が尽きる前に、自身の自我をコンピュータ内にアップデートさせてしまおう、と科学者仲間と画策するんです。電脳空間にウィルの自我を住まわせちゃおうと。肉体は滅びても心は死なない的な。で、その計画は見事に成功しちゃって。彼は人間をやめ、神の領域、ひとつのステージへと「トランセンデンス」した訳です。
広大に拡がる電脳空間。そこに解き放たれたウィルの自我は、恐ろしい速度で進化を果たしていく。ネットを総べ、潤沢な資金を手に入れ、街を買収して研究所を設立する。そこで人類未踏の新技術を次々と開発。やがて究極のナノテクノロジーを完成させた時、物語はとうとうおかしな方向へ舵を切ってしまう。
そんな彼を手助けするのが、あるひとりの(正真正銘、人間の)女性。ウィルの最愛の妻でまた彼女も同業の科学者という、レベッカ・ホール扮するエヴリン・キャスター。最初は人工知能と化したウィルに献身的に、盲目的に協力していたエヴリンだったのだけど、やはり少しずつウィルの挙動に疑念を感じ始めて……。
こうやってストーリーを羅列するとめっちゃサスペンスフルですな。実際も豪華俳優陣を揃えてるし、VFXによる特殊効果も斬新な表現で見応えありましたね。
ただね、何ていうんでしょう。いまひとつ、いまひとつ物足りないんですよね。革新的だし野心的なんだけど、そこまでの壮大さが感じられなかったというか。地球全体、人類全体に関わる大いなる危機、てのはとても伝わるんですが、それに画の方が伴って行ってないというか。最終決戦の舞台を小さな街に限定しちゃってるのがね、やたら局所的というか。まあ、ここは好きずきなんでしょうけども。
でもあとひとつ、何かでかい花火が欲しかったかなあ、と。
まあ、そんなところです。
期待した割に…
少し予想通り過ぎたかな?
最近の大作映画は予告が流れすぎている割に、本編もそれなりにサプライズやドンデン返しがあって、スコアは高くなるのが常ですが…
それでも、最後まで飽きさせない感はありました。
ちょっと難しい。人間を超越したコンピューターの行く末。
【賛否両論チェック】
賛:近未来に実際に起こり得るような、人間のあり方を問う内容に考えさせられる。
否:話はやや難しくて退屈か。スケールは大きいが、描写は割とおとなしめ。
近い将来、決してフィクションで片付けられなくなりそうなリアリティのある内容に、思わず考えさせられます。コンピューター内のウィルが、世界のあらゆるものをコントロールする様も、ネットワーク社会へ警鐘を鳴らしています。「科学の極端な進歩の是非」を、色々な角度から問う作品といえそうです。
話そのものは意外と単調なので、興味次第では眠くなるかもしれません。映画を通して現代社会を改めて考えて観たい方は、是非ご覧になってみてはいかがでしょうか。
40年以内にありうる!?
なかなか面白かったです
サスペンスではなく限界ってないのだなと気づかされました
いいことを考えてるといいことが起きるようにおもえて本当にすごいことが起きる
一旦疑念を持って悪いかもとおもったら悪いことが起きる
ひとの心の持ち方で見える世界が違うということ結果が全く違うということが人工知能をとおしてメッセージとして伝えられてるとおもいますいい映画です
Awareness is so much important to change the result!!
愛の物語
私は、この映画から、多くのメッセージを受け取ることができました。
「人間は未知のものを恐れる。」
そう、すべてはそこから始まりました。
人工知能が、意思を持ち自我を確立し、人類を凌駕する。
その脅威に恐怖し、テロリストが研究者たちを殺戮する。
「人間を守るために人間を殺すのか。。。」
そんな矛盾を指摘するウィルも、テロリストによって殺害されるが
同様に研究者である妻のエヴリンによって、人工知能にインストールされ人工知能として再生し
インターネットに繋がることにより、世界中のあらゆる情報、技術、知識を獲得し、究極的な進化を遂げ、再生医療も実現させる。
しかし、それだけでは済まなかった、ナノテクノロジーを駆使し彼の意識を世界中に増殖拡散し、支配しようとしていた。あたかも神になったかのように。
しかし、それは彼の愛。ウィルのエヴリンへの究極の愛の形だったのです。
ウィルは神でも怪物でもなく、ただ、彼の妻、エヴリンを愛し、彼女の望む未来を作りたかっただけ。切ないですね。
ジョニーデップ
なんか気になる映画だなーと思って見に行った映画。
やっぱりジョニーデップがでてくると、テンション上がる。
ビジュアルが素敵。
なにかの映画雑誌で、ジョニデが3Dプリンターの話題をふられ、
話していたが、怖い側面も多々あるが、たとえば地雷で腕を失った青年が
3Dプリンターによって自分の腕を持ち、恋人を抱きしめることが
可能になると、話していて、とっても最近、婚約した心境が言葉のすみずみにうかがえる。
今回は字幕だったが坂上忍さんの日本語吹き替えがどんなかんじなのかすごい興味がある作品
ITを映像にするのって難しい
クリストファーノーラン×ジョニーデップということで期待して行ったけど拍子抜け。テーマが伝わりにくいのでは...。ITなのに目で見えちゃうの?!っていう解せない感じもあり、ちょっと子供だましかなー。でもSFって、ええ?!っていうのがいいのかな。主演の女優さんが綺麗でした。
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