THE NEXT GENERATION パトレイバー 第4章のレビュー・感想・評価
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1.『原子力空母は困ります !』と電話の相手は?『ラドン温泉?』続けて『怪獣は一匹で間に合ってます』
シン・ゴジラはこの会話をリスペクトしている。
驚くほど単純な真実、一筋縄ではいかない爆弾魔
「THE NEXT GENERATION‐パトレイバー‐」シリーズ第4作。
第6話「大怪獣現わる 後編」と、第7話「タイムドカン」の同時上映。
第6話では、熱海の怪獣騒動がついに決着。騒ぎは白熱化し、小〇人の如くPV撮影を始める歌手や、ム〇帝国の女王みたいな格好の占い師が世界の破滅を唱え逮捕されたり、ムーブメントはいよいよ過激になっていきました。
佑馬たちも便乗して特撮怪獣映画を自主製作する始末(笑) しかし、そのクオリティーたるや往年の怪獣映画の伝統を受け継ぐまさに王道! 久々にスクリーンで観た怪獣映画でした(笑)
熱狂の渦の中、ついに98式AV対大怪獣の戦いが開始されます。怪人めいた風体の芹沢博士が開発した特殊弾をリボルバーカノンに装填し、怪獣に向けて発射! その効果やいかに…?
この物語のもうひとりの主人公と言える女性海洋学者が語る、「真実とは驚くほど単純なもの」という言葉が、静かに心に染み入ってくるようでした。センセーショナルな出来事に興奮し、ちょっとした事態でも大事になり収集が付かなくなっていく…。今回の怪獣騒動はまさに現実社会への痛烈な風刺だなぁ、と思いました。
第7話では正体不明の爆弾魔に特車二課が狙われ、右往左往し翻弄される姿を描きます。
どこに仕掛けられたか分からない爆弾が次々に爆発して、格納庫から何からめちゃくちゃになっていきます。
予告電話を掛けてくる爆弾魔ですが、「ただの爆弾魔だ」と名乗るだけで全く正体が掴めず、不気味さが漂いました。
今回もカーシャが大活躍! ラストの爆弾解体では、「ジャガーノート」もびっくりのスリルが炸裂して手に汗握りました。
とにかく爆弾魔が怖い…。匿名性の社会だからこそ誕生した犯罪者のような気がしました。
現代社会への風刺と警鐘に満ちた2作品です。
前作とは逆
前半部は前回の後半部の続き、正直この話は全く面白くない。
観るに値しないといっても過言ではない。
後半部はシリアスな状況をコミカルに描くという手法が気に入った。
しかもそれがしっかりハマっている。
ちょい役で登場する鴻上尚史も良いアクセントを加えていた。
怪獣騒動に爆弾騒動!
人気アニメの実写化プロジェクト第4章。
熱海の怪獣珍騒動の後編であるエピソード6。
特車二課に爆弾が仕掛けられるエピソード7。
前第3章でようやく弾みがついた事もあって、今回もまあまあ面白かった。(若干、3章の方が面白かったけど)
まずは、気になる後編のエピソード6。
遂に怪獣上陸! 怪光線を放ち、熱海の町を破壊!
おおッ、特撮と合成の昔ながらの怪獣映画!…と思ったら(笑)
前編後編共、押井守が自ら監督を務めているので、パロディやうんちくはいっぱいだが、やはり見る側が期待している結末とは斜め方向に着地。
胡散臭い映画プロデューサー役として本当に胡散臭い某映画プロデューサーのゲスト出演と、アノ有名怪獣ソングにオマージュたっぷりの“GA☆PAの歌”は見所。
意外に良かったのが、エピソード7。
怪獣騒動から爆弾騒動へ。
特車二課全員で爆弾探し!…思いもよらぬ私物が見つかり、そちらに大はしゃぎ。
そして何故か皆で屋外でピクニック?(実はこれ、隊長の作戦)
しびれを切らした爆弾魔が動き出す…!
「パトレイバー」らしいエピソード。
相変わらずどちらもレイバーの活躍はないが、次も楽しみ。
今回は意外と・・・。好みが分かれる第4章。
【賛否両論チェック】
賛:ストーリーが短めなので、気軽に観られる。2話とも意外なオチでまとまるのも魅力。
否:今回は、ロボットの活躍シーンはほとんどないので、好みは分かれそうなところ。前作の知識もあった方がイイ。
最初に簡単な説明が入るので、予備知識は最悪なくても大丈夫そうですが、やはり前作の続きからのエピソードなので、前回はチェックしておいた方がイイかと。
今回は・・・正直、レイバー自体はあまり活躍しません。どちらかというと、特車二課をとりまくドタバタ事件を、シリアスかつコミカルに描いています。その辺が、人によっては物足りないかもしれません。ストーリーも割とツッコミどころが多いですが、それはまあご愛嬌ですね(笑)。
お話自体は今後もあと映画3本ありますので、そちらにも期待大です。
真野ちゃんがかわいすぎる
ただそれだけの映画。
ep6は前後編に分けた意味が分からない。
単に尺を稼ぐだけな感じ。流石に二回続くと冗長すぎた。真野ちゃんの出番も少ないし、
BD買ったけど観ない(笑)
ep7はそれなりに面白かったけど、こちら側が慣れてきたせいか、もうひとひねり欲しかったかな。
星は真野ちゃん分だけなら満点だが、内容的にはマイナスせざるを得ない。
パロレイバー
いたるところに凝ったパロディがある。
そこはそれで好きだが、本編に問題があるように思う。
オリジナルのパトレイバーは、近未来社会に汎用人型重機としてロボットが存在した社会のシミュレーションだった。
その中に人臭いパロディがあるから、返ってリアリティを感じた。
今回、特撮やCGは素晴らしい。リアリティはある。
しかし肝心のシミュレーションができていない。
厳しい採点をせざるを得ない。
episode7はとてもいい
episode6は残回の後半です。第3章を観ていない方もはじめに前回の復習から始まるのでご安心ください。
大怪獣をどうまとめるのか心配でしたが、話としてはきちんとおさまっています。ストーリーが破綻していることはありません。あとは押井監督の趣味で撮ったような作品を受けいることが出来るかどうかはかなり個人差がでるでしょう。
監督自身、ネットでボロクソ叩かれることを予想している(危惧している)ようです。
私としては魅力的な隊員たちの登場が少なくて残念です。
これまでは、episode3は明の回、episode4はカーシャの回というように中心となる隊員がいたのですが、episode5.6は隊員たちの活躍がほとんどありません。
パロディー盛り沢山なのでそういうのが好きな方にはいいかも? です。
episode7は良かったです。
隊員たちの生き生きとした表情をたくさん観ることができ、「これぞパトレイバー!」という作品です。
アニメよりも実写の方が優っている点は、豊かな役者の表情・仕草からくる深みではないでしょうか。
隊員それぞれとても濃いキャラクター設定ですが、役者さんたちの熱演で人間模様がしっかりと伝わってきます。
テンポ・強弱がよく、あっという間に時間が過ぎていきました。
episode7は誰にでもオススメできる楽しい作品で、episode6のことがありますが、トータルして評価は星4つとしました。
相変わらず・・
相変わらずの第4章でした。もう少しレイバーの登場回数を増やして欲しいのですが・・。今回は大怪獣現るの後編があるので、少し期待していたのですが、ウンチクセリフで終わったのが残念です。ジブリの鈴木プロデューサーのセリフには笑いました。
タイムドカンの方は楽しめましたよ。
今回で全章の折り返しを迎えましたが、最後までこの調子で行くのでしょうか・・。
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