THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦のレビュー・感想・評価
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期待通り
期待通りの押井作品。公開されているPVからも分かる通り事実上P2の実写化なので、新しさだけを求める人にはおすすめしない。レイバーも動かないので、激しいロボットアクションがみたい人にもおすすめしない。唯一、レイバー隊員のガンアクションがエンターテイメント要素。
ストーリー自体はP2、実行犯の灰原は正体が不明の天才パイロットとP1の帆場暎一と類似点が多いという点で、やはり過去作品を知っている人をターゲットとした映画。P2の実写化を待望してたファンには垂涎モノ。個人的には満足。
また、P2では戒厳令が敷かれ徐々に社会的情勢が緊迫してく様、東京の戦争が描かれていたのに対し、今作ではテロリストと特車二課、公安や南雲さんのやり取りが中心で主題は異なる。そういった意味で押井さんの関心事の変遷も読み取れて興味深い。
音響、迫力、台詞がかなり良かった
この映画をドルビーアトモス対応映画館で見たいがため、東京から木更津まできてしまいました。
4Kの圧倒的な画質とドルビーアトモスの音響効果はこの映画の緊張感を高める為の最高スパイスになっていました。
レイバーや戦闘ヘリの演出も息をのむ勢いです。
されど、肝心のストリ-が、劇場版2の続きというより、オマージュって感じの為、新しい感動は全く生まれません。映画の中の台詞でいうなら「伝統は守るものでなく新しく生み出していくもの」って言葉をこの映画は全く体現出来てなく残念です。
それでも、今の映画技術を使って新しいパトレイバーが見れたことは感謝しかありません。パトレイバーでしか作れない正義のロボットの話は唯一無二の存在です。
もう一度観たいか?Yes。
80年台TVアニメ版以来で、いきなり実写版を観るには無理があるって判ってました。昔と変わらずレイバーはアイコンであって、、個人的には「ああ、やっぱり、、、」。
昼間のTV人情ドラマって言うと言いすぎか。で、やたら長い前説と、その後の急展開のテンポ差に付いていけず。活字本で復習した上で、もう一度観たい。でなきゃ消化不良。
本で書かれていた大師、六郷、多摩川大橋などがバシバシやられているシーンが見当たらなかったのが個人的には残念。いきなり副都心では「じわじわ感」ゼロ。監督言うところの「自分達の街が攻撃されるのを見てみたいっていう欲求」は1/3程しか満たされず。
この後、どのようにつないでいくのか、謎を謎として「The end」なのか。続いて欲しい気はします。
完結?
パトレイバーは原作から見てたので、
かなり期待してた。
実写版も0章から見てたが、個人的には
すごく面白かった。
しかし、パトレイバーの劇場版は・・・
いつも前置きが長過ぎるw
前置きの部分は、多少は笑える部分もあったが・・・少し退屈でした。
最後まで観たら、少し疑問が残る内容だったので・・・まだ物足りない感がある。
続編もあるのか?
これで完結なのか?
不完全燃焼な感じです。
主役は…
あくまで主役は特車2課で、泉野明=真野恵里菜ではないのね。
ずっと真野ちゃんの主役としての扱いに疑問を持ってたけど、主役じゃないんなら仕方ないな。
これ、誰が観て喜ぶの?全編CGならもはやアニメでいいし。
森カンナさんの扱いがまたひどすぎる。
自腹切って劇場で観るべきかと問われたら、
親が人質に取られてみないと殺されるという緊急事態が起きない限り止めておきなさいと答える。
ついつい…
原作・アニメのファンとしては、ついつい評価が甘くなる。劇場版第2作の延長線上にある話だが、この頃から押井作品のトーンが固まってきたような気がする。個人的には昔のポップな作風が好きなので、残念ながら評価ダウン。でも千葉繁の登場とイングラムの起動シーンは、テンション上がったなぁ。
ついに最終章。正義を問うド迫力ロボットアクション!!
【賛否両論チェック】
賛:レイバーと最新鋭ヘリの迫力の戦闘シーンに圧倒される。“正義”というものの意味にも、考えさせられる部分がある。
否:案外難しい話や思い出話のシーンが多く、退屈と感じてしまうかも。なんらかの予備知識も必須。
今まで上映されてきた全7章の総決算なので、迫力が桁外れで圧巻です。これまではあまり活躍しない時もあった(笑)レイバーが、姿を消せる最新鋭の戦闘ヘリを相手にどう戦うのか、注目です。
ただ、意外と戦闘以外のシーンも多くて、禅問答のような難しい会話も繰り広げられたりするので、前半は結構退屈と感じてしまうかもしれません(笑)。また、どうしても予備知識は必須ですので、ご注意を。
今までのシリーズが気に入った方に是非オススメの作品です。
面白くないの一言
パトレイバーを名乗らないで欲しい。
ロボットも人間ドラマもパトレイバーの外してはいけない
大切な大切な構成要素です。
この映画は時代遅れの偏った正義論を語り、
主義のないテロリストと、伝統以外の理由のない三代目の
血を見せない殺し合いを描いているだけです。
こんなテロリスト肯定ドラマをパトレイバーと呼ばないで欲しい。
消化不良
劇場版パトレイバー2の設定や描写に頼り過ぎで、単独の作品として成立していないところが、致命的。また、説明不足なところも多い。特にテロリスト達の行動の背後にある目的が直接明示されずに柘植シンパとしての説明しかされないところや、別の思惑があったようにも見える灰原の正体が、結局放置されているところなどは、押井映画らしいと、言ってしまえばそれまでだが、見ている側としては落ち着かない。主人公の明と灰原の因縁をもっと強調した方が主人公も立たせられたし、ドラマとしても辻褄があったと思うが、実際には前半で色々絡みがあったのは佑馬で、バスケットボールを使った伏線的な描写とも、いまいちかみ合っていない。
ただ、全体としてはかなりエンターテインメントを意識した演出になっており退屈はしない。特に後半の都心上空でのヘリ同士の空中戦は映像的にも見応えあり。レイバー自体の活躍がもっとあればなお良かったのだけれど。
ロボットアクション映画としてではなく
エピソード0から13まで全て観ているファンです。
この映画はロボットアクションものではないと思います。レイバーの戦闘シーンはほんの少しです。ロボット(レイバー)を取り巻く人たちの物語です。
それまでの刑事ものと違う切り口で踊る大捜査線があったように、
強くて悪をばったばったとやっつけるロボットものとは違い、本当は二足歩行ロボットなんて大変なシロモノなんですというとこがスタートの物語です。
なのでこの作品の最大の魅力は、登場人物たち個々の人間性です。
このようなロボット映画は日本でしか作らないでしよう。
個々が思う正義
レイバーへの愛着
特車二課という居場所への思い
それを綴った作品です。
なのでやはりエピソードを観てから(全部観なくてもいいと思います)、観ることをお勧めします。
作品の構成が、
シリアスな場面
銃撃戦
戦闘ヘリの攻防
といろいろな要素がバランスよく含まれているので、最初から最後まで集中して観ることが出来ます。
私はこの作品が大好きで、昨日今日と2日連続で観ました。また観に行きます。
登場人物の背景を知っている人にとってはそれほど魅力に溢れている作品です。
先ほど書き忘れましたが、話としてはアニメ劇場版パトレイバー2の続きの話なので、観ておくとストーリーを理解しやすいです。
ファンとしては是非続編をつくってほしいです。心から熱望します。
焼き直しはいらない
この作品は、アニメ劇場版第2作、パトレイバー2の焼き直しである。
作品紹介では、パトレイバー2の後日譚ということになっているが、ストーリー的には焼き直しといった方が正しいだろう。
映画を観ていると、観たことのあるシーンが続く。例えば、レインボーブリッジを爆破したのがミサイルであることを民間企業がたまたま撮影したビデオで確認するシーンや、後藤田と高畑が日本橋川付近を船で移動しながら会話するシーン、警視庁の会議室で後藤田が詰問されるシーンなどは、パトレイバー2の有名なシーンの焼き直しだ。特に警視庁のシーンなど、詰問される後藤田を上から魚眼レンズのようなもので撮影するところまで似せている。もちろん、監督が意図して撮ったものであるはずだが、これにどのような意図があったのか全く分からない。何の新鮮味もない上、パトレイバー2を観た人間には懐かしさよりもがっかり感の方が強いのではないか。
例によって、小難しい言葉を並べた押井節を演者が蕩々と述べるが、これは近年の押井作品では避けて通れないのだろう。だが、これを省いてテロリスト達に主張させるとか、灰原の正体についてもう少し描写したりした方が作品としては面白かったと思う。テロリスト役に吉田鋼太郎などいい役者を使っているのに、使い方がもったいない。
もう一つ、泉野明が灰原を毛嫌いしている理由が映画を観た限りではよく分からない。おそらく、警察車両などを銃撃した際に死傷者を出したからだと思うが、死傷者が出たということをはっきり示すシーンがないため、明が持っている反感に説得力がない。押井監督は血が嫌いらしいのだが、流血シーンを作らなくても良いから言葉ではっきり死傷者が出たと分からせれば良かったのではないか。
良い点もある。CGはさすがに金をかけている感じ。太田莉奈や森カンナのアクションも良かった。太田莉奈についてはエピソード4でなかなか見応えのあるアクションをしていたが、今作のアクションもいい。森カンナは本人がアクションまでやっているのかどうか分からなかったが、ニヒルな感じが出ていて良かったと思う。
灰原が生きていたのであわよくば次回作を狙っているのかもしれないが、もし次作を作るのであれば焼き直しだけはやめて欲しい。
予備知識はあったほうが。
これまでの作品を全く知らずに観賞しましたが、これまでの経緯や登場人物、背景を理解させてくれるはずの序盤でついていけなくなり何度か睡魔に襲われてその辺りでは断片的な記憶しかありません。
冗長的な感じを受けてしまい大きな展開を期待していましたがだらだらした印象を受けました。
映像はキレイでCGもキレイだなと思えましたが都市部での交戦シーンもただ長く回しているような感じです。
もう少し勉強してから観直してみます。
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