思い出のマーニーのレビュー・感想・評価
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劇場鑑賞以来おそらく2度目。 幼い頃の不幸から自分を嫌いになってし...
あまり驚けなかったので点数は低め、でも悪くはない
米林監督
良く分からなかった
笑顔になって良かった
最初は自殺隠喩系かと思った。。
等身大の「嫌な娘」が描けている
米林作品に出てくる少女はこぞって「感じ悪い」娘だが、宮崎作品の少女は究極の理想像。
自分と似た処があるから微妙に不快感があるのかも、と。
西の魔女が死んだを彷彿させる自己回復ストーリーだと思った。マーニーのフワっとした巻き毛が幻想的で「思い出(過去)の人だろうな」と感じさせる演出が綺麗だった。
【マーニーと杏奈の友情を美しく、幻想的なトーンで描くほろ苦きファンタジー。】
米林監督やるやん!
他人に心を閉ざす少女、杏奈が療養のために訪れた田舎町で出会った不思議な少女マーニー。
マーニーとの出会いにより、杏奈の心に変化が訪れる様子を描いたファンタジー・アニメ。
不思議な少女マーニーを演じたのは『阪急電車』『SPEC』シリーズの有村架純。
あることがきっかけで杏奈と仲良くなる少女、紗香の声を『桜蘭高校ホスト部』シリーズやドラマ『夜行観覧車』の杉咲花が演じている。
杏奈の主治医である山下医師の声を『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』でジブリの声優を務めた大泉洋。
無口な老人の十一の声優を、『猫の恩返し』でジブリの声優を務めた安田顕が担当している。
米林監督作品は以前『アリエッティ』と『メアリ』を観ており、どちらもイマイチハマらなかったので、本作は非常にハードルを下げて鑑賞しました。
…米林監督舐めててごめんなさい。めちゃくちゃ良い映画でした!
この映画は評価が割れて当然の作品だと思います。
アニメーション映画にダイナミックなストーリーや派手なアクションを求める人や、頭を空っぽにして観ることができる作品を好む人には全く刺さらない映画になるでしょう。
また、主人公の抱える心の問題に共感を得ることが出来ない人もなにが面白いのかわからない作品であると思います。
逆に、作品の構造を読解することを好む人や、アニメに美しい美術、機微な心理描写を求める人、主人公のアンナに感情移入してしまう人には突き刺さる作品であると断言出来ます。
いずれにせよ、ジブリ作品だからといって全く子供向けの作品ではありません。
本来なら40億円近い興行収入を叩き出せるような大衆向きの映画ではないです。
ジブリであること、興行収入的にヒットしたことがこの映画の評価を下げてしまっているという気がします。
映画の内容に言いたいことがないわけではないです。無口な爺さん十一や太っちょデブはもっと丁寧に扱うべきキャラクターだと思うし、大事なことをセリフで説明し過ぎている。
マーニーを原作小説のイメージの通りに金髪外国人と設定したことで(作品の舞台は現代日本に変更している)、良い部分もあるとは思うが、腑に落ちない部分も出てきているのも事実。
しかし、個人的にはこの映画、突き刺さりました。涙腺崩壊です。
現実と幻想の境目が非常に曖昧になっていくという作品構造は、割とありがちとはいえ、大好きな設定です。
アンナは分身であるマーニーとの対話により、心を癒していく。
お互いにあなたのことが好きと告白し合うのは、つまり自己を嫌悪していたアンナにとっての自己肯定である。
他者とのコミュニケーション不全が心の病の原因なのだとすれば、病を直すには他者との交流を行う以外にはない。
他者と関わりを持てないアンナは、自らマーニーという他者を生み出すことにより、自己の真相の内部に潜り、傷を癒すのである。
癒しの完了したアンナにとってマーニーは不要になり、2人の別れが訪れる。
その別れのシーンは涙無くしては見れないです。
あと良い点。今更当たり前のようだが、美術が綺麗。背景が素晴らしい。人物の描写も見事。
声優陣も悪くない。有村架純はイマイチだったけど。
エンディングが非常に美しい。テーマソングが素敵。
百合要素は…視聴者サービス?
とにかく個人的には非常に泣けたし楽しめた。
米林マロ監督のこれからに期待!
好き
久しぶりにジブリ作品で面白いと思いました。
思春期の女の子の心境をよく描けていて、どのシーンを切り取っても心がキュってなります。
伏線もしっかりしており最後まで画面に釘付けでした。
『私を許して』ってそういう意味だったんですね。泣きそうです。
観終わると優しい気分になれます。
ED曲のチョイスも素晴らしいですね。
不思議
二回目の鑑賞です
やっぱりよく理解はできないですが好きです
女子ならではの二人だけの関係というか、自分だけと仲良くしてほしい親友、みたいに思える人いますよね。昔は私もいたなぁ
最後までマーニーとのあの時間は何だったのか、夢なのか、本当なのか
不思議でした
でもあんなはかわいい友達がほしいのではなかったのかと(笑)私も共感します(笑)
好きな友達が他の人と仲良くしていたりするとちょっと嫉妬してしまうのも分かります!
そんな繊細な思春期の心を描いたそんな作品だと感じました。
う〜ん…
これは一体…ジブリももう終わりなのか…
途中どういうことなのか分からなくて、妄想?夢の中?性同一障害??とかいろいろ考え過ぎて全然引き込まれることはなく終わった。
おばあちゃんだったのね。幼少期に育ててくれたおばあちゃんの語りが蘇っていたのね。…にしても捻りすぎで暗い。
魔女の宅急便のような素敵なジブリはもう見られなさそう…
輪の内側の人間には魅力はわからない
レビューのタイトルは、この作品を見たor冒頭の杏奈のセリフを知っていたら理解できるかと。
他人と違う部分で苦しんだり、辛い経験が多い人間はきっと心が浄化される。愛情ってこんな近くに実はあるものなんだと。
1つ1つの台詞に意味や伏線があって、ホラーだとか言ってる方々は正直薄っぺらい、順風満帆な人生を歩んできたのだろうと思う。要するに輪の内側の人間。
逆に今までのジブリ作品は「楽しかった」「可愛かった」くらいで終わる程度だったし、絵を楽しむ事が多かった。この作品は良い意味でジブリとして観ていなかった。だからジブリ作品、宮崎駿好きの方はしっくり来ないのかもしれない。ただ、世界観がはっきりしている点は共通しているので、ヨーロッパの景色に魅力を感じる人は好きだと思う。
鑑賞後、新品のDVDを買う程、私の中ではとても大好きな作品です。
マーニー
なにやら壮大なものとの戦い
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