クジラのいた夏

劇場公開日:

クジラのいた夏

解説

地方都市に暮らす4人の若者が抱える悩みを、みずみずしいタッチで描いた青春ストーリー。NHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」や映画「男子高校生の日常」の野村周平をはじめ、松島庄汰、浜尾京介、松岡卓弥ら役柄と等身大の若手俳優が出演し、「旅立ちの島唄 十五の春」「江ノ島プリズム」といった良質の青春映画を送り出している吉田康弘監督がメガホンをとった。目的や夢もなく、ただなんとなく毎日を過ごしていたモラトリアムなチューヤは、上京を決意。高校時代からの親友J、ギズモ、町田は、チューヤの引越し前夜に送別会を開こうとするが、チューヤは過去の思い出に引きずられ、上京の意思が揺らぐ。そんな時、東京で芸能人として活躍しているはずのあこがれの先輩・弓子が現れ、地元に留まるべきか離れるべきか、チューヤの心はさらに揺らいでいく。

2014年製作/89分/日本
配給:ユナイテッドエンタテインメント
劇場公開日:2014年5月3日

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(C)2014「クジラのいた夏」製作委員会

映画レビュー

3.5地方男子の青春

2015年7月29日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

地方都市ならではの青春物語、私も地方出身ですので、共感することも多く、懐かしい思いに駆られながら楽しませてもらいました。
いつも一緒にいた仲間、ボンヤリとした都会への憧れ、今考えてみると本当にくだらないことをして、くだらない悩みを抱えていたなと、ただの笑い話な感じではあるのですが、地方男子の青春って大なり小なりこんなだったよなと、思わずあの頃を思い出しながら見入ってしまいました。

しかしこの映画って、回想シーン以外は全て1日の出来事だったんですね。
全体的にはまあ物凄く荒削りなんですが、何気にうまい構成だったと思いましたよ。
東京に行く主人公チューヤと、彼を見送る友人3人の一風変わった友情物語、ただバカやって終わりかと思ったら、結構心にグサっと刺さることも多くて、いろいろと考えさせられてしまいました。

不思議と年を重ねると無性に郷土愛みたいなものが芽生えてくるのですが、若い頃はそう言った類のものは薄かったですから、チューヤの地元を見下す気持ちも物凄く分かるし、でも仲間とバカやって地元を盛り上げようとするJの気持ちも物凄く分かるんですよねぇ。

しかしJのような暑苦しくお節介だけどいいヤツって必ずいましたね(笑)
チューヤを演じた野村周平の好演も光りましたが、Jを演じた濃いキャラの松島庄汰もなかなか印象深かったです。
まあ小作ではありましたが、何気に好みの映画でした。

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スペランカー

3.5面白かった(^^)!、

2014年2月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

単純

4人の空気感がとてもよくて、
下ネタ多いけどでもwww、
男子ってほんと
こんな感じだよなって思いました( ^ω^ )w
劇中で描かれていた男の友情には
とても羨ましく思いました(^^)!

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みづ

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