劇場公開日 2014年4月18日

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8月の家族たちのレビュー・感想・評価

全45件中、21~40件目を表示

3.0圧巻の演技力

2016年1月24日
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メリルストリープをはじめとするキャストの演技力が圧巻させられた。
家族にだって秘密があって家族だからこそ言いたくないこと言えないことがあるよねって
でもそれは最初からそうだったわけじゃなくて‘家族’っていう形や名前の中で過ごしてきた時間の中で出来上がっていった距離感だったり関係性からきてるわけで。
家族というひとつの団体を見てるわけじゃなくて家族の中のあなた 1人を家族という視点で覗いてる感じの作品。
全て見終わって スッキリと腑に落ちる作品ではないが家族という難しさは描けているとおもった

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ひなこ

3.5家族って

2016年1月13日
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鑑賞方法:VOD

子どもをのこすってどういうことなんだろうと考えさせられた。人類を絶やさないために、種を残すために家族というシステムがあって、それを支えるために酒、薬、マリファナ、音楽、嘘、愛があるのかもしれない。
そんな中で、子孫を残すのに相応しくない関係性の中で愛が生まれたというのは逆説的だが救われる気がした。

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あきら

3.5どの国もたいへん

2015年12月30日
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鑑賞方法:DVD/BD

メリル・ストリープがどんな人を演じるのか気になっていました。
期待にこたえてくれたと思います。
久々にジュリエット・ルイスを。やっぱり可愛らしい。

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aieiga

3.5地味かと思いきや破壊力はんぱない! メリルの演技には圧巻だし、ジュ...

2015年11月24日
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地味かと思いきや破壊力はんぱない!
メリルの演技には圧巻だし、ジュリアロバーツはじめキャストがとても豪華。
内容は最後まで救いが全くなく崩壊に向かう一方だけど、私はかなり面白く観られた。親子で皿投げるところとか笑っちゃった。あんまり真剣に観ると楽しくないかもだけど…。
脚本も演技もうまいなぁなんて感心しながら。

もっと歳を重ねて、こういうことがシリアスに感じられるようになったら笑っていられないかもしれない。

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かおたん

3.5お芝居をみている感じ

2015年11月22日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

最初はひびが入った状態の家族たちが、暴言と暴露されてゆく秘密によって、亀裂が大きくなり、最後は崩壊。誰もが憎めないところに修復のむずかしさ、哀れみを感じる。

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Sheeta

3.0演劇感が滲み出る

2015年9月22日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

自分が演劇やミュージカルがそこまで好きじゃないのはあるけれど、やはり演劇っぽいなと思わせる過度なドタバタ劇が少し現実離れした印象を与えます。それにこんなめちゃくちゃな家庭そうそうないだろうに。

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ちかし

3.5観ててしんどい

2015年7月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

病気で薬漬けの妻ヴァイオレットを持つ夫がある日失踪する。それにより、それぞれ訳ありの娘3人が家族と共に家にかけつけ、父親の帰りを待つが…。機能不全家族をリアルに描き、家族とは何かを問う一作。

ヴァイオレットは毒舌家で娘やその家族まで巻き込み、彼らに精神的虐待を続ける。しかし彼女の生い立ちもひどいもので、この負の連鎖はどこまで続くのか、家族同士で何故ここまで傷つけあうのか観ていて悲しくなる。家族だから逃げられない。家族だからどんなにむかついても苦しくても憎くても愛してしまう。家族って不思議なものだ。

家族だけでなく、夫と妻の関係についても描いている。特にヴァイオレットの姉妹夫婦の会話では、長年連れ添ってきても分かり合えないものがある事実を、クリス・クーパーのいい演技で見せている。

映画は始終、お互いの傷つけあいと相手への嫌味が続くので観ていてしんどいというのが率直な感想。現実だってしんどいのに映画でもどうしてこんな思いをしなくてはならないの。一ついいことがあるとすれば、もし嫌な人に合っても何故その人が尖っているのかが、この映画を観ることで、何となく分かるかもしれないということだ。あと、たぶん自分がこの家族じゃなくて良かったと思えるんじゃないかな。それはそれで幸せだと思う。

ちなみに、豪華キャストです。

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kalichan88

2.0メリルの毒親、すさまじい。

2015年4月18日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

悲しい

戯曲を映画化。メリルストリープとジュリアロバーツの二代女優の共演。メリルの毒親っぷりが、凄まじい。父の死をきっかけに、離れ離れの家族が集まり、それぞれの秘密が明らかになっていく。身も蓋とない、ストーリーで、共感できはしなかった。感情をむき出しにした家族の破綻プッリが半端なく、見ていて、げんなりする。とにかく、罵倒、罵倒、の連発。毒親、毒妻が見たい方は、どうぞ。

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ちろさん

3.5切ない

2015年4月13日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

誰も悪くはないんとけど、少しの歯車の狂いから、バラバラになってしまった。
折角の家族なのに切ないね。

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上みちる

2.0家族ゲンカ

2015年2月4日
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単純

ただの家族ゲンカでした。。人生色々、色んな家族にそれぞれ色んな問題があるんだろうなと思いましたが、ただそれだけでした。
終わりにもう一つ感動する何かが欲しかったです。

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あっこ

3.5思い通りにいかないことばかりの人生

2015年2月1日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

この作品を観終わってから観た人はどんな風に感じているのだろうとレビューを色々と見てみたのですが、結構評価が分かれていますね。

ざっと見た中では「もっと救いがほしかった。ただの家族喧嘩を延々と見せられただけだ。演技の上手さを見せつけ合っているだけ。」というのを多く見ました。
確かに救いは何もない。家族喧嘩ばかりしている。皆がすごい演技をしている作品。そう思います。

ただ個人的にはどちらかというと好きな作品です。
この映画を何かを得るためのエンターテインメントとして観たならば面白くないと思いますが、自分の現実に疲れたときなんかにぼうっとみると、なぜか楽になったりするのではないでしょうか。

父の失踪を機に、ばらばらだった家族が集結、しかしそこから薬物中毒の母を中心に皆が感情をどんどん抑えられなくなり、音を立ててそれぞれの家族が壊れていく。
その壊れっぷりは見事なもので、演者の鬼気迫る演技が素晴らしかったです。メリルストリープはもちろん圧巻。

人の人生ってほんとにうまくいかないことだらけ。家族も他人の集まりなのだから思い通りにいかないことだらけ。

この映画では終始そういうことを描いている気がします。

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ku

4.0家族狂騒曲

2014年11月2日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

怖い

ピューリッツァー賞とトニー賞を受賞した戯曲の映画化。
父親失踪の知らせを受け、三姉妹がオクラホマの田舎に住む母の元に集い…。

集まったのは、長女夫婦と娘、次女、三女と婚約者、叔母夫婦と息子。
全員が、一癖アリ。

まず、母親がモンスター。癌を患い、薬中で、情緒不安定で、毒舌家。
長女は夫の浮気と反抗期の娘に手を焼く。
次女は従弟と密かに付き合い、三女はヘンな男を連れて来て…。
叔母は一見陽気だが、鬱陶しい。

全員で食卓を囲むシーン。
久々に家族が揃ったというのに、ピリピリイライラ、険悪ムード。
口を開けば相手を傷付ける事ばかり言い、傷口に塩を塗り合う。
怒鳴り、罵り合い、挙げ句の果てに取っ組み合いの大喧嘩…。

さらに、全員がそれぞれ秘密を抱えている。
次々と暴露される家族の秘密。明かされる衝撃の真実。

家族が集えばいざこざがあるのは、何も映画の中だけではなく実際に身に覚えがある方も多いだろうが、これは辛辣。
「遺伝子で繋がるだけの無作為に選ばれた細胞」と劇中でかなり皮肉めいて言ってたように、結局一人一人は赤の他人。
それでも、家族という不思議な関係。

凄みたっぷりのメリル・ストリープ、堂々と張り合うジュリア・ロバーツ、オスカーにノミネートされた二人がさすがに巧い。
ユアン・マクレガー、クリス・クーパー、アビゲイル・ブレスリン、ベネディクト・カンバーバッチ、ジュリエット・ルイス、サム・シェパード…豪華キャストと言うに相応しい豪華な面々が極上アンサンブルを見せ、それぞれ見せ場もある。
この面子の中では比較的知名度が低い次女役のジュリアン・ニコルソンがなかなか印象を残す。

これだけ家族の醜態を見せられれば鬱気分で後味悪いまま終わるのかと思いきや、案外そうは感じなかった。
喧嘩し、本音を言い合い、全てをさらけ出しても、その裏側にあるのは…。
ラストシーンも忘れ難い。

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近大

3.5ぐっちゃぐちゃぐちゃ

2014年10月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ぐっちゃぐちゃぐちゃ

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J417

3.5思わぬオチ

2014年10月2日
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鑑賞方法:映画館

難しい

メリルとジュリアという濃い女性陣の演技が圧巻。ストーリーは最後に思わぬオチが待っていて、なんともモヤっとした感じで終わりました。

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CS

4.0ぐちゃぐちゃ

2014年9月18日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

怖い

メリル・ストリープがまたしても憎まれ役です。あんな母さんもったら人生狂ってしまいますね。彼女は彼女なりの正義を貫いて時々えらいと思わせられましたが、結局は自分を悲劇の主人公にして、自分に同情してしまった時点で周りを不幸にする道は避けられなかったわけですね。こういう人、ほんといっぱいいます。誰かを気遣っているふりをしながら実はかまってちゃんで、誰かを世話したり、叱ったりしても最終的にはそういう自分を見て、という人。子供の時分だったら妙な理屈とゴリ押しの説得力、母親の権力で押さえつけられますが、30過ぎた大人相手だとわけが違います。しかも家族のメンバーほとんどが何か暗い過去をもってエゴイストでコテコテの人たちなんで、最後はあれはあれで仕方がなかったんでしょう。かわいそうだし、曲がりなりにも子供は育てて、旦那の問題なども我慢して、えらいといえばえらいので、同情や尊敬をしようにも、結局は誰もあの母親と一緒にいることに耐えられなかったわけですね。

欝な映画でした。

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rocko

4.0言いたい放題、舞台劇

2014年5月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

とっくみあいの親子喧嘩、それも老境に入って酒と薬まみれの母親と、中年の娘とが本気で! ストレスをしまいこみがちな日本の家庭ではまず考えにくい設定だが、この映画では個性の強い登場人物たちがやってのける。こうなると舞台劇の映画化もまんざら退屈なものではない。言いたい放題、やりたい放題、作者の思いのたけをさらけ出しているのは、本来、舞台劇の目指すところだ。
ー中略ー
肝心の自堕落な母親を演じるのは、またしてもメリル・ストリープ。いい加減、彼女以外の女優に配役できないものだろうか。過去に舞台劇で類似した”怪物”役を演じた女優たちを思い出すと、たとえば『ヴァージニア・ウルフなんか怖くない』のエリザベス・テイラーや『欲望という名の電車』のヴィヴィアン・リーなど、鬼気迫りぶりが怖いくらいだった。比べるとストリープは、鬼気迫ってなんかいない。優れた演技者の頭で冷静にハジキ出した「振り」が、この母親役の表面をしっかり覆っている、と見えるのは私だけだろうか。

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ジョジョ

3.0なかなかこんなモンスター一族に同調できない…

2014年5月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

まあ、母親だけでなく、家族全員モンスター。こんなわけあり一族は強烈過ぎて同調できないな〜。
メリルとジュリアはさすが!と、いうか出演者全員名優だから皆すごいけど。
家政婦さんのジョナを語り口に家族をみつめたら更に面白そうなんだけど。

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peanuts

3.0オーセージ群の小さな家で繰り広げられる熱い舌戦

2014年5月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

冒頭、片田舎ののどかな光景を捉えたカットが続き、もう少しアメリカの原風景を楽しみたかったが、再開した家族が食卓を囲むと、いわゆる一杯飾りの舞台劇の様相を呈す。

そして互いを攻撃する舌戦が火蓋を切る。
ここでメリル・ストリープとジュリア・ロバーツがやや力み過ぎ。舞台劇を意識したのかもしれないが、互いに巧さを競うようでねちっこくオーバーな演技が鼻につく。
それに比べると、次女アイビーを演じるジュリアンヌ・ニコルソンが自然でいい。
さらにいえば、男優陣が筋書きに上手く食い込んでいる。とくに叔父のクリス・クーパーの演技には人生の重みを感じる。ある秘密を抱えてきたのだが、妻に「38年の歳月を無駄にされたくない」と吐くシーンは、この作品でいちばん心に残る。
なんのことはない、看板の大女優二人よりもまわりの役者の方がいい仕事をしている。

見終わると、オープニングでサム・シェパードが語った英国詩人T・S・エリオットの詩篇「ホローマン(空ろな男・うつろなる人間)」から引用した「人生はとても長い」と、長女の娘ジーンが肉を食す行為を「(死の)恐怖を食べているのと一緒」というくだりが大きな意味を持つことに気付く。
いつ死ぬのかわからないまま死ぬまで食べ続ける一生。それは動物も人も同じ。だが人が身に取り込むのは食物ばかりではない。長い人生には喜びだけでなく、悲しみや落胆もつきまとう。

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マスター@だんだん

3.5辛辣な母娘バトルでお腹いっぱい

2014年5月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

最初から最後まで、F***で会話が構成されている耳に痛い映画でした。日本語訳は、それなりに訳されていましたが、自分の中で、英語は日本語の10倍汚い言葉に感じました。が、それはリアルで、演技を超えて鳥肌立ちました。愛するがゆえに、言葉で相手を傷つけてしまう。愛するがゆえに、秘密を抱えている。何とも不器用な家族の物語です。幕が下りても、問題は何も解決されておらず、観客として何ともスッキリしないあと味の悪い映画でした。すべての登場人物のその後の物語を想像しながら家に帰りました。何ともダークな映画ですが、色々考えさせられましたが、精神的に疲れますよ~。

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ラズベリー

3.5それでも生きていく…。

2014年5月1日
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鑑賞方法:映画館

知的

なんだか、滅茶苦茶…。
ただ、多かれ少なかれ、似たようなゴタゴタはあるのかも…。正直、面白いとは言いがたいが、これはこれでありなんだろ…。つまり、色々問題を抱えながらも、それでも人は生きていくということなんだろう。

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kawauso