劇場公開日 2014年6月28日

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her 世界でひとつの彼女のレビュー・感想・評価

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3.5不在の彼女とわたしの世界の美しさ

2014年6月29日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

漆黒の夜に浮かぶ都会の灯り、眩い陽射しのなかの海辺、深い蒼から薄く赤く明けていく空。
そこにいるわたしと、ここにいない彼女。
わたしたちの存在する、移ろう世界の色が美しければ美しいほど、存在しない"彼女"との恋愛も美しかった。

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mimotomimoto

3.5寂しすぎる。

2014年6月29日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

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yukoffy

3.0感想

2014年6月29日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

多分こんな世界がやってくるんだろうな。でも、否定も肯定もしない映画でした。私も頼りにするかもしれない、サマンサ

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suepyoru

3.5いつかの出来事

2014年6月28日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

一歩引くといやいやそれはないし、と思える場面も、ひたすら純粋で真っ直ぐな主人公のさまを見ていると相手が何であろうと恋をする気持ちは変わらない!という共感に変わる。
それは洗練された日常と風景のマジック?
架空のこの話がいつか現実になる日も近いのかも。
あのビル群は上海なの?

カレン.Oの歌声はやさしくて物語を締めるのにぴったり。

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muffin

5.0じんわりと。

2014年6月18日
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鑑賞方法:試写会

笑える

悲しい

素晴らしい作品でした!
勿論オタク系の主人公なんですが、
誰しもあんな恋心は理想としてあるのではないかと(笑)。追体験できます。

美しい色あいの映像と、たまにクスリとさせてくれる台詞。もの悲しさもあって、じんわりときます。

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GattGattGatt

5.0ナカメキノにて鑑賞

2014年6月8日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

悲しい

幸せ

あまりにも純粋に孤独と愛を描いた映画。
ほぼずっとおっさんが映ってるのに、とてもとても美しい映画。
不思議なリアリティのある大人の寓話かなぁ。

ちょっとパーソナルに刺さり過ぎて、客観的な判断が出来ませんが、誰しもこんな想いを抱えて生きているのでは?と思わせられる作品で、登場人物皆の抱える想いに共感しました。

私にとってはどうやら恋愛映画の新たなベストワンになりそうです。特におじさん、おばさんの域に差し掛かっている人には是非見て欲しいですね…(コレが恋愛映画なのか、若干の疑問は残りますが。)

もう少し落ち着いたら、もう一回見て考えてみます。

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ぱんちょ

5.0『ラースと、その彼女』よりも辛辣な切ないにも程がある恋物語

2014年6月3日
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鑑賞方法:VOD

離婚協議中のセオドアは新発売のOS を購入。Siriを遥かに凌ぐ高性能の彼女はセオドア君の要求を完璧にこなす最高のパートナーとなるが、いつしか彼女はセオドアにとってかけがえのない大切な存在になっていく。

ラブドールに恋をする『ラースと、その彼女』とテイストは似ているものの、こちらの方がより辛辣。スマホ片手に街中でダンスやビーチでデートなど、スマホを始終弄っている中年ならかなり身につまされるお話。劇中の通行人は皆ブツブツ独り言を言っていてOSと会話しているのか人間と会話しているのか判別がつかない近未来で、自分に都合のいい女性像をとことん追求していくとそれは人間という枠を飛び越え、信仰にも片足突っ込むことになる。主演のホアキン・フェニックスが見事にダメ男を体現、声だけのスカーレット・ヨハンソンをはじめ、エイミー・アダムスやルーニー・マーラ等女優陣がものすごくキュート。特にセオドアの回想シーンに出てくる元嫁キャサリンを演じるルーニー・マーラの透明感は素晴らしいです。そしてホイテ・ヴァン・ホイテマによる近未来にしか見えないロケ撮影がとてつもなく美しいです。

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よね

3.5グッときます

2014年5月16日
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笑える

楽しい

機内上映で字幕なし鑑賞ゆえカバーし切れてない部分もありますが…すごく心に響く作品でした。人工知能に恋してしまった主人公。突飛な設定なのにすごく共感できます。自分の思いどおりに振舞ってくれる恋人なんて幻想は続かない…やっぱり恋愛には努力が必要なんだなぁ。サマンサ役のシャリーズセロン、声だけであんなにセクシーに、魅力的になるなんてすごい。そして近未来をイメージした街並がとてもステキ。
ちなみに微妙に「絶対彼氏」をおもいだすストーリーでした(笑)

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らべ

5.0最上の恋愛映画

2014年3月29日
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楽しい

知的

幸せ

すごく好きです、こればかりはセンシティブになってもいい、映像も音楽も言葉も、最高の瞬間としか思えない。

どうしてセオドアは不幸だったのか。前妻のキャサリンとも初めは互いを愛していたけれど、徐々に考えがズレ始め、まともに会話もできなくなってしまう。それこそ、どんな恋愛映画のような恋をしても、ほとんどの終わりはこれぐらい悲しい。

ただでさえ中身は女と評されるセオドアに、サマンサの真摯さは救いであった。サマンサはセオドアの憂鬱を追っ払い、セオドアはありのままの、機械であるサマンサを素直に愛し、二人は、セオドアが書く手紙ぐらい完璧な関係。ユニークだけどよくある恋愛の始まりとは変わらない。しかし、次に起こるべきことはすれ違いしかない。サマンサの完璧さを持ってしても、ずっと変わらぬ存在でいることは不可能だった、そしてとんでもなく進化し続ける。結局、サマンサはセオドアから離れることになった、前妻と同じ。

この結末には絶対ならないでくれと思ったヤツになったけど、映画だからしょうがない、監督が言いたいことを言う場だから、「her」は、人間には必ず別れが訪れると言いたいみたい(そして愛した人は一緒愛し続ける)。

エイミーが自分をbitchと言ったように、サマンサもbitch。いや、クソbitch。でもサマンサとの恋は本当に幸せそう、その時間を観れただけでも、この映画には★★★★★の価値はある。

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スカヨハが声だけでこんなに人を魅了できるのにびっくりし、それに監督がソフィア・コッポラの元夫だったことにもびっくりした。ますますこの映画に圧倒されたような……

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yumintrollet

4.0視点は面白いんですが。

2014年3月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

人工知能に恋をするおじさんの話なんですが、イマイチ感情移入できないかんじがしました。OSですから基本的には自分からなにかを提案することもないですし、大きく意見が違うこともない。ときどき気分を害したりしますが生身の人間に比べたら聞分けがよいわけです。そういう人格にいやされたい主人公というのは現代人の典型かもしれません。僕もそういうプラトニックな愛にあこがれた時期がありますが、やっぱりものたりないですよね。だって基本的に自分の意見に賛成な人間といても結局は自分の考えを繰り返し確認している行為にすぎないわけですから、自分が変化するということがなくなるだけでなく、エゴが肥大する危険性もあるわけです。 多分監督の狙いはそういう部分ではなくて、OSのとった最後の行動のように個人の男女の愛情から性と時間と空間をこえた果てしない愛の世界ということのような気がしますが、その辺の結論もすごくナイーブですね。

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rocko