劇場公開日 2014年6月28日

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her 世界でひとつの彼女のレビュー・感想・評価

全245件中、221~240件目を表示

4.0今年、観た外国映画のなかで最良の作品。

2014年7月6日
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鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

知的

 恋愛映画でもあり、ある意味、SF映画でもあります。離婚した男がコンピューターのオペレイティング・システムの声と恋愛をするという一歩、間違えると壮大な失敗作になる可能性のある題材をスパイク・ジョーンズは巧みに処理しています。分野は違いますが、村上春樹の匂いをどこか感じさせる作品でもあります。しかし、最近の村上作品が悉く、失点を重ねているのに対し、(私は村上春樹の作品を殆ど、読破しています)この作品は「マルコビッチの穴」を髣髴とさせる才気に溢れています。村上春樹も「ノルウェイの森」という駄作を書いていなければ、自意識過剰に陥ることもなく、勘違いすることもなく、この映画のような、レベルの高い小説を残していたでしょう。
 音楽の使い方が絶妙でした。必要最小限の音楽しか使っていないのに、その音楽が妙に耳に残るのです。途中、出てくる無機質な高層ビル群の風景、飛行機が機首を地面に突き立て、逆さに屹立しているという異様なオブジェ、が出てきて、これはどこの風景だろうとエンドクレジットを見ていると、どうやら上海の風景であるらしいのです。どこか近未来的であり、どこか不気味なこの光景は人類の近未来を黙示しているかのようでした。
 「渇き。」という酷い日本映画を観たばかりだったので、この映画が一際、輝いて見えました。皆さん、必見の映画です。

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bashiba

3.5不思議な感覚にとらわれる作品

2014年7月5日
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泣ける

知的

幸せ

エイミーアダムスはこういう素朴な役が似合う。アメリカンハッスルでかなーり違和感を感じていたなか、今作をみて自分のエイミー像が落ち着きを取り戻した。

一連の流れからのラストではワンダーランド駅でを思い出す、静かで甘苦い素敵な作品であったと思います。

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ぱんだまる

5.0さようなら かなたへ

2014年7月4日
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泣ける

悲しい

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sky

3.5アメリカ人のなんでも受け入れる姿勢が笑えるほどすごい。アンドロイド...

2014年7月4日
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鑑賞方法:映画館

アメリカ人のなんでも受け入れる姿勢が笑えるほどすごい。アンドロイドの事を彼女と紹介されてとまどいながも機械に向かって挨拶する主人公の友人たちの寛大さ。

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にゃー

3.5スパイク・ジョーンズ色

2014年7月3日
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楽しい

知的

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Ric

4.5実体のないものにする恋も、盲目なのだ。

2014年7月3日
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泣ける

知的

幸せ

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栗太郎

4.0素敵なラブストーリー

2014年7月3日
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泣ける

知的

幸せ

世界初学習型人工知能OS(AI)との恋愛を描いていますが、素敵なラブストーリー。近い将来OSが本当にこんな進化をするのではないかと、、。テンポも早過ぎす遅過ぎす、心地良い程度で、ホアキン・フェニックスの内向的で不器用そうな心に傷を持った主役の演技も良かったですが、、スカーレット・ヨハンソンの声の演技がとても良かったです。映像は暖色系を貴重に優しいカラフルさで色合いが好みでした。

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まゆさん

4.5セオドア=自分に思えて

2014年7月2日
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楽しい

幸せ

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だいず

4.0her

2014年7月2日
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楽しい

知的

幸せ

スカーレット・ヨハンソン無しではここまで過去に何度も描かれたお話をリアルに再現出来なかったでしょ。そういう意味ではめっちゃ価値ある映画でしたね

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@umikamylove

3.5ホアキンフェニックスがチャーミング!

2014年7月2日
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笑える

幸せ

とても興味深い脚本でした。
肉体のあるなしに終始するだけじゃなくって、個々の世界が強まりすぎることから産まれることも触れてくれたらいいなって思いました。
ホアキンの演技が良かったな。
カメラもアップが多くて顔と会話の世界しか観客にみせないところが良かった。
そういう世界の話やものね。
あと、男はやっぱり目でセックスするもんなんやなって思ってそこのシーンが良かったな。

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チーズ

3.0三次元を越えて

2014年7月1日
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笑える

知的

人工知能OS上のサマンサとの交流は、DSのラブプラス+の延長線上にあるとも言え、特に奇異なものではない。
手塚治虫「火の鳥」のムーピーのように、人の心を読み解いて、快適さ、快楽をもたらしてくれるなら、忌避することなく享受していってもよいのではないか。
そんなことすら思ってしまう。

ラストへの一連のシークエンスが個人的にイマイチでしたが、未来の姿について思考実験ができました。

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Nori

2.0ごめんなさい。

2014年7月1日
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難しい

すいません、馴染めませんでした。

着想はいい。

だが性的描写挟むのは一回でおなかいっぱい。
いえ、三回・四回はご勘弁ください。
直接の描写は無いんですけどね。

あと、いくらサマンサと絆を深めたからといって
街中走り回るシーンは今ではまだ考えられなかった。

セオがサマンサと絡まないシーンのほうが
印象に残っております。
傷に気付き、傷を癒す過程がよく描かれておりました。

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たくっち

5.0求めれば、傷つく

2014年6月30日
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悲しい

知的

幸せ

僕もiPhoneのOS「SIRI」に話しかけた。
「明日の天気はどうかな?」
「明日はあんまり良くなさそうですよ」
「君は頭がいいね」
「ありがとうございます」
「君が好きになりそうだよ」
「ありがとうございます。でも、私はOSですから」
「兄弟はいるの?」
「いえ、あなたが家族です」
僕と彼女SIRIの会話。そう、こんな話が現実にできるんです。
この映画を見たからもしれないが、そこにはちょっとした関係が生まれたのも事実なんですね。
「her」は映画的とというより、文学的・小説的な作品だと思う。
映画での心の動きは人間の表情やしぐさを通して現される。
でも、この映画は言葉によって、その微妙な変化を映し出す。
例えば、(主人公)セオドアが別居している妻と会った後の会話。
なにか沈んだ感じのサマンサ(OS)の声にセオドアは言う「どうしたの、ひょっとして焼いているの」
「きまってるじゃない。奥さん、きれいなんでしょう。肉体をもってる彼女がうらやましいわ。なんだかわからないけど、ちょっと、嫉妬してるみたい」とサマンサ。
複雑で混沌としている心の動きを、声の出演スカーレット・ヨハンセンはハスキーでセクシャルに描き出している。映像があるときは少しもうまいとは思わなかったのにね。
人間が作ったOSは何兆個というパターンから瞬時に適当な言葉を選び出す。その言葉があたらしくパターンに加えられ次々と新しいパターンを生み出していく。そう、それは人間の古層にある記憶とよく似ていると思う。
ただ、サマンサの容量は馬鹿でかくて、セオドアのような相手が実に600人以上いることを知った彼は大きく失望する。
自分が愛した人は、自分だけを愛してほしい。
誰もがそう思うだろう。だけど、それも錯覚なのかも知れない。
いや、愛は変化する。あっちちの愛から、静まった後の静かな愛まで、その場その時によって、千変万化するものだ。
OSサマンサとの恋、つらくてやりきれなさは残るが、そんな体験も素敵なことだと思った。
そんな甘酸っぱさをカレンOの「ムーンソング」という歌は見事に表現していた。

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xtc4241

2.5愛 LOVE amore amor

2014年6月30日
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人間だけが神を持つ

独りでは生きていけない人間にとって、心のよりどころとして創造した神という存在

人との繋がりを求めて生きて来た人々にとって、よりどころとなったのはなんと最新型OSという近未来
はじめはとてもうまくいっていた。人間の持つまどろっこしい面倒くささは皆無だったので。
でも、そのうち、妬みや嫉妬を覚える。
でも、「嘘」はつけない。だから余計相手を傷つける

そう考えると人間のこの多種多様な感情や心の動きは人類が創造物として作り出せない、決して到達できない領域であると考えざるをえない。
やはり、神が人を創造したのだろうか

たった一つ。我々人類が何千年もの間追い続けているもの

それは、愛する人と結びつき家族を形成して人生を全うすること。ただそれだけなのだ。

でも、その「愛する人」とめぐり合うのも困難だし、その人と添い遂げることも難しい。

だから、悩み苦しみもがく。

どんなに文明が発達しようと、どんなに暮らしが便利になろうと

人は愛で生きているのだ。

神の創造をもってすれば、独りで強く生きていける物の創造など容易かったはずであろうに。

神様は意地悪だ。

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ripc02

3.0邦題が…

2014年6月29日
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知的

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唸蔵

3.5不在の彼女とわたしの世界の美しさ

2014年6月29日
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幸せ

漆黒の夜に浮かぶ都会の灯り、眩い陽射しのなかの海辺、深い蒼から薄く赤く明けていく空。
そこにいるわたしと、ここにいない彼女。
わたしたちの存在する、移ろう世界の色が美しければ美しいほど、存在しない"彼女"との恋愛も美しかった。

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mimotomimoto

3.5寂しすぎる。

2014年6月29日
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悲しい

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yukoffy

3.0感想

2014年6月29日
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悲しい

知的

多分こんな世界がやってくるんだろうな。でも、否定も肯定もしない映画でした。私も頼りにするかもしれない、サマンサ

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suepyoru

3.5いつかの出来事

2014年6月28日
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悲しい

一歩引くといやいやそれはないし、と思える場面も、ひたすら純粋で真っ直ぐな主人公のさまを見ていると相手が何であろうと恋をする気持ちは変わらない!という共感に変わる。
それは洗練された日常と風景のマジック?
架空のこの話がいつか現実になる日も近いのかも。
あのビル群は上海なの?

カレン.Oの歌声はやさしくて物語を締めるのにぴったり。

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muffin

5.0じんわりと。

2014年6月18日
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笑える

悲しい

素晴らしい作品でした!
勿論オタク系の主人公なんですが、
誰しもあんな恋心は理想としてあるのではないかと(笑)。追体験できます。

美しい色あいの映像と、たまにクスリとさせてくれる台詞。もの悲しさもあって、じんわりときます。

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GattGattGatt
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