「繋がりを求めるのが人間なんだ・・・」her 世界でひとつの彼女 散歩男さんの映画レビュー(感想・評価)
繋がりを求めるのが人間なんだ・・・
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劇場では始まってすぐ「アカデミー賞脚本賞受賞」と出た。
独特な世界でスタートするが説明っぽいセリフは無し。“ちょっと進んだ未来”を日常的シーンで見せていく。おそらくこうなっていくだろうな、と思わせるネットコミュニケーションやビジュアルの見せ方が見事。
人工知能OSに恋していく男ホアキン・フェニックスのナイーブな演技も素晴らしい。
物語は結局大きな展開はなく淡々と終わる。
肉体は必要なのだろうか?
恋愛はお互いに成長していかなくてはいけないのか?
独占欲無しに恋愛は無理なのだろうか?
その答えは映画では出してくれない。
長めの間やモノローグが多いので少し長く感じたのは否めない。
そこを楽しめるタイプの人でないと退屈かも。
自分に当てはめて考えたらOSとは恋愛は難しいかな。抱きしめる体が無いんじゃなあ。
でも昔に会ったことないが半年位スカイプで会話だけしてた子との関係を思い出したりしました。
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