「私小説風」her 世界でひとつの彼女 小二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
私小説風
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オシャレな映画だったと思う。
ロンリーなホアキンも堪能できて満足。
音楽や衣装も良かった。ホアキンが履いてた股上高めのパンツが可愛いかった。
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ホアキン演じるセオドアは、イイ男と思う。
つきあった女の人(元嫁キャサリンやOSサマンサ)は、彼と出会った事で成長していく。
そして、軽々とセオドアを追い越し、次のステップへと進んでいく。
そのあたりの関係性が、ジョーンズ監督自身&元妻S.コッポラさんと、重なって見えてしまったなあ(ゲスな勘ぐりで申し訳ない)。私小説風だなあと、思った。
その見立てが事実かどうかは別として。
近未来の架空のお話でありながら、誰かの体験談を見ているような、パーソナルな切実さを、濃厚に漂わせた映画だったと思う。
追記:それにしてもOSサマンサはファザコンぽかったなあ。
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