「スパイク・ジョーンズ色」her 世界でひとつの彼女 Ricさんの映画レビュー(感想・評価)
スパイク・ジョーンズ色
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知的好奇心旺盛で、話題に長けていて、性に開けてる。
OSサマンサが持つ人格を通じて、スパイク・ジョーンズの女性の好みが少しわかった気がします。
「写真に残せないから」と言って即興で作曲をしたり、彼が弾く曲に合わせて歌詞を乗せる演出が、ロマンチックでいいなぁと思いました。
ラストにかけて、なんとなく解っていたことが当事者たちにとっては大問題でっていうストーリーが少し、笑けてしまったのはそこまで感情移入できていなかった自分の未熟さかと。
あと個人的には性的描写が多いのも、若干萎える要因でもありました。
ヴィンセント・ギャロの"ブラウン・バニー"を観たときの感覚に似てます。
でも映像の美しさ、シンプルさは流石でした。
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