STAND BY ME ドラえもんのレビュー・感想・評価
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ドラ泣き制作委員会
ドラ泣きに表されてる広告代理店の意図は
この際どうでもいい。
そこを指摘したら超駄作になってしまう。
特にその点が現れてるのが
「のび太の結婚前夜」で大人のび太が
結婚式に遅刻しているのをタケコプターで追いかける子供のび太とドラえもんのシーンで、
これでもかとTOYOTAとpanasonicのネオンサインの広告が意図的に出てくる。
出し方がもっとあった気がする。
広告な訳だから商品名でも良かったはずだ。ただの企業ロゴを出し続けるのは違和感が残る。
発見があったのは、しずかちゃんがみんなのマドンナと謂われる由縁が理解できた。のび太がしずかちゃんに嫌われなきゃいけないとムシスカンという道具を使った際に他の人は避けてしまうのにしずかちゃんは立ち向かうという慈悲の精神が無意識にしていて紛れなきピュアさが見えた。それが皆に好かれるんだろうなぁと。
すごく良かったです!ドラえもんてあんまりちゃんと見たことなかったけ...
すごく良かったです!ドラえもんてあんまりちゃんと見たことなかったけどここまで受け継がれてる意味が分かりました。
まずタケコプターを自分がつけて飛んでるような描写に興奮。空飛びたい。笑
のび太が未来の自分に強く思いを届けるところが感動的です。やっぱり時間を超える設定って面白い。
しすがちゃんのお父さんの言葉や、最後のお話はめっちゃ泣けます。
タイムパラドックスの使い方は絶対に間違っている。
日本人にはウケる作品だと思った。
理由はドラえもんという物語を日本人はみな知っているから
ドラえもんを知らない外国人が鑑賞したら
「なんと理不尽な映画」だと激怒すると思う
ジャイ子を外見で判断し、毛嫌いするのび太
のび太とジャイ子の子どもが未来から消滅(せわしの存在・・・^^;)
雪山での無敵のタイムパラドックス(反則でしょ^^;)
正直あげたらキリがない。
ドラえもんの魅力って、未来の道具もそうだけど、ダメ人間のび太の成長物語にあると思う。
アニメはのび太がドラえもんの道具で良い思いをしたら、最後は必ずしっぺ返しを食らう。
だからこそ、たまにのび太がドラえもんの道具に頼らず頑張る姿に感銘をうける。
それが、最も引き出されているのが
「さよならドラえもん」
道具に頼らずジャイアンを打ち負かす、のび太がドラえもんから卒業した瞬間
だからこそ、みんな泣けるし、のび太を応援する気持ちになると思う
だけど
この映画はドラえもんの存在で全てのび太が良い思いをするだけの物語になっている。
難しいけど、この映画単品だとちょっと好きになれないかな(山崎監督は好きだけど)
ドラ泣き..笑
久しぶりにドラえもんを見てほっこりしました。
のび太のダメっぷりも笑えたし、懐かしかったです。
期待しすぎた感は否めませんでしたが、それでも要所要所にうるっとさせてくる場面があり感動してしまいましたー。
特に結婚前夜のしずかちゃんとお父さんのシーンはとっても素敵でした。
ハッピーエンドでよかった!
私のそばにもずっと居てほしいドラえもん♡
最後の最後になる前までの話はなんか唐突で納得いかなかったけど、最後は泣いてしまった・・・
ドラちゃんってやっぱり大好き♪
のび太の幸せを心からあんなに喜んであげられるなんて、本当にステキ♪
そんなドラちゃんに涙してしまった。
お別れのシーンは本当に悲しかったけど、最後はうれしいサプライズも♪
道具は出してくれなくっていいから、私のそばにもずっと居てほしいな~
それにしても、かわいいルックスとかわいいしゃべり方で毒を吐きまくるドラちゃんに笑いました(●^o^●)ww
ちなみにドラえもん以外の人間のCGは気色悪くて苦手でした・・・(T_T)
日本人で良かったww
ドラ泣き・・とはこーゆうことなのか?
私は・・序盤から涙が出た。のび太くんが初めてタケコプターで空を飛ぶシーンなんて・・本当にワクワクして泣けたww。のび太くんのダメっぷりが妙に母性をそそる。結婚を戸惑うしずかちゃん。結婚前夜での父との会話も胸を打つ。
ダメな男・・のび太・・。でもこの男をすごくかっこよく描いていた。そこに力量を感じる脚本。台詞もグッと大人向けだから泣けるのかも。伴って・・音楽も美しい。感動をそそる演出にやられたー。最後は子供向けに、爽やかにハッピーに締めくくる。世界共通にこーゆう終わり方はいい。ウケもよさそうだ。
何より・・個人的には、わが国で「ドラえもん&のび太」というキャラクターに出会え、時を経ても、感動できる・・「日本人で良かった―」すら思っている。
それぐらい・・「ドラえもん」の世界観は素敵だし。ブレていない。ぜひ、日本を越えて愛される作品になってほしい。キッズ世代にはぜひ見せたい作品です。
エンディングの秦くんの曲は2倍音量あげてもいいくらい。すごく良かった。
400席くらいのところで鑑賞したが・・これは爆音で聞きたい曲。
感動致しました。
うーん
山崎貴監督と八木竜一監督の共同監督作品だとか。
山崎監督作品は、ALWAYSシリーズをテレビで観た程度。八木監督のは観た事がなかった。ALWAYSは、正直好きになれなかった。
今回の作品も・・、どうやら相性が良くなかったようで。
自分は、ドラえもんは、単行本、アニメや映画で親しんだ世代で、ドラえもんは嫌いではない。
ただ今作は、好きになれなかった。
中でも、ストーリとのび太描写が特に気になった。
まず、のび太描写。
このキャラクターは、ここまでダメ人間だったけなと、考える程酷いレベルのダメ人間に描かれていたのは、何だかなぁと。
そんなダメ人間を幸せにするために、ドラえもんがお世話するのだが・・・。ドラえもんはそのようなお話なのは、重々承知しているが、ダメ人間を甘やかしちゃダメだろうと、思う程のび太がダメな人に描かれていたのが、気になった。
成長っぽい事柄が起こり、また元に戻って・・・。まぁドラえもんはそんな話だけど、今回の話はそんなんじゃダメなんじゃないのかな?
そして、ストーリー。
のび太のとこに行きたくないドラえもんに、いる事を強要するプログラムはいかがなものかと。確かにロボットだけれど、幸せにするまで帰れないとか、割と酷過ぎるだろうと..。
そして、のび太のダメ具合が強過ぎなので、お世話をさせられるドラえもんが可哀想で可哀想で・・。そりゃグズるよと、同情したくなる。
中盤、嫁入り前の話のところも、何だかなと思わされた。
静かのお父さんのとても良い話が、青年のび太の成長が描かれないせいで、全く説得力がなくなってしまっている。とってつけたような話になっていたのは、残念だなと。とても好きなエピソードなのにと。
雪山のとこも、ダメのび太のダメな考えのせいで、騒ぎが大きくなっているけど・・・とか。
最後、ドラえもんが戻ってくる話は入れる必要あったのか、考えてしまう。あれ、ドラえもん帰ってしまって終わりで良かったんじゃないのかなと。確かに、原作では戻ってくるエピソードあるけれど。
つーか、青年のび太が、含みを持たせて、ドラえもんと会わなかった描写が無意味になるなと。
勿論良い所も。
上映時間と、3D描写。
タケコプターを初めて使う所等、ドラえもんの道具を使った描写は、3Dで観る価値のある映像だったなと。また、3D描写のクオリティーは、邦画の中でもとても高いものだと感じた。流石は山崎貴監督だな。
青年のび太が車を運転できるが妙にひっかかったのは、TOYOTAのCMのせいなんだろうなと。
ジャン・レノのドラえもんが観たいなぁと思う今日この頃。
子供の頃の純な気持ちを取り戻そうよ
誰もが知るドラえもん。日本を代表する漫画を一つ選べと言われれば、多くの人がドラえもんを選ぶのではないだろうか。私にとっても、幼少時から親しんできた漫画であり、金曜日に放映されていたアニメとともに、しっかりと刷り込まれている。確かてんとう虫コミックの1巻も持っており、冒頭部の妙に太り気味のドラえもんも覚えている。
このところあまりテレビも見ないし、ドラえもんの長編映画からも遠ざかって30年ほどになる私だが、トヨタのCMで実写版のドラえもんやのび太が登場しているのは知っていた。そこに来て、本作で3D化されると映画館の予告で知り、なんだかとても観に行きたくなった。今回は次女の希望で観に来たのだが、私自身も子供の頃に親しんだドラえもんの世界に浸れるのを楽しみにしていた。
本作は、私のような大人にこそ捧げられた映画である。大人というよりも、大人になった今、封じ込めようとしている内なる子供に向けた内容である。本作のストーリーには特に新しい点は見られない。冒頭の登場シーンを含め、有名なシーンが随所に出てくる。それら有名な短編のエピソードをつなぎ合わせたのが本作である。なので、まだドラえもんを知らない子供にこそ、入門編としてお勧めできるが、大人にとってはストーリー面で物足りないと感じるかもしれない。
だからといって、本作が有名キャラクターを用いた’70年代礼賛の単なる焼き直し映画かというとそうでもない。本作にはドラえもんを始め、主要キャラも野比家も3D化されて出てくる。そういった最新技術を用いて焼き直されたものかというとそれも違う。
本作は、大人の記憶の奥深くに眠る記憶を掘り起こすこと。これに専念しているように思える。それもあってのストーリー展開であり、映像技術ではないだろうか。のび太の部屋は3D化でより現実の感覚に近い形で登場し、ジャイアンが愛のリサイタルを開く空き地も土管付きで懐かしい風景として登場する。また、随所に多摩川の河川敷と小田急と思われるシーンが登場する。街並みのシーンもまた、実写合成しているのではと思えるほどリアルで、現実感覚に同期されるようだ。つまり、今の大人が日々の現実の風景と、子供時代に観ていた風景とテレビの前で観ていたドラえもんの画像が本作の中で結びつくのである。街並みの描写も70年代を思い出させる建物の作りであり、道行く車や郵便配達など、随所に懐かしく思える風景が精緻な3Dで登場する。本作を観ていると、忘れかけていた懐かしい想い出があふれ出るのを止められない。
ストーリーも有名な場面をつなぎ合わせていると書いたが、それゆえにのび太の駄目さ加減も改めて思い起こされる。が、大人になってみると、子供の頃に観ていた時には気付かなかったことに気付く仕掛けになっている。実はのび太が凄いやつだったのではないか。ジャイアンに殴られ、スネ夫に馬鹿にされ、出木杉に劣等感を抱く日常。テストでは毎回0点で、廊下に立たされる日々。そんな毎日でも、のび太は遅刻寸前でも家を飛び出して学校に向かって走る。殴られながらもジャイアンやスネ夫たちと空き地で遊び、しずかちゃんからは呆れられつつも、健全な仲良い友達である。そこには陰湿ないじめも、IT機器に逃げ込む孤独な人間関係からも無縁である。周りからいじめられても馬鹿にされてもへこたれない強い心。道具の力を借りながらであったとしても、実はのび太とはすごいやつではなかったか、と日々の仕事や家事で疲れ果てた大人は気づくのである。
本作ではしずかちゃんとのび太の結婚式前日のエピソードも挿入されている。しずかちゃんのパパがしずかちゃんに語りかける場面が、本作の一番の泣き所なのだが(私もホロリとした)、「特に取柄がなくても、人を思いやる優しい心こそが人間として一番大事、彼を選んだ選択は間違っていない」という部分。仕事で人間関係に疲れ、長所を伸ばすことよりもミスを隠すことに汲々とし、出世競争を強いられる大人には一番心に来るメッセージではないだろうか。子供の頃の純な気持ちを取り戻そうよ、ということである。
なお、最後に本作の見せ場であり、同時に欠点である描写について一つ。しずかちゃんとのび太の結婚式前日に未来に行ったのび太とドラえもん。ここで展開される未来描写は素晴らしい。首都高と思われる緑看板にチューブ物流システムなど、今の我々にとっても未来予想図であり、決して荒唐無稽でない未来風景が展開されている。随所に大企業のビルと思われる建物や新交通システムが登場し、笑いを誘う。このシーンはもう一度スクリーンで見てみたいと思った。が、70年代ののび太生活風景から19年後にこの未来風景では、あまりにも描写がかけ離れてはしまいか。西暦2000年頃の、今の我々から見ると過去の時点を未来と提示されても興ざめだし、多分監督さんも悩んだだろうと思われる。野暮な指摘は言いたくないが、その事情も承知でやはり気になったので書いておく。
だが、そんな事は本作の本質とは無縁である。本作を観ると、実家の押し入れ深くに眠っているかもしれないドラえもんをもう一度読みたくなる。そういえば、向ヶ丘遊園の藤子不二雄ミュージアムにはまだ一度も行ったことがないなぁ。行って全巻読破したいなあ。子供の頃のように寝そべって。
'14/9/13 イオンシネマ多摩センター
映像のすばらしさ
ドラえもんの所謂「泣ける」話を詰め込んだ映画です。内容の期待感に加え、今回は3Dを用いた上映。内容プラス映像にも注目の的となり、テレビ宣伝ではかなり期待されられた。
映画館のあるイオンに行けば、そこらじゅうに見かける「ドラ泣き」のポスター。ここまで期待させるとは、、、あまのじゃくの僕は違和感を覚えるでした。
見終わった感想としては、第一に映像。これは素晴らしかったです。タケコプターの映像が特に良かったです。また3Dのおかげで表情や動作に表現が出て、演劇サークルの僕にとっては参考になりました(笑)。
がしかし、肝心要の内容はイマイチであった。泣ける話の2本をうまく繋げたようとした努力は評価したいんですが、無理矢理感があったかなと思いました。料理で一つのコースにメインディッシュ2つ入れた感じでした(^^;;
また、のび太としずかちゃんの恋愛模様に焦点が置かれすぎていて、のび太が色んな憤りを感じる「童貞映画」のワンシーンを見ているようでした。童貞映画は嫌いじゃないですが、ドラえもんの映画にこの要素はいらないと思いました。
内容はイマイチでしたが、映像の素晴らしさを加味して、この評価にさせてもらいました!
ドラえもんとの時間。
この作品、ドラえもん創世記を知っている人に驚きはない。
巧く繋げてあるのがお見事!なので、確かに涙線を刺激する
けど(名場面テンコ盛り)、大人がボロ泣きするほどでもない。
(あ、ドラ泣きか^^;)
ただただ、懐かしくて…ジーンとくるところや、
ドラえもんとの時間を大事にしろよ!なんていう青年のび太の
呼びかけには、あーそうだ、その通りだぞ!なんて思ったり。
大人目線で観る子供の奮闘ぶりに、誰が観ても涙線が緩む。
ドラえもんがいたから、たくさんの困難に立ち向かえたのだ。
あーやっぱり。
この歳になるとドラえもんまで大人目線で観てしまう^^;
どう見てもあの可愛いドラちゃんがお母さんという立場に思え、
これは見守り型育児の典型、口出しモンスター親に見てみぃ!
と、警鐘を鳴らしてるんじゃなかろうか、なんて事まで考える。
ある程度までは助けるが、あとは自力で乗り越えさせる。
どこでもドアの前で眠りこけているドラえもんがとても可愛い。
それにしても最近のドラえもんを全く観ていなかったせいで、
大山のぶ代声でないドラえもんと、さらにフルCGという変化に
果たしてついていけるのか不安だったのだが、これがまた鈴の
リアルさといい、語りかける仕草といい、ドラちゃん可愛すぎ!!
すっかりのび太の母親目線で「ドラちゃ~ん」という感じだった。
他キャラもしずか美人(お風呂好き)が際立っているほか、あの
出来杉くんが大人になってあんなかよ!?っていう緩さに嘆く。
青年のび太を見て、あ~妻夫木君で正解だったんだ~と思い、
ザ・お人好し!を地でいくのび太には、最後まで笑わされる。
実は今作を観るきっかけを作ったのは、
もしアナタならのび太と出来杉、どちらを結婚相手に選ぶ?と
いう街頭質問で、圧倒的多数でのび太が選ばれたという結果を
見たからで(なんて単純)、しずかはのび太のどこに惹かれたか、
そこをもう一度確認したかったのだ。
ま~結果は観ての通りで、世話好きはお人好しを選ぶっていう、
バカボンのママも、なぜあのパパを選んだのかこれで分かる^^;
だけどしずかちゃんは、初めからのび太が好きだったのよねぇ。
女子が命張って男子を助けるなんざ、大した度胸!だ・か・ら、
後に自分も命張って助けてもらえるっていう…相思相愛だねぇ。
(タケコプターのワクワク感、どこでもドアの夢よ~いつまでも♪)
元ネタを知ってるからこそ泣ける!
元々のアニメ映画の内容を知ってるから泣ける。ただ物語序盤の「のび太」にはイライラしました(笑)
約1時間半でドラえもんとの出会い、しずかちゃんとの結婚、帰ってきたドラえもんをまとめるのはちょーーーっと無理があるなと思いました。展開早ッ!!ってなりました。
3Dで見ると、迫力がすごい!!!
でも若干寄っちゃうかも ... 笑
大人向けっぽい売り方にダマサれた…
ドラえもんが帰ってくるのは、要らないとおもう。
「ドラえもんとの時間を大切に」って言った大人ののび太は、
あんな位ではボタンを押さずに、ウソ800を飲んで無いのだから。
ドラえもんであることにあぐらをかいた映画
面白くない。確かに泣けはしたけど、ドラえもんじゃなければ泣けない話。
ドラえもんであることにあぐらをかいて話を面白くする努力をしていない。
ドラえもんがどういう話なのかを理解してることを前提としていて、この映画だけで一つの物語に全くなってない。
ドラえもんが未来から来るところから始めるのなら何故ドラえもんが受け入れらる描写がないのか。ジャイアンやスネ夫に道具を使って仕返しをした後、唐突にのび太としずかちゃんがドラえもんと仲良くしている。
ドラえもんなんだなら説明は不要でしょう?と、ドラえもんを製作者側が話のつくりが雑なことの言い訳に使っているのが不愉快。
そのくせ、オリジナルの設定は入れてくる。
冒頭、ドラえもんがのび太を幸せにするプログラムをされるけど、設定に無理がありすぎる。ドラえもんと離れることはのび太を不幸にすることではないのか?
なら、このままドラえもんがいたら、結局のび太の未来が良い方向に進まないと考えたから、苦渋の決断で帰らなければいけないでよかったのでは?
未来のしずかちゃんがのび太を好きになるのが、あれでは絆されただけにしか見えない。
例えば、のび太は猛勉強して、偉大な人物になれたが、それ点以外ではダメな人だから、支えなければと思ったんなら納得はいくがそう言った説明がないため、ただダメな男を好きになるダメな女にしにかみえない。
しずかちゃんの父親との会話も、なぜのび太が良い人なのかを物語中で見せないから唐突すぎる。
それに、未来でジャイアンと仲良くしてるのに、帰ってきた現在で、悪意だけで、のび太と喧嘩したり、ウソをついたりするのを見せられるから気分が悪い。
なら未来のシーンの飲み会シーンであの時のケンカがキッカケで本当に仲良くなれたみたいな話が匂わされていたら、そのケンカも辛いが二人が本当に仲良くなるために必要なものとして見ていられるものになったと思う。
単純に泣ける話をくっ付けただけだから、物語として雑すぎる。独立した物語にするならもっと話を練りこんで、この映画だけでもドラえもんがどういう話なのかを分かるようにして欲しかった。
ドラえもんに頼って、物事を良くしようとする努力をしないって、この映画の製作者がのび太じゃないか!!
ドラえもんの本筋と番外
ドラえもんを一言で要約するなら。
「頼りないお目付け役がダメダメな主人を助けるがうまくゆかない」
で、この妙味のつけ方がもの凄く上手いのがドラえもんの本筋だと考えている。今作はそれとは違い番外編の ”泣ける”エピソードを主に繋いでひとつの作品にしているためにギクシャクして拙い印象をあたえているが不思議とそれがよい味付けになって最後まで観れる。初めは嫌がっていたドラえもんがのび太と共にいることによって心を変えてゆくのも拙いがそれなりに分かる。ドラ泣きはしないけどしんみりはした。
だから、番外編だけ映画をで終わるべきだったと考える。終わったと思ったらいきなり本筋に戻ったのだから。一年ごとにリセットできた学年誌と違ってひとつの映画でそれをやるのはつらい。「せめてそれは続編で使おうよ」とか思ってしまう。もし使うのなら……
うな垂れるのび太。
二階で物音とドラえもんらしき声。
もしや! と二階へと駆け上がるのび太。扉を開ける。
オーバーまでに驚きと嬉しさの入り混じった表情をするのび太のアップ
おしまい。
で終わらせてほしかった。
久々に見る価値のない映画。
僕は現在20台中盤なので、小学生の頃は大山のぶ代さんのシャガレ声を聞いて育った世代です。なので、現在のドラえもんは認めたくないというか、ドラえもんは大山のぶ代さんしか聞きたくないと思ってました。そんなマイナスイメージからの鑑賞でしたが、見てみると違和感を感じない物です。これは3Dで描かれたキャラクターの新デザインにも言える事ですが、声も見た目も以前より可愛くなってると思いました。
コレに関しての善し悪しの判断は難しいですが、少し可愛すぎる。ジャイアンもジャイ子もとんでもなくかわいい。しずかちゃんの大人版なんて、もうとんでもない可愛さです。ですです。
前置き長くなりました。。
この映画はなんで3Dなんでしょう?まったく意味を感じません。
スカートめくりのスロー映像はマイケルベイオマージュか何かでしょう。まったく意味が分からない。
話も、別にって感じですよね。
だって見た事ある話だし。
これはドラえもんの全てを否定するようで悪いんですが、のび太とドラえもんは、失敗から何も学ばない。いろいろな道具で運動音痴を克服したり勉強が出来るようになっていく。しずかちゃんの心まで道具を駆使して摑み取ろうとする。けどそれはやっぱり卑怯みたいになって、未来世界をカンニングして心を落ち着かせるみたいな。だったら最初からそのやり方をすればイイと思うし、なによりドラえもんとしては手っ取り早く結果を出せば早々に未来へ帰還できるワケだからね。こーゆー考えはかなり理屈っぽくて馬鹿馬鹿しいけど、のび太とドラえもんは本当にバカだな〜ってのは自分が子供の頃には深く感じなかったので、この歳になって確認できた事は大きな収穫な気がする。
細かいけどあとは、引き出しから現れたドラえもんに驚きつつノビ太と同居が決定した晩のシーン。次のシーンで、しずかちゃんとドラえもんが空き地で仲良さそうにケラケラ笑ってやがる。雑な作りだね。笑
タイトルをスタンドなんちゃらにするとか、3D映像にするとか、頑張ってオトナ向けにしてるのは分かるけど、「すべての子供経験者」特に幼少期にリアルタイムでドラえもんに触れてきた子供経験者をナメ腐ってバカにしてるとしか思えない。この仕上がりでドラ泣きとやらをする人なんているんですか?誰が作ったのか知らねえけど、全ての作品を見直してから作り直せと言いたい。
本当に久々に見る価値の無い映画に出会った。
劇場鑑賞でこんなにもつまらない映画は「劇場版ATARU」以来です。
のび太は成長したのか?
ドラ泣きと噂だったが、泣けませんでした。
理由は、せっかくジャイアンに自力で決闘を挑んだのに、ドラえもんが残していった道具を使ってジャイアンに復讐したり、その道具でドラえもんが帰ってきてしまい、結局、「のび太は成長していない」と感じてしまったことです。
原作の繋ぎ合わせだから仕方ないと言えば仕方ないのですが、ここだけは変えて欲しかった。のびたの成長を感じる展開で終わらせる方法もあっただけに非常に惜しい!
3DCGの映像は素晴らしいです。
3Dも内容もGood!!
とにかく、他の人には3D上映の方を見てほしいといいたくなるほど、3DCGの精度が高く、見応えの有る仕あがりになっていた。強いていうなら、大人になったのび太の声優が下手で、キャラと声が噛み合っていなくて違和感があった。最初のうちは音声と3DCGの組み合わせに違和感があったが、それについては気がついたら慣れてしまっていた。今までのドラえもんの名作集のような内容だが、それでものび太の成長とそれに対するドラえもんの心情を原作より細かく描いており、心温まる作品だ。エンディングでキャラクターたちがこの映画を撮影しているメイキング映像的なものを載せているのがユニークだと思う。全体を見て今回のドラえもん映画は、3DCG化に成功したといえる。
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