STAND BY ME ドラえもんのレビュー・感想・評価
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未来はトヨタとパナソニックと森ビルだけ!?
見終えて、いろいろ後になって語れる映画だなーと。
前日に3D作品のトランスフォーマーを見たのもあり、それ故、本作の良いところがより増したのかもしれないです。
同じ、日本発祥、ロボット、SFものでもこれだけつくる人(国)が違うと差がでるもんだなーと。
もちろん、お話し的には過去作の焼き直しだし、劇中にはトランスフォーマーばりのプロダクトプレイスメントが露骨に散見します。が、自国の作品を同じ日本の企業が応援しているカタチには見えるので、、ギリ許容範囲かなーと(ダメな人がいるのも理解できます)。
もちろん、注文が無いわけじゃありません。
やっぱり、せわしの存在は、しずかちゃんと結婚が前提で成立している。と、しない限りお話しに無理があると思うんですよね。ジャイ子との結婚が成立してしまうと、自分(せわし)の存在が消失しかねない。だから、しずかちゃんと結婚して。と、のび太に懇願するほうがしっくりくると思うんですよね。
だって、しずかちゃんとの結婚が成立した時点で、ジャイ子との子孫であるせわしは消滅ですよ。だから、せわしはしずかちゃんとのび太の子孫としなければ、、なのです。
それでも、このシリーズ通じての差別問題、ジャイ子(ブス)との結婚=不幸せという悪しき図式は解消されるわけじゃないですが、、それでもブスだから、ではなく自身(せわし)の存在、これの為の歴史介入だった。なら、少しは許されるんではないでしょうか。
あと、この映画の尺だと、どうしたってドラちゃんが来て帰るまでが短く見えちゃうし、数週間、いや数日って感じなので、それで帰るのが辛いー(涙)とはなりにくいと見えちゃうのは自分だけ?
なので、長いこと一緒にいたんだなー、と見える演出なり、それをさり気なく示唆する何か、カレンダーとかでもいいですけど、そういうものが必要だったと思います。
それと本作、男独りとか、おっさん同士で見る。これは厳禁ですね。本作は家族や恋人と見て欲しいです。ドラえもんはみんなの幸せの為にやって来たので、それを“のび太”のまんま、いい歳こいたおっさんが独りで行くなんてね、ドラえもんが不憫だし、原作者の方がドラ泣きしちゃいますよ。きっとね。
タイムパラドックスなんのその。
八木竜一、山崎貴のふたりが手がけた3DCGのドラえもん。初めて映像を観たときはかなり違和感があったのだが、見慣れるとこっちのほうがいいのでは、と思うくらいである。
のび太は相変わらずへたれで、ドラえもんに頼ってばっかり。その姿勢はときにむかつくのだが、しずかちゃんのお父さんの言葉が胸にしみる。
人の幸せを願い不幸を悲しむことができる人。
しずかちゃんの幸せを願い、自分がいたのではダメだと思い込み、しずかちゃんに嫌われようとするのび太の気持ちが痛いほどわかった。こんなせつないことはない。
春のドラえもんは冒険物語になっていて、ジャイアンやスネ夫はかなりいい子になってしまうのだが、日常を描いた本作では、のび太を困らせることしかしない。
でも、大人になった彼らはちゃんとのび太を祝福しているのだから、そこには友情もあるのだろう。
ドラえもんはやっぱりドラえもんであった。
レイトショーで大人しか観ていないドラえもん。
それもちょっとステキである。
誰もが知っているが誰も観た事がないドラえもん
『STAND BY ME ドラえもん』を鑑賞。
「永遠の0」の山崎貴、「Friends もののけ島のナキ」の八木竜一の両監督によってCG版として生まれ変わったドラえもんである。
ドジでノロマなのび太の元にセワシ君と共にドラえもんがやって来るところから物語は始まり、ドラえもんが未来に帰るまでを描いている。
様々なエピソードを繋ぎ合わせて作成されており、所謂普通に育った大人ならば皆知っている内容ばかりなので物語に新鮮味はない。
だからと言って決して退屈なわけではなく、3DCGで新たに描かれたキャラクターの表情は豊かだし、40代の我々世代にとって最大のネックとなるはずである声についてもある意味別物として楽しむ事ができる点も素晴らしい。
何より下手なオリジナルストーリーにしなかった事は大正解であり、スクリーンには誰もが知っているが誰も観た事がないドラえもんがそこにいる。
STAND BY MEとは良く言ったものである。
大人の鑑賞にも充分耐える、と言うより明らかに大人向けを意識して作られているので是非大人諸君に観ていただきたい作品である。
ドラえもんとのび太の別れのシーンなどは涙なしでは観られまい。
私がよく行く劇場はいつも空いているが今日は満席。当然ながら親子連れが多いのだがそうなると静かに鑑賞できないのが辛い。
Blu-rayが発売されたら是非もう一度自宅で静かに鑑賞しようと思う。
うまい構成
いくつかのエピソードを絡めたストーリー
それと、新たな設定と展開
一本筋が通っているので、とてもスムーズに観れた
CGで観るドラえもんの未来は楽しそうだ、
やっぱり、ラスト周辺は泣ける (;´Д`A
ストーリーは完全大人向け。笑って泣ける新しい“ドラ”。
【賛否両論チェック】
賛:お話をつないだとは思えないくらい、1つのストーリーとして成立している。のび太の成長に思わず涙。
否:物語の本質は、子供にはやや難しいか。CGで飛び回るシーンとかは、かなり酔いやすいかも。
まず、1つのストーリーとして綺麗に成立していることに、驚かされます。そしてお話の内容自体は、かなり大人向けです。子供には結構難しい内容かも知れません。ダメダメなのび太の葛藤や苦悩、そんなのび太を信じてくれる“大切な人”の存在。そして、いずれやってくる悲しい別れ。そんな人間ドラマの1つ1つが丁寧に描かれていて、思わず感動してしまうこと請け合いです(笑)。
CGが酔いやすいのがたまに傷ですが、家族でもデートでも楽しめるヒューマンドラマ映画です。大切な人と一緒に、是非ご覧になってみて下さい。
知ってる話とはいえ
やっぱり泣きました!
ズルいよ〜
と思いつつヤられてしまいました。
久しぶりに観た、というより、今の声優陣になってからは初めて観た映画(普段のアニメすら、もちろん観てない年齢層です)でしたが、その違和感はすぐに消え懐かしい気持ちも蘇って純粋に楽しめました!!
3Dならではのドラえもん
今回3Dになったということで観に行きました。結構面白く空を飛ぶシーンや落ちるシーンは自分も体験しているような錯覚に陥ります。あとしずかちゃんの後半の行動でのび太への気持ちがわかったし、それと青年のび太の声を担当した妻夫木聡さんは上手くはないがのび太がそのまま声変わりをした感じを出せていました。(大人時代の出来杉君の声は男性にやってほしかったな)あとラストは原作通りにしていたら泣いていたかもしれません。
いつまでも傍にいて、ドラえもん
お馴染みドラえもんが初の3DCG映画に!
レンタルではずっと見ているが、たまたま試写会が当たったとは言え、ドラえもんの映画を劇場で観るのは久し振り。
藤子先生の遺作となった「ねじ巻き都市冒険記」を最後に劇場では観なくなり、その後声優陣を一新した「のび太の恐竜2006」が気になって観て以来。
劇場は子供や親子連れでいっぱい。
改めてドラえもんは、いつまで経っても世代を超えて愛されてるなぁと再認識した。
CGのドラえもん?…と最初は危惧したが、心配する必要ナシ。
考えてみればCGのドラえもんは昔からCMで見ているし、何より監督が「フレンズ もののけ島のナキ」の山崎貴&八木竜一コンビなので、クオリティはお墨付き。
特に感嘆したのが次の2点。
まず、タケコプターで空を飛ぶシーン。これは3Dという事もあってか、風を感じるような浮遊感。
そして、ドラえもんそのもの。あの光沢、あの質感…ドラえもんが本当に居たらこんな感じなのかなぁと思わずにはいられなかった。
物語は素直に感動。
ドラえもんの数あるエピソードの中でも特に泣ける名作エピソードをベースにしているので、感動しない訳がない。
それ以外の幾つかのエピソードもサブとして挿入され、ドラえもん好きならニヤリとしてしまう。
どのエピソードも、いつもの映画の大冒険ではなく、藤子先生の言う所のSF(少し・不思議)な日常物語なのも、より一層身近に感じる。
一番の泣きポイントは映画のクライマックスを飾る「さようなら、ドラえもん」〜「帰ってきたドラえもん」だろうが、僕は、しずかちゃんのパパの余りにも有名な台詞にじんわり。
藤子先生の人となりと、優しく温かい心が伝わってくる。
やっぱり、藤子先生偉大なり。
ちゃんと現声優陣が声を担当している点にも好感。
苦言があるとすれば、青年のび太=妻夫木の声がイマイチ。CMではあんなにハマり役なのに…。
それから、泣かせよう、感動させよう、という“演出”が気になってしまった。そこら辺、もうちょっと自然にならなかったものか。監督が山崎貴だから致し方ないか…。
だけどこの夏休み、親子で観るには持って来いの好編。
人生お先真っ暗だと嘆くのび太。
ドラえもんの助けを借りて、頑張れば人生明るく前向きに変えられる事を教えてくれる。
しずかちゃんとの結婚以上に、ドラえもんという素晴らしい友が傍に居て、のび太の人生はこの上なく幸せだと思う。
ドラえもんとの出会いと別れ
映像は躍動感があり◉
見応えあります。
内容は小さいころから馴染みのあるドラえもんですが、また新鮮な形でみれます。
まるでディズニーピクサーの映画をみてるような感覚でした。
難点をあげるなら、後半はやや飽きてきてしまってあくびをしてしまったということと、テレビCMのイメージほどそんなに泣ける映画でもありません。
映画館内で泣いてる雰囲気のひとはほぼいませんでした。
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