観相師 かんそうし

劇場公開日:2014年6月28日

観相師 かんそうし

解説・あらすじ

15世紀中期の朝鮮王朝を揺るがせた実在のクーデター事件を題材に、宮廷の男たちの壮絶な人生を描いた歴史ドラマ。顔を見るだけで、その人物の性格や寿命などすべてを見抜いてしまう天才観相師ネギョン。殺人事件の真犯人まで暴くネギョンの評判は宮廷にも届き、やがて彼は要職に抜てきされる。ところが、王の弟である首陽大君に逆賊の相を読み取ったことから、国家の命運を左右する覇権争いへと巻きこまれていく。「スノーピアサー」「グエムル 漢江の怪物」のソン・ガンホが主人公ネギョンを演じたほか、「新しき世界」のイ・ジョンジェ、「建築学概論」のチョ・ジョンソク、「10人の泥棒たち」のキム・ヘスら人気俳優が集結。

2013年製作/139分/韓国
原題または英題:観相 The Face Reader
配給:ツイン
劇場公開日:2014年6月28日

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映画レビュー

3.5 【人の相を見て、現世の流れを見ずに起きた事。”今作は実話のクーデーターを基にした、朝鮮王朝史の政争を描いた作品である。】

2025年7月15日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

難しい

■人相を見るだけでその人の性格から、死に方や寿命まで見抜く天才観相師・キム・ネギョン(ソン・ガンホ)は彼自身が“虎の相”と見抜いた高官、キム・ジョンソ(ペク・ユンシク)の信頼を得て貧しい身分から宮中の要職に抜擢される。
 だが、王の弟・首陽大君(イ・ジョンジェ)に冷酷な逆賊の相を読み取ったことから、国家の命運と自らの人生と愛息子のジニョン(イ・ジョンソク)の命を左右する政争へと巻き込まれていく。

◆感想

・観相師という言葉は、この映画のフライヤーを見るまで知らなかったが、観相学は知っていた。
 マア、簡単に言えば、占い師みたいなモノである。
 だが、今作のキム・ネギョンはその人の顔を見て、性格は分かるがその後の人生や死に様迄分かるのだから、凄い。

・そんなキム・ネギョンを、序盤はソン・ガンホがコミカルさを兼ね備えた演技で魅せるのだが、後半は一気にきな臭くなっていくのである。
 少し残念なのは、政争の描き方かな。

・あとは、観相師と言えども、自分の息子の運命は見えないという所が、少し気にはなったかな。

・それにしても、王の弟・首陽大君を演じたイ・ジョンジェの、ハンサムだが悪人相は凄いなあ。けれども、テロップで”自分の行いを反省して・・。”と言う所も、少し残念。映像で見せて欲しかったかな。

<けれども、今作で最も顔相が良いのは、圧倒的にソン・ガンホなのである。成程なあ。朝鮮歴史映画はとても好きなので、面白く鑑賞した作品。
 今作が面白いと思った人は、ソン・ガンホ主演のハングル文字を発明した世相大王を描いた「王の願い ハングルの始まり」はお勧めだよ!
 いまだに、韓国映画を観るとエンドロールで延々と流れるハングル文字を見て”いい加減にハングル文字を読めるようにならないと!といつも思うNOBUでした。じゃーね。>

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NOBU

4.5 人相で全て見抜く話し

2025年1月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

面白かった。

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ノブ様

3.0 期待値が高かったのでもう一声

2023年7月25日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

ソン・ガンホ主演ということで期待を高めて鑑賞。
ストーリーは多少展開の予測がつきつつも面白かった。
欲を言えばもう一声踏み込んだものが欲しかった。
しかしそれも他作品群を比べたら十分及第点なので
求めすぎかと自分でも思う。

小市民的でありながら非情な運命に翻弄される人物像は
ソン・ガンホの最も得意とする役柄だ。
この作品も主演が彼でなければ
もっと輝きが少なかったろう。

時代的にそういうもんだったのかもしれないが
人相だけでそこまで決めていくのは
いささか軽率にも感じた。

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ひよこまめぞう

3.5 人の顔を見て性格・運命・寿命を見抜く観相師

2020年9月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

楽しい

興奮

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mitty