劇場公開日 2014年2月22日

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ダラス・バイヤーズクラブのレビュー・感想・評価

全129件中、101~120件目を表示

3.0いまいちピンとこない

2014年3月29日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

寝られる

レビューしたと思ってたらできてなかったので簡単ですが憶えてる限りで。

ちょっと期待しすぎてたのでそれを上回りはしなかったです。カタルシスのない作品が楽しめないわけではないんですが。いまいちピンと来なかった。お涙頂戴っぽくなってなかったのは好み。

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えら

3.5社会に…病気に立ち向かったのはただ生きたかっただけ。そんな姿に胸を打ちました。

2014年3月23日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

悲しい

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もしゃ

4.0凄すぎる(゜ロ゜;ノ)ノ

2014年3月20日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

マシューマコノヒーはすごいわ!前回観た映画がええ感じのマッチョのストリッパーだったのに、今回はガッリガリ(゜ロ゜;ノ)ノ
一瞬、誰か分からないくらい...
役に対する姿勢が半端ないな。ゲイの役の俳優さんもかなり良かった!

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まっさん

4.0誰のための医療か。

2014年3月16日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

マシュー・マコノヒーの入魂の演技がしみる傑作である。

電気技師にしてロデオなどもやるカウボーイ ロンは、HIVに感染しているとして余命30日を宣告される。
HIVには無軌道な暮らしと対になっているようなところがあって、まあ、それは多分に偏見ではあるのだが、本作のロンも真面目というのとは少し違う。
しかし、メキシコで、アメリカでは認可されていない薬で病状が回復するや、その薬で一儲けしようと画策する。

人の命よりも法律のほうが重い法治国家のありように警鐘を鳴らす。
ましてやそこに、製薬会社や医師の思惑がからむと誰のための医療かわからなくなる。

ジャン・マルク=バレ監督の演出は、ずっとロンにつき添うような格好になっていて、政府に対して物申す姿勢には襟を正したくなる。

薬の認可事業は何よりも迅速であってほしい。
だが、功名を焦るとなんとか細胞の論文のようになってしまう。
難しいものだ。

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mg599

4.0「死」ではなく「生きる」がテーマ

2014年3月16日
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鑑賞方法:映画館

笑える

知的

幸せ

エイズ患者を演じるため21キロにおよぶ減量を達成して役作りに挑んだマシュー・マコノヒーばかりが話題になっているが、脇を固める役者たちもなかなかのものだ。とくに、トランスジェンダーのレイヨンを演じたジャレッド・レトがいい。服のセンスがいいうえに着こなしも上手い。顔も化粧映えする。

実録物はただ泣ける話とか感動する話を映像化しただけのものが多いなか、まだ誰もがエイズに対する知識に欠け偏見を持っていた時代に、カウボーイ魂を拠り所とする男臭いロンが、最も毛嫌いしていたタイプのレイヨンと絆を深めていく過程は格別だ。

大手医薬品会社の医薬品が十分な治験が行われないまま簡単に認可になる反面、ほとんど副作用が認められないサプリメントがなかなか認可されない矛盾に真っ向から勝負を挑み、1ヶ月と宣言された余命をどんどん更新していく姿が頼もしい。

女医のイブや警察官のタッカーなど、ロンの生きる逞しさに共感し応援する仲間たちの存在も心強く、実に後味のいい作品だ。
それは「死」を扱いながら「生きる」をテーマにした結果だ。

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マスター@だんだん

3.0納得の一作品

2014年3月15日
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鑑賞方法:映画館

知的

酒、女、ギャンブル、そしてドラッグに狂乱したあるカウボーイがHIV感染者に。医師に余命30日と告げらるが‥彼はエイズと必死に戦った。
役作りの為、20キロ以上も減量に達成した主演『マシュー・マコノヒー』の演技は流石。
この映画でエイズの怖さが改めて分かった。
この作品は、アカデミー賞最優秀主演男優賞、助演男優賞を手にしている。

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ATOM

4.0身体の表現

2014年3月14日
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興奮

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小二郎

4.5細かな身体の変化や表情にも注目!

2014年3月13日
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悲しい

難しい

アカデミー賞を受賞した作品だからとあまり期待せずに観たが、小さな映画館でやるのが勿体ないくらいの作品だった。

マシュー・マコノヒー、本当に末期の患者に見えたかと思えば、ストーリーが進むと体つき、顔つきまでもが微妙に変化してきていて驚いた。
同性愛者を演じたジャレッド・レトも本人なの?と見比べたくなるほどの変貌。

演技はさることながら、ストーリーも治療や薬について深く考えさせられた。突きつけられた現実をただ受け入れるだけでなく、死ぬまで精一杯生きてやろうという姿勢も見習いたい。

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ユキスキ

3.0期待しすぎた?

2014年3月11日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

淡々と話が進み、気付いたら終わっていた。
余韻もあまり残らず。。。半分くらいの人はエンドロール早めで退出してたから、そういう人も案外いるのかな?

マコノヒーはマコノヒーと分かっていてもマコノヒーに見えなかった。見事な役作り。見事な役者魂。脱帽です

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ともみ

4.0得と嘘

2014年3月10日
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悲しい

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chapan49

4.0なるほど

2014年3月10日
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泣ける

知的

高い評価も納得の出来。
マシュー・マコナヘイの演技と役作りはスゴいが、当方がカウボーイ流のマチズモを持ち合わせていないので共感できず…
むしろ、レイヨンの「弱さ」により強く惹かれた。二人いることで誰もに生の意味を考えさせる作品になっている。

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ぱんちょ

4.0プラスとマイナス

2014年3月10日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

マコノヒーとレト。
結果的にはアカデミー賞の男優賞と助演男優賞を獲った二人だけど、とても対照的に思った。
余命30日と言い渡されたロン(マコノヒー)がどうやって生きていくのか。これが一つのテーマだった。
はじめはなんで同性愛者でもない俺が!といっていた素行不良なカウボーイが、そういう世界に入らざるをえないことになっても、やっぱり、不良なところを全開にして、体制と戦う。これはある意味で必然的な生き方だったのではないだろうか?
それに対し、レイヨン(ジャレット・レト)はトランス・セクシュアル。身も体も女性に変わりたいという役だ。なぜ、こんな風に生まれてしまったのか。どこかさみしくて、鬱々としがちだけど、最後には自分の生命保険を解約してロンに渡す。
その時、互いに毛嫌いしていたはずの2つの人種が、抱擁しあう。
そこにこの映画の素晴らしさがあると思った。
特にアカデミー賞の授賞式でいったレトの言葉。
「この受賞はエイズで亡くなったたくさんの人たちのものだ」

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xtc4241

3.0役者冥利

2014年3月8日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

怖い

役者がこぞって出演したくなるような要素がてんこ盛り。実在の人物、エイズ、生きるため攻防、やがて来る感動。オスカーが大好きな作品。

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saki

4.5マシュー・マコノヒーの最高傑作

2014年3月6日
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鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

楽しい

マシュー・マコノヒーの最高傑作であると同時にジャレット・レトの代表作となるだろう。
両者は本作品で見事に主演男優賞と助演男優賞を受賞した。

HIVという重いテーマを扱いながら、しかも実話という設定の映画であるが、心が温まり思わずくすりと笑える作品に仕上がっている。それはマコノヒーのワイルドなキャラクターや、レトの魅力的な女装のおかげかもしれない。
主人公であるロンは女、酒、ドラッグにおぼれたクソ野郎だが、宣告された余命を誰よりも力強く生き抜こうする姿には涙がこみ上げる。化粧をばっちり決めた美貌の持ち主レイヨンは自分がゲイであることを包み隠さない。レイヨンが部屋中に張った男性のポスターに戸惑うロンには笑ってしまう。
社会から忌み嫌われた彼らだが、誰よりも自由に、そして力強く生き抜いている。

演出の面では、彼らの感情が爆発するときにはあえて音を使わないようにしている。声を押し殺して泣く姿は痛々しく、胸が締め付けられる。音響の効果に頼らない、生の演技を感じることができる。

あと、これはもう諦めきっているのだが、もうそろそろ「なんちゃって日本」は卒業して欲しい。外国人は中国も日本も大差ないと思っているのだろうが、我々からすると、せっかく世界観に浸っているのに「なんちゃって日本」が出てきたとたんに冷めてしまう。日本のホテルには無駄に障子のパーテーションなどない。よい作品なのに、手を抜かれてしまうと現実にもどってしまう。アメリカ人全般における日本の捉え方に問題があると思うのだが。

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の冒頭にもマシュー・マコノヒーが登場しているので、比較してみると面白いだろう。10分くらいの登場だが、インパクトはすごい。

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pullus

4.5マシュー・マコノヒーの、目で表現する生命感が良かったです。

2014年3月3日
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笑える

興奮

非常に良かった。

何と言っても主演のマシュー・マコノヒーが良かった。
「マジック・マイク」でのマッチョな印象、
「ウルフ・オブ・ウォールストリート」での知的で(ズル)賢い印象。
(彼がアカペラで歌う「The Money Chant」が特に良かった)
本作では全てを引っ繰り返していました。
吃驚させられました。

まず体格が素晴らしい。
有名な話ですが本作に向けてマコノヒーは21キロ減量を敢行。
序盤、画面に出てくる彼の姿は不健康そのもの。
というか死に憑りつかれたという表現が適している程に生命感がありません。

特に、目が素晴らしかった。
体や全体が醸し出す雰囲気のみならず、目で表現する生命感が良かった。
明確には理解出来ていませんが、目の濁り具合や瞬きの回数を意図的に変えているように感じました。

序盤と中盤で明確に生命感が違うと感じられるマコノヒーの存在、演技。
彼自身が話に説得感を大いに与えています。

またクラブ運営の相方となるレイヨンを演じるジャレッド・レトも良かった。
当時エイズ患者の多くを占めた同性愛者であり、性同一性障害でもある、という難しい役を巧く演じていました。

話の流れも良かったです。
悲哀感が強くなりがちなテーマを主役であるロンやレイヨンのキャラで巧くカバーしていました。
ロン自身が話を通して成長する点、成長後の彼の人間的な魅力/優しさが表現されていた点も良かったです。

あと「ウルフ・オブ・ウォールストリート」でもあったマコノヒーの自慰ネタ。
本作でも登場します。下らな過ぎて最高でした!!

第86回アカデミー賞で主演男優賞・助演男優賞を受賞した本作。
社会に「くたばれ!」と言われた彼が生き続けようとした姿、是非劇場で観ていただければと。

オススメです。

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Opportunity Cost

3.5前評判通りの演技

2014年3月2日
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悲しい

マシューとジャレットの演技が素晴らしく特にジャレットは恋する女の子の様な演技が素晴らしい。映画自体はそこまですごい発見があるわけではないが二人の演技のおかげでかなり輝いてる。

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関

4.0生も死も自分の手に取り戻す

2014年3月2日
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悲しい

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mimotomimoto

4.0周囲に恵まれた男。

2014年3月1日
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怖い

興奮

難しい

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ハチコ

4.5エイズが蔓延してまだ数十年しかたってないんですよね。

2014年3月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

難しい

エイズが不治の病として蔓延してからまだ数十年しかたっていません。しかし、その間の劇的な世のエイズに対する認識の変化はこういう事例が積み重なって成り立っているんだよな~、ということを痛感。この病気が発見されたときはこの作品に描かれるように誰もが数年で死ぬ病気であったし、性交渉や輸血感染だけでなく手をつないだだけでも感染すると思われていた時代。それにもかかわらず、今では発症しなければ薬で普通に暮らしていける時代。これまでにどれだけの人がいろんな面で敬遠され、延命薬ができるまで尽力してもらえてたかを考えさせられる作品でした。
それにしても、あちこちで書かれているようにマシューマコノヒーの入り込み方はすさまじい…。あの筋肉美がこのガリガリ状態。いくら役つくりとはいえ大丈夫なんでしょうか?ここまですさまじいとぐいぐい作品に引き込まれます。

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peanuts

3.5利権に殺されますね。

2014年2月28日
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泣ける

悲しい

興奮

テキサス州という土地でのあるカーボーイに起こった出来事というのがまずじわじわ効いていますね。カリフォルニアとかニューヨークじゃないところが。
医者も誰のために存在してるのか、ホントに心配になってくる。最近、医大志望の学生ふえてますけどモチベーションはなんなのかって話ですよ。市場の独占と株価のつり上げのために本当に救わなければいけない人々は蚊帳の外なんですね。製薬会社、医者、役人も非道いとは思うんだけど、それぞれの立場でいうと「生活していくいかなくちゃならない」っていう人質をとられてるようなもんなんですよね、こいつら儲け過ぎだけど。

ロンのセリフで『死なないようにするので精一杯で生きてる気がしない』というのがあったけど、スクリーンみながら(ああ、それは俺も同じだな)ってハッとしてしまいました。

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唸蔵