ダラス・バイヤーズクラブのレビュー・感想・評価
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じっくり鑑賞映画。
ジャンキーが、学ぶ。
その過程に自分自身が何かを学んだ気がした。
華やかさはないけど、物語として骨格がしっかりしていて且つ、俳優人が素晴らしかった。
主人公マシュー・マコノヒーがその後 宇宙に飛ぶとは。
体型から何から別人でした。
答えはわからないけど、何かに憤ってる人にはおすすめです。
A (邦画俳優が見習うべき演技力)
A
・主人公エイズ感染→闘病しつつ他の感染者を非化学療法で「不法」治療!
・飽くまでビジネスw
・病気と偏見と戦う姿が感動(;_;)
・オカマ役→神☆
・主役→神☆
→ツイッター:@Joey_movies
誰にもぜんぜん共感できないが
誰にもぜんぜん共感できないが、観終わったあとになぜか満足感がのこる不思議な映画。実話に基づいているためか、ところどころでリアルさが感じられる。話の展開などの演出が、やりすぎでないのがいいのかもしれない。
マシュー•マコノヒーの演技につきる
昨年アカデミー賞最優秀主演男優賞をとったのも納得。ロンは口汚くて自分の都合しか考えない、見ているのがいやになる。エイズで余命30日と宣告される。死にたくない、どんな薬でも使いたい。初めは自分のための薬を、ダラスバイヤーズクラブで多くの人に売りさばく。金儲けのため。たくさん会員を集めて売りさばく。当局に差し押さえられても、次の手を考える。裁判に負けたロンをダラスバイヤーズクラブは拍手をもって迎え入れる。そこで彼が、闘っていたことが報われる。期待していなかったのに、結果的にそうなっていたことが、純粋ですごくよいと思った。
レイティング下げてもいいんじゃない?
2014年2月の公開時には時間が合わず泣く泣く見に行けなかった本作。そろそろレンタルするかなーと思っていたら、行きつけの映画館が2014年ベスト10として、上映するとのこと。しかも会員500円!鼻息荒く行ってまいりました。
マコノヒーはマッドでもアウトローなレッドネックの男を演じておりました。それを先に見ているので、ダラスバイヤーズクラブのロンと、中の人が同じとは思えない容貌になっていて、知っていてもびっくりしました。俳優は大変だ。
AIDSの話であり、偏見の話であり、戦いの話です。わりと社会派です。
R-15だと中学生が見られません。そんなに性的な過激さは強くなかったと思うので、下げて広く見てほしいなと思いました。
思っただけですけど。
最初、薬を買いに来たゲイカップルに、ロンはまだホモフォビア満載の態度ですが、長い付き合いのうちに彼らとハグできる程度には変わりました。
出会ったときは噛み付かんばかりに侮辱したジャレットレトの為に、スーパーで旧友に怒鳴りました。
ちょっとだけ、視野が広くなって違うことを受け入れられる人になったロンが見られました。
その辺りがじんわり感動でした。
重くも描けるネタを、悪ぶったまま描ききっており、その辺も好感を持ちました。
余命宣告後に仲間に追われて、車で逃げる途中に絶望して自殺しようとするシーンがあります。あの情けなさに人間らしらを見たように思いました。
まったく共感できない
ドラッグ中毒でセックスジャンキーがヤリまくってAIDS発症。これ自業自得。
病気を受け入れるかと思いきや治療薬をネタにボロ儲けを目論む。
牧師やら医者の振りして簡単に税関をパスして医薬品を密輸できるところも事実?
アメリカ税関はそんなに甘いのか??
医薬品認可の裁判も正義感というより
商売の邪魔されたから?
うーん共感できない。
これがアカデミー賞とはアメリカ怖い
助演男優さんはすごい。
勉強になる!
昔は、エイズは同性愛者の病気だと思われてたんだ…
へぇ〜、知らなかった。
《とある日本の会社》が登場すると聞いたので確認のために鑑賞。そしたら、本当に出てました。会社と製品が。でも、他は無茶苦茶。ヤマダさんがどう見ても中国人だし(笑)
映画自体はかなり面白かった。深い内容で色々と考えさせられる1作。是非観て下さい
インターフェロンを打って、気を失って病院に運ばれて…挙句の果てにはインターフェロンはFDA非承認だから没収。コレ、バッドイメージじゃない?(笑)
オスカーの結果通り
オスカーの結果通りと言うべきか,マシュー・マコノヒーの鬼気迫る減量と男優陣含めた演技が支えてる.レーガン政権の失政の被害がこんなところにとは.インターフェロン認可のゴタゴタはかすかに覚えてる.
銃、麻薬以外のハリウッド映画を観てみたい。
確かに万人受けする映画であるがアメリカ文化の負の文化のオンパレードであって極論で言えば自業自得映画な気がします。マシューが20キロの減量でのぞんだ映画らしいが作品と減量とは関係ないと思う。確かにレイジングブルーのデニーロが減量にのぞんでから色んな役者がこれでもかってぐらい真似しているが極論元から痩せた役者を使えば良い事であって。減量してまで演じたって事がやたら先行して内容より評価だけが上がるのに違和感をおぼえる。冷静に観るとマシューの演技も極々普通でした。最近のハリウッドってやたら麻薬患者を美化する映画多くない?この映画を日本規格でやったら全く逆の評価になると思う。このギャップの差はアメリカの負の文化が美化してる事に慣れてしまった事の怖さかもしれない。
エリン・ブロコビッチ
『エリン・ブロコビッチ』が好きな人には必ず楽しめる作品。コメディではない。作品中に米国の社会問題が底にねっとりと流れていており、主人公ロンのキャラクターとのギャップが作品の色になっている。
クスリと毒づく
毒付く男とクスリ、といえば、やすし師匠か、トニー・モンタナぐらいしかいなかったわけで、本作のマコノヒーも、繊細にして、粗野に生きる。関係ないけど、その風貌は、「悪魔のいけにえ」のヒッチハイカー。
レトもマコノヒー並に、変化する俳優として有名だったわけで、この辺の役どころは彼にとっては、もろ守備範囲。レノンからボランへの心変わりにはニヤリ。しかし80年代でテキサスでボラン、というのはどうなんだろ。
本作は、一人の男のやりたいことをやる、一貫してその視点。
一人の男にのみ徹底して視点を置くことがこの作品の強みでもあるが、同時に作品の吸引力を損なっている弱みでもある。
物語は、事実だろうが、あまり社会風刺等、突っ込んだ内容ではなく、いささか一方的な論理でしか語っていない。第一、そもそもうまくいくはずのないクラブ運営ではある。
人は過ちから学ぶ。しかし、取り返しようのない過ちはある。カジュアル・セックスから得る喜びは、得難いものだが、それを責めることでは何も解決しない。
彼のこれまでのだらしない生き方には共感できない、という考えもここでは意味を持たない。
この映画の見どころは、今を生きる男の、自分を信じる心とその力強さにある。
T-REXの「LIFE IS STRANGE」
ラストのロデオで見せる姿は、今を生きる男の、自分を信じる心とその力強さを体現した男の勇姿。その姿は見た目以上に太くたくましい。
追記
映画でしか見たことのない俺だが、テキサス、カウボーイというと、上記のヒッチハイカー、黒人嫌い、ホモ嫌い、という、偏見のカタマリのイメージがある。
この映画は、そんなオレのような人間に対する、テキサス魂の反論そして、その自戒の念が込められているように思う。
「生き方は自分で選ぶ」大切さ。
「飲む薬は自分で決める」という異色?のテーマ。自分の生き方は自分で決めること、自分という人間を知ることを学んでいくHIV末期患者が主役。医者の指示で飲んだ薬が副作用を起こす事を知り、自ら仕入れた薬を密輸し売り始める。 同じくHIV末期患者をパートナーに会社を設立。会費月400ドル払えば飲む薬は自分で選べるシステムの「ダラス・バイヤーズ・クラブ」という会費制クラブとする。会員は増えていくが、違法の医薬を使うためにFDAが邪魔をしてきて……という展開。
ガリ痩せの末期患者、凄くM・マコノヒーに似てるなと思ったら本人!この役を演じるために超絶ダイエットしたくさい。すげー役者魂。明るいシーンはあまりないけど退屈さを感じさせない。主人公ロンが自分の死と向き合って初めて他人とも向きあい、人生をどう生きるかという問題に向き合っていく姿が魅力的!
官僚的な世の中に、本質を突き付けた
薬を承認する機関に「治験中の薬の取り止め」「未承認薬の早期承認」を迫る。自分毎ではない機関の形式的な対応と、自分が被験者の主人公だからできる魂の訴えとの対比。機関に携わる人はぜひ見てもらいたい。
しかし、処方された薬は鵜呑みして飲んではいけないなとあらためて強く思った。
他の方も書いておられるが、マシュー・マコノヒーの迫真の演技が素晴らしい。まさにどこから観ても「死期が迫っている人」である。演技でここまでできるものなのか?すごいの一言だ。
ロンが女医に言った「人生は楽しむためにある」という言葉が、(何気ない言葉なのに)心に刺さった。
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