ホットロードのレビュー・感想・評価
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ホットロード感想
『ホットロード』 賛否両論有りますが 原作とリアルに同世代の時期に過ごした者としての意見。 一言で言うと、ここ迄実写化できたのは 凄いと感じました。 大抵、プラスマイナスで相殺されるか ガッカリかで片付けられるのが 実写化の現実。 原作とそしてその時代をリアルに 体験した人に 戻れない懐かしさと自分の成長を振り返れる 映画なのではないでしょうか。
一途な愛
原作は見ていないのですが、尾崎豊の主題歌に惹かれて見てきました。不良の映画の感はなくて純愛の映画です。能年さんのまっすぐな眼はあまちゃんと感じと違い一生懸命さが伝わります。ロケーションの美しさと詩的なモノローグ、完成度の高い映画だと思います。思わず主人公の気持ちになり涙ぐみました。若い人が多数の映画館で中年の私は場違いかとも思えましたが、すすり泣く声を聞けば、感性は一緒なのかと思いました。マイ・リトルガールがぴったりの映画でした。
若者のすべて
いや好きですね、この映画。 めっちゃ青春してるじゃないですか。何より雰囲気が良いんですよ。全体的に薄青を基調としてるというか。濃い青より、淡い青というか。映画全体を包む色合い、作風が気に入りました。 打ち明けますと、自分、この原作には正直疎いんですよね。存在は知ってましたけど、自分より世代が上の漫画なんですよ。でも、まあこの感じはよく分かります。分かるというか、ああ、漫画が原作なんだなあ、て。 何て言うんでしょう。こう、あの80年代、90年代初頭辺りで見られた少女漫画的な展開というか。素行の宜しくない子が親友だったり、ヤンキーや暴走族の描写だったり、恋愛に発展するプロセスだったりがモロにテンプレというかね。 で、それを恥ずかしげもなく堂々と真っ正面から描いてるでしょ。嘘が無くて、凄く正直で良いと思ったんです。下手にアレンジなんてする必要ないんですよね(実際はどういう風に手が加わってるのか知りませんけど)。それに、無理矢理で現代に置き換えたって辻褄が合わないでしょうしね。スマホなんて出されたら成立しないし。 でもそうした諸々を良い方向に持って行った、全体的な雰囲気を損なわぬまま見事に物語を運んでくれたのは主演の能年玲奈ちゃんですよね。彼女が主演だったからこそ成功したと言っても大袈裟じゃないというか。これがシャキシャキとした鋭い眼差しのクールな女優さんだったら上手くいかなかったんじゃないかなと。能年ちゃんのぽわんぽわんした演技が、この独特の空気感を生みだしたんじゃないかなと。 相手役の登坂広臣くんも演技経験なかったらしいですけど、頑張ってたと思います。能年ちゃんと相性が良かったんでしょうね。 みずみずしい空気感でした。
青少年の健全育成映画。
じわっと胸を打つ余韻にクサいチョイスの主題歌が水を差す・・・。 だがしかし、良い映画だった。 内面の無垢を通して感情の機微を表情に映し出す能年玲奈が、 瑞々しいドラマを儚さと強さを纏った存在感で引っ張る。 命を削って突っ走る和希と春山のラブストーリーは青春の痛みと煌めきに溢れ、 やがて辿り着く感謝の涙が共感を呼ぶ。 命を支えあう二人に幸せになってほしいと素直に思えた。 自分はもちろん、人も大切にする。 その素晴らしさ優しさが丁寧に描かれていて好印象。
めっちゃ最高‼︎ぜひ見て
原作が、リアルタイムで、春山みたいな人と結婚する・・・と、春山に恋をして28年 原作の空気感いっぱい 台詞もほぼ原作通りで、ホットロードの世界観を存分に感じられました。 登坂さんが春山そのものに見え、 すっかりファンになってしまいました。 あえて言うのであれば・・・ 当時の暴走族を知るものとしては もっと暴走族の演出をリアルなものしてほしかったです。 もう2回見ましたが、まだまだ映画館に足を運ぶつもりです。
懐かし~。
タイムリーで中学時代を共にした本作。 映画になって、能年と登坂がどうかと思ったけど、透明感があって良かった。逆に言うと、透明感がありすぎて、当時の暴走族を知る人にとっては、パンチが足りなかったんじゃないかな。もっともっと尖ったシーンがあっても良かったような。鈴木亮平がもっと見たかったなー。彼女役は全然イメージ違うなー。 泣けなかったけど、空気感は良かった。
感動しました。
今まで観てきた映画の中で一番かもしれません。 すごく泣きました。 映画の中の世界に吸い込まれていくようなこの世界から出たくないと思うような感じでした。 すごく綺麗でした。 こんな話が本当にあればいいのにと思いました。 すごく心が洗われました。 登坂広臣くんと能年玲奈ちゃんがこの映画をきっかけに好きになりました。 感動をありがとうございました。
若さゆえの過ちと命の儚さ。テイストは昭和・キャストは平成の物語。
【賛否両論チェック】 賛:思春期の揺れ動く感情や、抑えきれない衝動を、見事に体現。命の尊さを伝える展開にも好感が持てる。 否:台詞がかなりクサく、登場人物達もクセがありすぎるので、苦手な人は苦手かも。終わり方はやや消化不良で、若干のダラダラ感が否めない。 さすが昭和の少女コミックが原作というだけあって、クサいセリフが満載でニヤニヤしてしまいます(笑)。ただストーリーそのものはしっかりしていて、思春期に誰もが経験するようなもどかしい気持ちや、満たされない想い、やり場のない感情などが、見事に表現されています。それに付随する形で、若さゆえに軽視してしまいがちな「命」というものの儚さや尊さというテーマが、自然な形で描かれていきます。 終わり方はやや消化不良な感は否めませんが、それも「命を大事にした結果」と見ることも出来ると思います。キャストの方々も、今をときめく方達ばかりですので、是非ご覧になってみて下さい。
傷ついた心を支えるもの
原作は、読んでいない。 原作に勝る映画は滅多にないから。あえて読まなかった。 思春期に自然と起こる、社会への帰属意識。この時期には、頼れる人が必要だ。それが例え暴走族であっても、心を支えてくれない親よりも大切だ。 そのことを強く考えさせられた。
いまいち。
陽だまりの彼女がすごくよかったし、能年玲奈ちゃんが気になったから見たけど 正直お金払って見るのはもったいないかな。 涙を誘おうとするシーンはあったけど、実際泣いたりはしなかったし、暴走族のことなんてわからんし 終わってから物足りなさが残ったかな。
共感はしない
原作未読 途中から起きているのが辛かった・・・ 基本、やくざと暴走族の映画は観ないのだが、能年玲奈主演と言うことで。 食中毒(食あたり?)と事故(特に事故)は自業自得と言うやつで、共感するところではない。 終始入る能年玲奈のナレーションは微妙・・・ 説明的セリフとナレーションなしで作れないものか。 伝説的バイクのナレを能年玲奈では説得力なしなのと、映像で語らせるべき。 母子家庭の能年玲奈の家が立派過ぎて、何故ぐれているのか良く分からない。 恵まれていることに気づかない、贅沢なお嬢ちゃん? 男のお金で成り立っているとの思いからなのだろうが・・・ 結局、みんな更生してめでたしめでたし風ではあるが、劣悪な環境で育ってもぐれない人はいるわけで、特に感動するところではない(それ故、やくざと暴走族系の映画は積極的に見ることはない)。 画がきれいなのは良かった。 むしろ風景がきれいで不良どもの描き方もおとなしめで・・・実在感を感じにくい印象もある。 (能年玲奈の)満を持してのお披露目としては悪くないかもしれないが(実際、結構な混みよう)、映画作品としてはちょっと・・・ ラストの尾崎豊はテーマに合っていたように思う。 (尾崎豊の歌も、甘えな部分も感じて全面的な賛同はしないが)
若いっていいなー❤️
原作ど真ん中世代。 アラフォー私が観た感想は、全てが可愛い❤️ 春山みたいな危険な香りがする男に、やっぱり惹かれるのですね(笑) the 純愛❤️❤️❤️ですね。 賛否両論ありますが、キャスティングは良しでしょ。 三代目、登坂広臣さんは初演技を見事にこなしたと思います。春山の不器用さが伝わってきたし(そのへんの俳優さんより良いのでは?) そして、能年ちゃん!私も含め、みなさんあまちゃんイメージしか無かったと思うので、早いうち脱却できて良かったと思いますが、不良言葉にはいささか不自然さがあって、それもまた良かったですよ。
映画館でみるべき!
若い頃に原作にハマって何度も何度も読みました。今は登坂君にハマっているので、張り切って初日に観て来ました。 今までに見た事がないくらい、映像が綺麗な作品で、特に能年さんの澄んだ目、登坂君の鋭い中にも透き通った目、この二つが印象的でした。これは大画面だからこそ感じられる美しさだと思います。 観終わった後にも、ぜひもう一度劇場で見たい!と思える作品でした。 私の様な中学生の親世代にも、中学生にも、その中間世代の人にもぜひ観てもらいたいです。命の大切さを考える良いきっかけになります★
原作を読んだ方が...
私は原作を読んでから見に行ったのでストーリーや意味は分かりましたが映画化するにあたって原作から結構シーンが省かれていたので、映画だけ見た人は"ん?"と思う方が多いかもしれません。 実際に一緒に行った友達は原作を読んでいなくて、よく分からない所があったと言っていました。 とにかく話の進み、時間の流れが早くて、急にシーンが変わったり...なので星1つ減らしました。 でも、主演の能年さん、登坂さんの演技は良かった!登坂さんも演技初挑戦とは思えないくらい自然だったし、能年さんも普段あんなに天然なのにそれを映画では見ている側に感じさせない...やっぱり演技上手いんだなと思いました。
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