「シークエンスのすばらしさ」インサイド・ヘッド あきーらさんの映画レビュー(感想・評価)
シークエンスのすばらしさ
まずは非常にディズニー映画ならではのすばらしさがありました。
喜怒哀楽のわかりすさと愛らしいキャラクターたち、細かい動きのすばらしいシークエンスが印象的です。
映画音楽としてはそこまで力の入ったものではなく、最低限といった程度のもので、やはり見所はカラフルな色彩とピクサー協力ならではの、細かい表情や、動きの描写といったところでした。
本筋のライリーとその周りの人たちのストーリーやプロットは平凡なもの。それに付随した脳の中の話が今回のメイン。
ニューロンや海馬、前頭葉など働きは様々にあれど、擬人化されてるのは日本人としてはかなり親しみやすく古くからある発想でテッパンといってもよいかも。しかしまあ感情の働きだけでなく様々な機能を作品として取り扱われてるのは、興味深く、脳科学者とか見たらたまらんのだろうなと笑
全体を通して子供向けの内容でわかりやすかったのは良かったですが、カタルシスにあたる部分が本当に最後の最後にきてしまったので余韻は残らずさっぱりとした印象でした。
子供とあれこれ話すのにとてもいい映画かなという感想です。
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